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2005年 1月刊2月刊3月刊4月刊5月刊6月刊7月刊8月刊9月刊・10月刊・11月刊12月刊

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浦島太郎は、なぜ年をとらなかったか
―――アインシュタインと遊ぶ
山下芳樹・白石拓
ISBN4-396-11022-7
アインシュタイン、ダ・ヴィンチ、ガリレオ……
天才科学者たちの「思考実験」に挑戦する!
思考実験とは、シミュレーションのこと。アインシュタイン没後50年、天才の頭の中を覗いてみよう!

《内容の一部》
●世界でもっとも有名な「思考実験」とは
●ガリレオが作った最初の「慣性の法則」
●ダ・ヴィンチが追い求めた夢
●アインシュタイン、十六歳の空想
●宇宙船では、時間がゆっくり進む
●重力は空間のゆがみだった
●双子のパラドックスを解く
●鉄は熱くなると、なぜ色が変わるのか
●浦島太郎、26光年の宇宙旅行

<天才科学者の頭脳を解剖する>
浦島太郎が年をとらない謎は、アインシュタインの理論で解明できる。本書のテーマはアインシュタインが好んで行なった「思考実験」である。思考実験とは、実際に現物を使って行なうのではなく「思考上で実験する」ことである。いわば、頭のなかでの「シミュレーション実験」である。〈本書は、天才科学者たちの思考実験を数多く取り上げ、彼らの頭のなかを解剖しようと試みるものである。掲載したものは、考察するのに特別な知識が必要でないものばかりを選んだので、科学者の思考を追体験し楽しんでもらいたい〉(本書より)さあ、あなたも天才の頭脳に挑戦してみよう。

【著者紹介】
山下芳樹(やました・よしき)
1953年、滋賀県生まれ。滋賀県立膳所高校教諭、弘前大学教授を経て、現在、広島大学大学院教育学研究科教授。理学博士。著書に『相対論への探究』(コロナ社)等。

白石 拓(しらいし・たく)
1959年、愛媛県生まれ。京都大学工学部卒。科学ジャーナリスト。主な著書に『暮らしの遺伝子学』『サラリーマンから大学教授になる!方法』『マンガでわかる「超ひも理論」』等、多数。


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だから歌舞伎はおもしろい 富澤慶秀
ISBN4-396-11023-5
つかこうへい氏(作家)絶賛!
「心素直(すなお)にして物を見ることの大切さを教えてくれる!」
門外漢(アウトサイダー)だから書けた、目からウロコの新・歌舞伎案内

● 本書の内容
〈第一幕〉何でだろう――素人(しろうと)記者の素朴な疑問
〈第二幕〉四百年の知恵――ただならぬ奥行きの世界
〈第三幕〉古今独歩の歌舞伎空間
〈第四幕〉歌舞伎を支える女性と子供
〈第五幕〉喜びも哀しみも――血と肉の音色(ねいろ)
〈第六幕〉お楽しみ――観劇の合間に etc.

〈観劇案内〉劇場・チケットガイド

<心素直(すなお)にして物を見た成果!  作家 つかこうへい>
威張らない新聞記者だった。初めて演劇担当にまわされた時、
「俺、演劇って見たことないんだよ」
「はあ」
「面白いか、面白くないかで記事を書こうと思ってるんだ」
そうはにかんだように笑った富澤さんが、こんなに勉強なされているとは思わなかった。
「大切なことは、心素直にして物を見ること」とこの本は教えている。アウトサイダーの歌舞伎論が、どんなものか、ま、読んでやってください。

【著者紹介】
1932年、群馬県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。55年、報知新聞に入社するが翌年東京新聞に転社。以後、運動部、社会部、文化部、特別報道部などを経て75年、43歳で放送芸能部の記者となる。89年より92年まで同社発行の月刊総合芸能誌「名流」の編集長を兼任。同社定年退社後の現在は、芸能・演劇評論家として新聞、雑誌等で活躍。著書に『「東京漫才」列伝』〈内海桂子監修〉など。


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仏像はここを見る
――鑑賞なるほど基礎知識
瓜生 中
ISBN4-396-11024-3
仏さまは、なぜハスの花の上に乗っているのか?
豊富な図版で、仏像の成り立ちから素朴な疑問、見分け方、仏像別御利益までを分かりやすく解説。

《内容の一部》
● 仏像にはランキングがある
● 仏像はギリシャ人が造った
● 密教が生み出したスーパースターとは
● シンプルな如来と派手な菩薩
● なぜ、耳に穴があいているのか
● 如来の手足には水掻きがある
● なぜハスの花の上に乗るのか
● 数奇な運命を辿った仏像とは
● 魚売りに化けた観音さま

<鑑賞の基礎知識と、素朴な疑問に答える入門書>
「仏さまは、なぜハスの花の上に乗っているのか」「なぜ、派手な姿とシンプルな仏像があるのか」「仏像にはランクがあるのを知っていましたか」――〈近年、仏像鑑賞が静かなブームになっている。奈良、京都を中心に各地の寺院に仏像を訪ねて歩く人も多い。しかし、仏像の種類は多く、その姿もさまざまで若干の基礎知識がないと、なかなか見分けがつかないものもある。本書は仏像鑑賞の基礎知識を中心に、鑑賞に際しての疑問点に答えることを目的にしている〉(「はじめに」より)仏像の成り立ちから、見分け方、仏像別御利益まで、豊富な図版で分かりやすく解説した入門書である。

【著者紹介】
1954年、東京都生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教、インド思想の研究、執筆活動を精力的に行っている。カルチャーセンターでの講演でも、中高年を中心に人気を博す。寺巡り、仏像鑑賞巡りは、一時のブームではなく、すっかり定着している。著書に『死んだら何処へ行くのか』『仏教入門』『名僧の生死観』『やさしい般若心経』等、多数。


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メロスが見た星
――名作に描かれた夜空をさぐる
蛯名 博・えびなみつる
ISBN4-396-11025-1
流れ星、彗星、天の川、名月、そしてプラネタリウム……。
あの名作の主人公たちを魅了した星空を見つけよう。
たまには
夜空を見上げてみませんか

● 本書に登場する作品
現代文学編……………
太宰治『走れメロス』、中島敦『山月記』、宮澤賢治『銀河鉄道の夜』他、萩原朔太郎『月に吠える』、稲垣足穂『一千一秒物語』、堀内敬三『冬の星座』、谷川俊太郎『二十億光年の孤独』、瀬名秀明『虹の天象儀』、北村薫『リセット』、森絵都『永遠の出口』、椎名誠『土星を見る人』、津村節子『流星』etc.

古典文学編……………
『新約聖書』、『日本書紀』、『魏志倭人伝』、『論語』、『竹取物語』、『枕草子』、『更級日記』、『名月記』、『天稚彦草子』、『奥の細道』、李白『子夜呉歌』、手塚治虫『火の鳥』etc.

<“星の記憶”を失っていない、かつての少年少女へ>
著者は問いかけます。〈皆さんは最近ではいつ、夜空の星を見上げたことがあったでしょうか〉。もし久しく空など眺めたことのないあなたでも、幼い頃の、夕焼け空の一番星、七夕の宵の「織姫」「彦星」、キャンプの夜の流れ星、そして初めてのプラネタリウム……そんな思い出がきっとあるはず。〈この本は、大人になっても、“星の記憶”をまだ失っていない、かつての少年少女の皆さんのために作りました〉(本文より)。あなたを美しい夜空に誘うのは古今の名作文学二十数編。あの主人公たちが魅了された星とは、月とは? 作品鑑賞に天体観望ガイドを添え、写真、イラストを満載して贈る「星空の文学」散歩。いざ、〈見上げてごらん、夜の星を♪…〉

【著者紹介】
蛯名 博
えびな・ひろし
1949年、宮城県生まれ。高校時代は天文部に所属し、天体写真の撮影に熱中。東北大学大学院教育学研究科博士前期過程修了。教育心理学専攻。現在は都立葛飾商業高校国語科教諭。写真部顧問。

えびな・みつる
1951年、宮城県生まれ。早稲田大学漫画研究会中退。漫画家。新聞・雑誌を中心に漫画やイラストを執筆。著書に『星を見に行く』『天体望遠鏡を作ろう』『極上キャンプ』『猫辞苑』(小社刊)など。


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村が消えた
――平成大合併とは何だったのか
菅沼栄一郎
ISBN4-396-11026-X
全国568村→198村に!
故郷(ふるさと)の悲鳴が聞こえる
消滅する集落、壊れる自治……
国から見放された「地方」が生きのびる道は――。
「三位一体改革」の陥穽を衝く!

《本書の内容》
● 村がない県が全国に13も
● 「太平洋」はつぶれ、「黒潮」は残った
● 全国に「中央」市ばかりが増えている
● 甲斐市、甲府市、山梨市、甲州市……みんな山梨県にあります
● 北海道と福島――二つの伊達市
● 北杜市と北斗市――どちらも「ほくと市」
● 人口二十一万でも上越市は「過疎」
● 「報酬なし議員」はつらいよ
● 「合併しない元祖」矢祭町はベビーブーム? etc.

<インタビュー収録>
野中広務(元自民党幹事長)
故・後藤田正治(元自民党副総裁)
松島貞治(長野県泰阜村村長)
梶原拓(前全国知事会会長)

<日本人の故郷(ふるさと)=〈村〉が悲鳴を上げている!>
全国に568あった村が、大合併で198に! 町や市へと名を変えた地域も、生き残った村々もいま共に苦悩を抱えている。都市部への人口集中で次々に消えてゆく集落。共同体としての自治機能は重体に瀕しているのだ。一方、新しく生まれた市や町も大混乱が続く。奇妙な地名、議員の増大、不便な分庁舎方式、合併特例債という国からのアメと、地方交付税減額というムチに揺さぶられる財政。「中央から地方へ」という標語の下で繰り広げられる改革は日本の未来に何をもたらすのか。健全な地方自治とは何なのか…。大合併の推進役・野中広務氏や故後藤田正治氏らの貴重な証言を加え、綿密な取材を元に気鋭の新聞記者が「平成大合併」の構造に迫る!

【著者紹介】
1955年、東京都生まれ。朝日新聞政治部記者として、自民党、新進党、民主党などの政党を担当。近年は、市町村合併、三位一体改革をはじめ、地方分権、自治問題を地方の立場から取材している。2005年より北海道報道部に勤務する。


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ワイヤー&ビーズ
かんたん手づくり48
中島郁子
ISBN4-396-41080-8
楽しいワイヤークラフト
この一冊で、あなたの夢が広がります

●ビーズ得意です。ワイヤーテクニックで新作に挑戦
●ワイヤークラフト大好き!早くお教室を開きたいな
●わたしのキッチンをカフェみたいに演出してみたい
●フリマやBOXショップに出品して雑貨屋さん気分に
●結婚する妹に手づくりウエディング作品、贈りたい
あなたの気分に一番近いのは?

ハリガネ工作、はじめてみませんか?
つくって楽しい、贈って喜ばれる作品を集めてみました
カフェテイストなキッチンウェア/トルソ/スタンドライド&シェード/かえるZAKKA/時計/アクセサリー/ワイヤー&ビーズデコレーション/ウエディンググッズ/コドモとつくろうグッズ/バスケットの基本テクニック/あなたの疑問Q&A/通販案内 作品手づくりキット

【著者紹介】
ワイヤーワークデザイナー&アーティスト
東京芸術大学美術学部大学院視覚デザイン科修了 作品制作・関連商品開発・レシピ考案・テキスト執筆・ワークショップ開催・イベント&テレビ出演等、ワイヤーとワイヤークラフトに関するさまざまなプロジェクトに参加中。制作&ワークショップスタジオ「wirefactory」主催


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見なさい、知りなさい、考えなさい!
8つの手相が明かす!
あなたの運命
大泉の母
木下多恵子
ISBN4-396-41082-4
「ニュースプラス1」(NTV系)他テレビ、各雑誌、携帯サイトで大反響!
この「手相の相性」を知らないと泣きを見る!
「太陽の手相」「月の手相」「水の手相」「剣の手相」「森の手相」「雲の手相」「風の手相」「虹の手相」…
あなたはどのタイプ? どの手相との相性がベストか?
8つの手相を知って今日からあなたも占い師!
「太陽の手相」は「雲の手相」と恋の相性バッチリ! ●「月の手相」同士「水の手相」同士の恋はヒビ割れの可能性大! ●「剣の手相」は「風の手相」相手なら仕事で大成功する! ●数万人にひとりの「虹の手相」は「水の手相」の持ち主を恋のとりこにする!
【著者紹介】
1933年、東京・深川生まれ。産経学園でロープドール(ヒモ人形)、色彩魚拓、創作人形等の講師をするかたわら、18年前から手相を中心とした、恋愛や結婚・人生のセラピスト、霊能者として活躍。これまでに約20万人、現在も連日数多くの女性の手相を診断している。「大泉の母」として、テレビ、ラジオ、雑誌、携帯サイトで活躍中。


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Mariko Style
真理子スタイル
美と幸せオーラの秘密
嶋田真理子
ISBN4-396-41083-2
「いまの自分がいちばん好き」
嶋田真理子さんのエイジレスビューティ&ハッピーライフを初公開!

美肌の秘訣は? ボディラインをキープするための工夫とは?
大人の可愛らしさとは? 美味しく身体にいい食事とは?
自分に自信が持てるようになるには?
――いまがいちばんキレイでいるために私がしていること、すべてお話しします。

<嶋田真理子流80の“ビューティレシピ”>
美肌をつくるのは、自分仕様のスキンケア/全15分!“カジュアルメイク”プロセス
加圧トレーニングはスゴイ!/基本スタイルはミックスカジュアル
私のごちそう「玄米+αごはん」/コラーゲンとビタミンCで、毎日美肌貯金
自分たちが“気持ちいい”を優先したインテリア/40代から、キレイの更新にチャレンジ

【著者紹介】
1963年東京生まれ。ビューティライフアドバイザー。高校在学中に「mcシスター」でデビュー。現在は、モデルとして活躍するかたわら、ビューティに関して自らの経験・視点から提案を行なう。その使用感をふまえたコメントは信頼が厚い。パートナーは、ヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあき氏。


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京都おでかけ帖
12ヶ月の憧れ案内
甲斐みのり
ISBN4-396-41084-0
お菓子やおみやげ、おいしいごはん。
京都人も未体験の、12ヶ月それぞれの楽しみ方をご案内

春の都をどり、夏の保津川下り、秋の喫茶店巡り、冬の錦市場……。
ここでしか食べられないもの、気の利いたおつかいもの。
―――私だけが知っている京都をご案内いたします。

<スタンダードな京都と、まだ知らない京都へ>
春 都をどり、水路閣の先にある一面の桜、幸せの千鳥探し、恋の社
夏 保津川下り、町家巡り、川床で夕涼み、下鴨納涼古本まつり
秋 スタンダードな喫茶店、インクライン、昔ながらの銭湯、出町柳の河原
冬 京の台所「錦市場」、湯豆腐と鯖鮨、下賀茂神社で初詣、弘法さんと天神さん

【著者紹介】
1976年、静岡生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1999年に、「女性の永遠の憧れ」「叙情あるものつくり」をテーマに雑貨ブランドのLoule(ロル)を、京都で立ち上げる。現在は東京で、雑誌や書籍への執筆、商品や企業イベントの企画・監修など、女性を対象にしたあらゆる活動を行なっている。


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日本茶、中国茶、紅茶にひと手間プラスして
おうちでブレンド
お茶レシピ42
黒木優子+ブレンド工房
ISBN4-396-41085-9
お茶と食材の意外な組み合わせで、
もっと健康!もっとキレイ!
白みそきなこほうじ茶、大根おろしティー、黒酢はちみつ甜茶など、簡単ブレンドで、新しいお茶のおいしさを発見!

【おいしいお茶菓子レシピ付き】


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笑顔でいこう 今井絵理子
ISBN4-396-43012-4
今井絵理子 初のフォト&エッセイ集
SPEED/家族/結婚/妊婦日記/恋愛観…etc
今井絵理子が初めて語ったすべての女性に贈る笑顔のライフスタイルブック

「絵理子も大人になりました。すてきな母にもなりました。」
大貫亜美(PUFFY)

「Do our best and we will be happy!」
土屋アンナ
<とても嬉しくて涙が溢れて止まらなかった…。>
彼と出会って付き合っていくうちに「この人と結婚したいな…」そんな気持ちが芽生えてた。ある日、自分のお腹に新しい命が宿った。とても嬉しくて涙が溢れて止まらなかった…。―本文より―

妊娠を告げられた日から出産までを書き綴った妊婦日記は必見!!

故郷沖縄での撮り下ろしショット&プライベートポラ写真、2005.9.22に行われたBirthday LIVEの写真など秘蔵フォトも満載!
【著者紹介】
1983年9月22日生まれ
沖縄出身
1996年8月SPEEDとしてデビュー
2000年解散後ソロ活動開始
音楽活動だけにとどまらず、多くのドラマ、映画、舞台に出演
結婚・産休を経て2005年9月elly名義で音楽活動を再開


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本当は怖ろしい万葉集2
西域(シルクロード)から来た皇女
小林惠子
ISBN4-396-61254-0
今、明かされる―――
大津皇子(おおつのみこ)「処刑」の真相と殉死した妃(きさき)の正体!
『万葉集』が暗示する古代天皇家の暗闘、待望の第2弾!

大津皇子と父・天武天皇との確執。
その鍵を握る大津妃・山辺皇女(やまのべのひめみこ)とは何者だったのか。
そして繰り返される皇子たちの凄惨な権力闘争とは。
――壬申の乱から持統、文武朝を経て聖武朝に至る、『万葉集』のクライマックスを解読する。

『万葉集』には、正史が隠蔽した真相が「暗号」で織り込まれている
●大津皇子は天皇として即位していた
●死に際して残した歌には「三つの意味」が隠されている
●なぜ万葉歌にペルシア語が使われたのか
●草壁(くさかべ)、高市(たけち)、弓削(ゆげ)、志貴(しき)……皇子たちはすべて暗殺された
●大津を裏切った男、大伴安麻呂が自責の念を吐露した歌とは
●「長屋王の変」までの大異変――聖武天皇はすり替えられていた

【著者紹介】
1936年生まれ。岡山大学法文学部文学科東洋史専攻卒業。前著『本当は怖ろしい万葉集』(小社刊)をはじめ、独自の史観に基づき、日本古代史に新たな光を当てつづける。
〈著書〉
『白村江の戦いと壬申の乱』『高松塚被葬者考』『倭王たちの七世紀』『「記紀」史学への挑戦状』(井沢元彦氏との対談)(以上、現代思潮社)
『聖徳太子の正体』『二つの顔の大王』『陰謀 大化改新』『白虎と青龍』『三人の神武』『解読「謎の四世紀」』『広開土王と「倭の五王」』『興亡古代史』『すり替えられた天皇』『争乱と謀略の平城京』(以上、文藝春秋)


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一休
その破戒と風狂
栗田 勇
ISBN4-396-61256-7
とんち小僧「一休さん」と反俗の禅僧「一休」
その謎と矛盾に満ちた生涯の実像に迫る

とんち小僧として誰からも親しまれる「一休さん」は、禅院の世俗化を痛烈に批判し、森侍女(しんじじょ)との愛欲を赤裸々に詩いあげた反俗の禅僧でもあった。このあまりにも大きい落差を、どう考えたらいいのか―――。一遍、道元、良寛、最澄と、日本の精神文化史上の巨峰に挑みつづけてきた著者が満を持して放つ畢生(ひっせい)の書き下ろし巨編。

現代は、気づけばこの世のものとも思えない狂乱の坩堝(るつぼ)である。日本の歴史をふりかえると、一休の生きた室町という時代もまた、一皮めくればアナーキーな動乱の渦巻そのものであった。一休は、時に酒肆婬坊(しゅしいんぼう)の巷(ちまた)に、あえて破戒(はかい)の行(ぎょう)に身を浸し、狂を巻きおこすことをことさら強調している。中年には金銭による同門の僧の形式的授戒と得度の布教をこっぴどく罵倒し、また晩年には森侍女(しんじじょ)との恋愛を高々と歌い上げ、唯一の自著とみなされる詩偈集は『狂雲集』と名づけられている。その生涯をつらぬく語は「狂」である。一休の「狂」は、あらゆる限定を突き破って、天空の極を生きることであった。(著者のことば)

【著者紹介】
昭和4年生まれ、東京出身。東大仏文科卒。フランス象徴主義の詩人・ロートレアモンの個人全訳(本邦初)を皮切りに、多彩な創作評論活動を展開。日本文化論の第一人者として知られる。昭和52年、『一遍上人』(新潮社)により、芸術選奨文部大臣賞を受賞。全12巻の著作集(講談社)、『雪月花の心』『道元の読み方』(祥伝社)、『最澄』〈全3巻〉(新潮社)、『良寛』(春秋社)、『花を旅する』(岩波書店)など、著書多数。平成11年、紫綬褒章受章。


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「和」をつくる美 節子・クロソフスカ・ド・ローラ
ISBN4-396-61257-5
「家にある長持(ながも)ちのひとつは、何枚もの古い浴衣が納めてあります。」

『見る美 聞く美 思う美』の著者がおくる、〈あるもの〉を再利用したハンドメイド30選集
ヨーロッパから日本への郷愁をこめて、「手しごと」の温もりを綴る

<こんなものをつくりました。>
「きものの端切れ」でつくりました。→小紋柄の細い端切れをつないだ「証明書入れ」
「和の旅支度」のためにつくりました。→浴衣地の「足袋入れ」
「和の紙」でつくりました。→市松模様の「整理箱」
「アイディア」でつくりました。→リボン編みの「紙ばさみ」

<「手しごと」の材料、〈あるもの〉のひとつは、古い浴衣>
家にある長持(ながも)ちのひとつは、何枚もの古い浴衣が納めてあります。最初は浴衣で、その後は、お寝巻きになったものがほとんどです。裂けやすそうなところを取り除いて、袋をたくさん縫いました。このような古い浴衣は、よく洗ってあっても、不思議と着ていた人の眠りの匂いがしみこんでいます。   はじめに より

【著者紹介】
旧姓 出田節子 東京生まれ。 森村学園高等部卒業。 上智大学フランス語学科中退。 1962年、画家バルテュスと出会う。 67年、結婚。バルテュスがローマのフランス・アカデミー館長退任まで、ローマのメヂチ館で暮らす。 68年、長男出産(二歳三ヵ月で逝く)。 73年、長女出産。 77年、スイスのロシニエールにあるグラン・シャレに住み、現在に至る。 2005年秋、「節子の暮らし展・和の心」熊本、横浜で開催。 自身も画家として活躍。「バルテュス財団」名誉会長。モロッコ「フェズ国際神聖音楽祭」名誉委員。ユネスコの世界文化遺産を守る仕事、教育問題に携わる。 “平和の芸術家(UNESCO Artiste of Peace)”の称号をもつ。 著書に、初の随筆集『見る美 聞く美 思う美』(小社刊)、『グラン・シャレ夢の刻(とき)』(世界文化社)。『暮らしの風』(朝日新聞)連載、ほか『和楽』、『家庭画報』などに登場。


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体内毒出し30日プログラム
本場英国式セルフ・デトックスですっきり!
著/ジェーン・スクリブナー
訳/日野西友子
ISBN4-396-65035-3
<日本の読者のみなさんへ。特別改訂版>
イギリス女性15万人の人生を変えたデトックス専門科による、由緒正しき決定版! ■やせる! ■セルライトが消える! ■肌がきれいになる! ■エネルギーに満ちる! ■抵抗力がつく!
<セルライトも撃退できる! 究極のプログラム>
「何年もの試行錯誤の結果、確実に成果の上がる、究極のプログラムを考案しました。セルフ・デトックスは、取り組みやすく、フレキシブルで、とてもやさしく、間違いなく毒素を排出することができます。そして多くの女性の敵であるセルライトを、簡単で自然な方法で撃退できます。このプログラムを終えた私の顧客のほとんどの方から、プログラム前よりも若返り、健康になった、との報告を受けています。あなたが自分を変えたいという意志さえあれば、ほかには何もいりません」はじめに より
【著者紹介】
著者:ジェーン・スクリブナー
英国出身。
広告業界勤務の後、1990年よりボディマッサージのセラピストに転身。
1991年にロンドンにクリニックを開設。多数の顧客を獲得し、経験を積む。1993年、The British School of Complementary Therapyをロンドンに開校。(現在は閉校し、LaStone Therapyの指導に専念)
1998年以降、「Detox Your Mind」「Detox Your Life」「Total Detox」「The Water Detox」「48Hour Detox」など、シリーズで執筆。
デトックス分野では常に第一人者として雑誌などへの執筆や、コメントを数多くこなす。
また、1998年LaStone Therapy創始者のMary Hannigan女史に米国で出会い感銘を受け、1999年英国初のLaStone Therapy公認講師となる。その後、英国でのLaStone Therapyの普及に努めMary Hanniganとの共著「LaStone Therapy」「LaStone Therapy Manual」も出版し、現在はLaStone Therapy UK 主任講師として指導にあたる。ヨーロッパ諸国、南米など各国でスパコンサルタントとしても活躍中。

訳者:日野西友子(ひのにしともこ)
1967年生 東京都出身
上智大学経済学部経済学科卒業
ロンドンにてLaStone Therapyコース運営事業、スパ関連商品販売、スパコンサルティングを行なうStone Forest 社(www.stone-forest.co.uk)に勤務。現在同社アジア地域事業開発担当。1998年よりロンドン在住。


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元気なわんこは幸せわんこ!
犬の名医さんの見つけ方
愛玩動物飼養管理士
柿川鮎子
ISBN4-396-68101-1
わんこの幸せは主治医で決まる!
かかりつけの名医を選ぶための10カ条、
診察料金の相場と決められ方、
目的別に病院を使い分ける…必須の安心情報満載

愛犬が名医さんを見つけるって?
去勢手術で、交通事故のリスクを減らす
医師にまさるとも劣らない“看護士”の重要性
ホメオパシーなど新医療についても知っておこう
最先端治療にも通じる「往診」が見直されてきている

こんな経験ありませんか?
●先生や病院のスタッフが愛犬を手荒に扱っているように感じた
●精密検査もろくにせずに、診療を始めた
●待合室で他の犬と大喧嘩してしまった
●前回に比べ、治療代が高くなっている
●さんざん待たされたのに治療はたったの三分。納得できない
本書でいままであなたが感じた疑問や不安が解消します!

【著者紹介】
1963年、神奈川県生まれ。愛玩動物飼養管理士。子供電話相談室で活躍している兵藤哲夫院長率いる、兵藤動物病院のボランティア・スタッフ。明治大学政治経済学部卒業。日刊工業新聞記者を経て、フリーランスに。著書に『犬にまたたび猫に骨』『動物病院119番』『極楽「お不妊」物語』『負け犬以下のささやかな楽しみ』。


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もういいや!!
と叫んで心の毒出しができるメンタルデトックス
牧野クリニック 心療内科医
牧野真理子
ISBN4-396-68102-X
疲れた心をすっきり洗い流そう!
毒素0(ゼロ)で毎日キラキラ

・朝乗る電車がなぜか1本遅くなっている
・しばらく美容院に行っていない
・3分で食事をとることができる
・努力しなければ寝付けない
・なんでも調味料をかけないと味に満足できなくなった
・満腹なのに目の前にあると食べ続けてしまう
……ひとつでも思い当たったあなたは要デトックス。

●夜中に手ぶらでベランダに出て星を見る
●家にある音の出るものをすべて消す
●丁寧シャンプーのすすめ
●鰹節を削る
●毎日目に入る植物に手を触れる
●CD一枚分何もしないでいる
●いったんダイエットをやめてみる
●週に一度泣く時間を10分もうける
●ソロカラオケのすすめ
●100均で好きなだけ買う
……「メンタルデトックス」は順を追って。

【著者紹介】
1954年群馬県生まれ。医師、医学博士、心身医学会認定医。奥沢にある牧野クリニックにて心療内科医として診療にあたる。横浜市立大学商学部、東京外国語大学中国語学科、北里大学医学部卒。2005年12月オーストラリアメルボルン大学医学部大学院卒業予定。OL経験もあり、診療以外にJICAにて顧問医、大妻女子大学にて非常勤講師を務める。『ハーパースバザー』日本版にて「ドクターが語る」というタイトルで、働く女性の日常的な悩みの解決法や生き方について連載中。


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「私だって頑張ってるんですから」
あなたの評価を一気に下げるサラリーマン「あぶな語」集
神辺四郎
ISBN4-396-68103-8
「私も彼と同意見です」「ちゃんと、やってるか」……
つい口をすべらせて顰蹙(ひんしゅく)を買う「あぶない日本語」
頭のいい人ほど使わない!

ひとつでも口にした台詞があったら……
この本を開いてください。
「三日も徹夜で頑張りました」「どうせ、たいして変わんないって」「私も彼と同意見です」「とにかく月曜までにやっといて」「君はウチの会社に向いてないネ」「えっ、私一人で、ですか?」「ここは彼のほうが適任かと…」「ちゃんと、やってるか」「お前の友達って、ロクなのいないよな」「やるときは、やります」……

読んでいくうちにじわじわと怖くなってくる───「あぶな語」
●会議で「多数決」を提案してはいけない理由→34ページを
●この台詞を口にしたら、もう最期→54ページを
●人を人とは思わぬ、悪魔の台詞がこれだ!→70ページを
●要所の誤用は、恥をかくだけではすまない→86ページを
●「ご苦労様です」と言ってはいけない理由→120ページを
●最も聞いてはいけない他人のプライバシー→140ページを
●上司が部下の信頼を失う意外な台詞→160ページを
●あなたの奥さんがいちばん聞きたくない台詞→186ページを

【著者紹介】
1946年生まれ。早稲田大学政経学部卒。出版社勤務を経て、執筆業に入る。『漢字の名人』シリーズ(祥伝社)で、一躍「漢字博士」の名を博したが、日本語全般に造詣が深い。ほかの著書に『その日本語は間違いです』(日本経済新聞社)がある。


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