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文芸書(文庫を除く)
ゴールデンタイムの消費期限
著者名:斜線堂 有紀

2021-02-15 スミソニアンさん 千葉県
「できること」と「好きなこと」のギャップに悩むことは活きている中で多くあります。それが一瞬でも一致して、成果物として世に出すことができる人が本書で言う天才なのだと感じました。ただ、成果を出すということを継続して実施できなくなった天才たちが本書の主人公です。主人公たちと似た境遇のひてゃ現実世界でも多くいると思います。おこがましいかもしれませんが私も「できること」と「好きなこと」の狭間で悩むという意味ではその一員なのではと思います。
生きていく中で「できないこと」と「好きなこと」に落とし所を見つけて、自分の中で「諦めるのか」、「趣味として割り切るのか」、「あがき続けるのか」を決めなければならないタイミングがあることを本書は教えてくれました。
どの道を選ぶかは人それぞれですが、誰しもがそれを選び、選んだ道で奮闘していくしかないことを改めて感じました。また、選んだ道が1つではないということも教えてくれるところが本書のやさしさでもあると感じました。

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