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ジャンル・タイトル・著者名
一般書籍(小説を除く)
大計なき国家・日本の末路
著者名:クライン孝子

2010-07-04 矢野隆夫さん 東京都
本書はいわば東西文明史論考ともいうべきもので、大変表現が平易で分り易く
その分析力は鋭く、現代日本人に警鐘を鳴らす啓蒙書を越えた好著である。
著者と同年代の一読者としては、感銘とあわせて一種の安堵感をいただいた。
第二次世界大戦後の日本の歴史観については、日本でも、西尾幹二氏や櫻井
よしこ氏等が日本人の誇りをテーマに再認識を必死に呼びかけているものの、
平和ボケと大衆白痴化の傾向は一向に改まりそうもない。
著者と同じく、マーク寿子氏等海外生活経験者の方々からの厳しくも温かい
日本に対する愛の思いが日本人の中からももっと出てきて欲しいものである。
ところで、川口マーン恵美氏「ドイツは苦悩する」(2004年12月発行)という著書があります。当書に対し、クライン孝子氏であればどのようなご意見・
ご感想をお持ちになるでしょうか?(「視点の違い」とは思いますが)。 




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