2021-04-29 馬場光徳さん 広島県 主人公の境遇に自分を重ねると胸が少し熱くなる。中学生卒業に合わせるように父が亡くなり高校進学を断念。校長が絶対通らないと突き放された大手企業の養成工に合格し15歳から給料をもらいながらの勉強が始まった。同級生の楽し気な高校生活を聞きながら裏やしい気持ちもあったが2年遅れで定時制高校の門をたたいた。失恋も経験した。あなたには夢がないとの言葉をもらった。自分の気持ちをそのままに交際したつもりだったが三高は望めなかったんだろうといま思う。中学生時代の国語の先生に相談した時、とにかく本を読みなさい。きっとあなたを理解してくれる人が現れるからと助言いただいた。そして今の伴侶に出会って半世紀が経つ。孤独の中に泣くことも夢を持つことの大切さも人を好きになることをこの本は思い出させてくれた。ありがとう。
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