2022-07-19 さくらもちさん 香川県 30代前半です。宇・露戦争=「自由主義VS全体主義」をきっかけに、「全体主義」という言葉の意味や歴史が気になるようになりました。以前から自民党政権特に安部政権には赤木さんの事件を始め、怒りや絶望を感じていました。元首相の事件直後、さらに日本国内でも分断が進む危機感を覚え、書店で見かけた本書を貪るように読みました。これまで哲学や政治学に馴染みのない自分にとっては難解と感じる箇所もありましたが、現代社会の闇と病理を痛快ともいえる筆致で暴く著者に拍手を送りたいです。「自分に多くを求め、進んで困難と義務を負わんとする」信念をもち、今後も社会を見続けていきたいです。
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