2020-12-30 名もなき護人さん 静岡県 日々、任務や訓練に汗を流す時、どうしたらこの国や国民を守れるのかと考え、「こうしたらもっと迅速に対応できるのに」「こういう装備や業務や人事システムがあれば、より容易に対処できるのに、なぜ変わらないんだ」と考え、百田氏の著書を始め様々な学術図書や研究を読んだが、いつも憲法第9条に阻まれている現実に突き当たる。
安倍前首相が退任された時の落胆が蘇った。
おそらく、日本で最も平和を願っているのは、自衛官である。最も安全保障に近い立場で現実を目の当たりしており、有事の際は非常にアンバランスな法基盤の下で戦わなければならず、愛する家族と別れ、苦楽を共にしてきた仲間と戦場にいかなけれなければならない。
死にたくないと怯えているのではない。
ただ、いざという時、後顧の憂なく、大切な人を護るために万全な状態で戦いたいのだ。
祖国を護るため、憲法の改正はあくまで初めの一歩であり、『スパイ防止法』『サイバーセキュリティ関連法』『有事法制』や自衛隊の有事の際の人事システム、安全保障分野の学術的研究の促進、軍(隊)法会議設置等、議論・設置すべき事項は、多々あり、時間を要する。
コロナ感染症の対応は、間違いなく重要な課題である。
しかし、安全保障も待ったなしの状況なのだ。
本書を拝読し、ウクライナ化する祖国の姿に危機感を覚える。
読了後、祖国への想いがより強くなり職務に微力を尽くしたいと考えるが、日本国民が本当の意味の危機感の下で動く日が、後世、「遅すぎた」と評価を下されない結果となることを、願って止まない。
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