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 | 新書 世界から戦争がなくならない本当の理由 著者名:池上 彰 | 
 | 2022-05-07 中村恭子さん 東京都 長く、広範な国と地域の歴史を分かりやすく読むことができ、この本をきっかけとして次は深く学びたい、学ばねばならないと、ロシアによるウクライナ侵攻の今、強く思います。どちらかを一方的に悪と見なしても戦争はなくならないのだと。他方、毎日新聞2022年5月6日朝刊国際ページに、米国ミシガン州の若者たちが米議会の区割りという政治システムに疑問を抱き様々な運動の末、政治を変えたとありました。「ゲリマンダー」という問題を小・高校で学んでいたことが頭に浮かび行動に繋がったと。このことは社会問題に向き合う「教育」の重要さを物語っているように思います。次にテーマとして取り上げて頂きたいのは「世界から戦争をなくしていくための教育」について。世界ではどのように戦争の歴史を教えているのかを知ることで、戦争のなくならない世界に変化をもたらしていかれるのではないかと考えるからです。満州から命からがら逃げかえってきた大正10年生の父から何も聞かずに見送ってしまいました。その私が、子や孫・次世代にどのように戦争の歴史を伝えて行ったらよいか?考えるきっかけにしたく思います。
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