虚実茫漠たる無頼作家の苦悩を描いた、若き実力派の問題作!

文
身
bunshin
岩井圭也
文身
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あらすじ

己れの破滅的な生き様を文学に昇華させ、
最後の文士と呼ばれた男の死。
遺稿に綴られていたのは、
自殺したはずの実弟との奇妙な共謀関係だった!

果たしてこれは真実なのか?

ここに書かれたことは実現しなければならない──

好色で、酒好きで、暴力癖のある作家・須賀庸一。業界での評判はすこぶる悪いが、それでも依頼が絶えなかったのは、その作品がすべて〈私小説〉だと宣言されていたからだ。他人の人生をのぞき見する興奮とゴシップ誌的な話題も手伝い、小説は純文学と呼ばれる分野で異例の売れ行きを示していた……。ついには、最後の文士と呼ばれるまでになった庸一、しかしその執筆活動には驚くべき秘密が隠されていた──。

書店員さんの声

  • この骨太な物語は半端のない熱量を持ち、
    凄まじい引力で読み手を巻き込んでいく。
    軽々しく口にしたくはないがこれは、まさしく“傑作”だ!

    本の王国グループ 宮地友則さん
  • 「どこまでが虚構か、はたまた現実なのか」
    最後の最後まで目が離せませんでした。

    未来屋書店 大日店 石坂華月さん
  • 凄い! 凄すぎる!
    いまだかつて誰も読んだことのない世界が繰り広げられている。
    読破するまでは、最後のページは絶対に開かないで!
    ラスト1行に脳内絶叫した!

    うさぎや 矢板店 山田恵理子さん
  • 呆然としている。まだ夢の中にいるようだ。
    何が本当で、何が小説の策略かわからない。
    作家の先生を見る目が変わりそうで怖い。

    ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真里さん
  • 正直、のっけから引き込まれました。
    おのの きながらも読むことを止められない、すごい作品でした。
    今も背筋がゾクゾクしています。

    鹿島ブックセンター 八巻明日香さん
  • 最初から最後まで常に驚きの連続でした。
    ただただ凄いという言葉しか浮かばなかった。

    正文館書店 本店 鶴田真さん
  • 面白い。とにかく面白い。この引き込まれ方は半端じゃない。素晴らしい作品です!!
    二度三度読むことで、きっとまた別の一面が見えてくる、そう思います。

    文真堂書店 ビバモール本庄店 山本智子さん
  • ラストは鳥肌が立ちました。完全に油断していました。
    読了して数日経ちますが、今もって驚愕のクライマックスが忘れられません。

    ジュンク堂書店 松山店 木崎麻梨子さん
  • これは、なに? なにが、物語なの? どこまでが、真実なの?
    めまいがする。頭がくらくらとする。
    物語に取り込まれたのは、弟か、兄か。いや、私自身なのか──。

    精文館書店 中島新町店 久田かおりさん
  • 交錯する物語にすっかり引き込まれた。
    夢中で読んでいるうちに、現実と虚構と、どちらに意味があるのか、
    なんだか自分の現実まで失われていくようだった。

    紀伊國屋書店 京橋店 坂上麻季さん

著者紹介

岩井圭也 Iwai Keiya

1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。他の著書に『夏の陰』がある。

Novel

文身
BunShin
岩井圭也
定価:本体1,600+税
ISBN:9784396635848