ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
ほかならぬ人へ
著者名:白石一文
2010-01-02 ラハイナさん 東京都
わたしが居て、相手がある。そこには関係が生まれてしまうから、その関係の多くは適切なものであることなどあり得ないから、人はそれに惑わされる。その最たるものが、男と女。厭世的と言われようがとことん、生きて人と交わることの意味を見つめ、見極めることの先にしか、希望と呼べるようなものは立ち上がってはこない。どんな慰めも中途半端でしかない。答えがあるなら、自分で見つけるしかない。