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 | 一般書籍(小説を除く) 謹訳 源氏物語 一 著者名:林 望 | 
 | 2010-06-22 田中あきさん 埼玉県 とてもわかりやすい口語で書かれているので、文語体の知識がない、あるいは昔習ったけれど、忘れてしまったような一般人にとって非常に親しみやすい画期的な訳だ。ただ、たとえば空蝉の巻のいわゆる濡れ場で、与謝野源氏や谷崎源氏などにない具体的描写が追加されているのは、林さんの意訳なのか。現代に即して魅力はあるし、原文を知らないので、詳しくはわかりかねるが、そのあたりの頃合いも女流作家紫式部の品格であるから、少々、不思議な気がするのは私だけだろうか。男性的な思い切った訳、と考えればよいのだろうか。
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