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謎の九州王権
著者名:若井 敏明

2021-04-08 てらちゃんさん 奈良県
まるで上質なミステリー小説を読んでいる様な感じで一挙に読んでしまいました。圧巻は最後に掲載された「魏志倭人伝」です。
著者の主張に従ってこれを読み進めると、邪馬台国九州説が確信を以って胸に迫ります。著者は、とても丁寧に第一次資料をベースに論を展開して行きます。このことは、歴史学者のいろはでしょうが、素人の私には、そのことが、とても心地良く歴史に暗い私でも、最後迄飽きさせることなく
読了することが出来ました。僭越ながら、これを可能にさせたのは、著者の歴史に真摯にそして、何よりも誠実に向き合おうとする歴史学者としての矜持とプライドの成せる技です。
叶うなら、もう一度学生に戻り、著者の教えている大学で著者の講義を直接受けて邪馬台国に思いを馳せたいものです。

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