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新書
発達障害に気づかない大人たち
著者名:星野仁彦

2010-02-25 やすさんさん 埼玉県
私は県立学校(高等学校、特別支援学校)に30年あまり、社会科(地理!)の教員として勤務してきましたが、新任以来、ずっと仕事にまつわる「うつ」に悩まされてきました。生徒や同僚とうまく(!)やっていけないのです。とうとうこの1年間は、「双極性障害」で休職してしまいました。現在の精神科主治医に「発達障害」が背景にあることを示唆され(確定診断ではない)、自分でも「大人の発達障害」に関する書物を読み漁りましたが、星野先生のこの本にはまさに「目から鱗」の内容が多々ありました。これはおそらく「発達障害」者の視点から書かれているからでしょう。特に、「大人の発達障害には薬物療法が極めて有効」と言い切った本は初めてでしょう。リタリンが「軽症うつ病」の適用から外されて以来、「飲み残し」で何とかしのいでいる私としては、早く堂々と処方が受けられるようになってほしいと切に願っています。

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