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新書
育てられない母親たち
著者名:石井 光太

2022-03-19 みなさん 北海道
こんなにも不幸な子供たちが実際にいるのかというのが率直な感想。近年よく耳にする虐待のニュース。その度に心を痛めて、「親も同じ目に合わせてやりたい」と思うことも少なくない。私は保育所に勤めており、今まで様々な家庭を近くで見てきた。本書に出てくるケースに近い家庭もあったが、保育所を修了したらその後を知る機会はなかなかないので、「あの家庭のその後」なのかもしれないななどと勝手に思って読んだ。虐待が起こる様々な背景や環境、要因。虐待による不幸な子どもが、これからも減ることはないような気がするが、このような子どもがいることを理解すると共に、このような子どもたちを支援している施設や児相の職員の苦労も改めて知った。文中にあった「捨てられることは悪いことではない。自分にとっては良かった」との言葉がなんだか忘れられない。

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