書評 投稿ページ
投稿閲覧
ジャンル・タイトル・著者名
新書
どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み
著者名:中野剛志

2023-05-04 SP助さん 千葉県
非常に簡潔で、核心をついていて読みやすかったです。財政破綻論を信じている人は、「イソップ寓話」を例にしてしか説明できなくなっている事、非常に面白かったです。
 これまで、知り合いに言っても理解されないことが多かったのですが、この著書を読めばわかると思います。
 以前、中国が自国の輸出産業に莫大な補助金を出して、ダンピングして、外貨を稼いでいると聞いたことがありますが、その補助金の原資は、どこから来るのだろうかと思っていました。国家の貨幣創造で行っていたのだと理解しました。


戻る