累計75万部突破!
「この本に出会えてよかった」という熱い感想続々!
日本人の凛とした覚悟を描く感動の時代小説
大反響!!全国から寄せられた感想は、総数1000通を超えました。

<読者からの感想ハガキ「百字書評」より>

人の歩く道は多々あれど、人の生きる道はないに等しい昨今、正に"生きる道"を教示してやまないすばらしい作品です。心よりの感銘を受けました。

(76歳女性 東京都)

蜩の声の中に凛と生きる秋谷の様子が心にしみてきました。不平をいわずに懸命に人生を全うしたいと思い読み終えました。

(66歳女性 秋田県)

久々に良き小説がでてヨカッタ。心晴れる思い。
この本、多くの人に読まれ度し。

(75歳男性 富山県)

文章が洗練されていて、爽やかで智的でとても読み易く心惹かれながら読み了えた。

(82歳女性 北海道)

心に静かな感動が広がる作品でした。涙が止まりませんでした。

(54歳女性 東京都)

軽い気で手に取ったが、これは、腰据えて読むべき、と買ってしまった。
哀しくはあるが光明を残す良い読後感。

(66歳男性 群馬県)

悪と正義の立場は異なっても、最終的には人間の矜持のありようを見事に描き切っている。不透明な今を生きる自分の心の導きの星となるすばらしい作品だ。

(46歳男性 茨城県)

重く暗い物語だと思い読み始めましたが感動しました。多くを語らず清廉な主人公、彼を慕う村人達、その生き様に心惹かれる若侍、心温まる家族愛…。殺伐としていた私の心も優しくなった気がします。

(60歳女性 福岡県)

秋谷の生き様に、冬のきりりとした青空を体内に吸い込んだような清々しさを覚えました。

(48歳女性 愛知県)

凛とした武士の強さと、運命を否定することなく、ひたむきに人を思いやる秋谷の姿に、心うたれました。最後の一字まで やさしい気持ちのまま読めました。ありがとうございました。

(62歳女性 宮城県)

源吉少年のけなげさ、郁太郎の武士の子としての行動に涙し、秋谷の凛とした生き方に心をうたれました。 藤沢周平の再来かと今後がたのしみです。

(73歳男性 秋田県)

私は三ヶ月前に最愛の夫を癌で亡くしました。
温い心のまっすぐな人望の厚い人でした。この本の主人公戸田秋谷の清冽で潔い人となりと夫の生き様が見事に重なり感動で涙が止まりませんでした。お蔭様で心が静まりました。

(69歳女性 千葉県)

何年振りでしょうか。本を読み終えて、こんなにも切なく、清々しい気持ちで胸がいっぱいになったのは…。
この歳で少し遅いけれど、私も「人間としてまっとうな生き方」を心にかみしめて、生きていきたいと思いました。

(48歳女性 群馬県)

今現代では感じられない命の使い方や人生の生き方を感じることができました。
私はまだ人生が始まったばかりですが、自分に自信・誇りを持てる人生にしたいです。

(13歳女性 埼玉県)

秋谷様の生き様、控え目な家族愛、美しい四季、酔いしれました。

(52歳主婦 神奈川県)

悲劇を悲劇に終らせず、毅然として生きる登場人物達に、心より拍手を送り度く思います。

(77歳女性 神奈川県)

人は、このように生きていけば、命を大事にそして後悔なく終えるであろうと思いました。

(55歳女性 福岡県)

人生はそれぞれに、この世をいとおしんで生きてきくべきだ、との著者の強い思いが慶仙和尚の言葉を借りて語られる終盤は、人間の生き様を示し、切なくも圧巻。正に感動の時代小説である

(71歳男性 三重県)

「凛と生きる」が私の信条でしたが七十才を超えてからはそれも辛くなってきた昨今でしたが、力を貰いました。最後は涙が止まりませんでした。

(73歳女性 奈良県)

「年に一度、読み返す本」に加えて、読み続けます。

(66歳男性 福岡県)

兄の部屋から勝手に持ち出し読んだ「蜩ノ記」。
初めは時代小説という事で難しいかなと思っていました。しかし読んでいく程、手が止まらなくなる物語でした。
小説で泣いた事のない私でしたが、最後は勝手に涙がでてきました。

(14歳女性 広島県)

癌闘病後、自宅で逝った夫と秋谷が重なりました。
刻々と死に近づく日々の中、身辺整理をし、回りの者を気遣い、終わりの刻まで自分で決断したのは夫の美学です。感泣しました。

(63歳女性 神奈川県)

読み終って涙が止まりませんでした。これから長い人生を歩む若い人々に是非おすすめしたい。

(91歳女性 福岡県)

欺瞞に満ち溢れる世に生きているからこそ、清廉に生きた人間の生きざまに心をふるわせる幅が膨れ上がり涙が止まらないのでしょう。

(66歳女性 埼玉県)

正座して読みたいような格調高さと、寝ながら読める気軽さを兼ね備えていて、一気に読んでしまいました。
情景描写がすばらしく自分の頭の中で、映像化して楽しみました。
「本物の小説」に出会えてよかったです。

(62歳女性 神奈川県)

秋谷、源吉、庄三郎、郁太郎―。
それぞれの人物の思い、そして、その大きな覚悟に感動しました。死を目前とした時、自分はどうするか、考えました。

(14歳男性 埼玉県)

夜間家族が寝静まった中で二度・三度涙した。

(77歳男性 兵庫県)

なぜか読後にほのぼのした温かみを感じさせる。混濁したいまの世に投じた一服の清涼剤である。

(72歳男性 神奈川県)

友を思い 人を思い 家族を思う 心に沁みる、人生の教本。
秋谷は、忘れていた「人が人を思う 思いやりの心」を、もう一度、教えてくれた。

(59歳男性 北海道)

人をそっと思い続ける清らかさと切なさ、
人間的な心の重さ…心の奥底に響く作品です。

(68歳女性 神奈川県)

『蜩ノ記』を読み終えた後の心に沁みてくる充実感とすがすがしさは、まさに文学ならではの感動だ。
この作品における人の死という問題は、不条理や保身に屈せずに、いかに生きるかということに他ならない。作者に感謝。

(75歳男性 愛知県)

一人でも多くの日本人に読んで貰いたい小説です。
特に政治家・公務員を目指している若い人に是非読んで欲しいと思います。

(72歳男性 神奈川県)

庄三郎の次のセリフに強く心を打たれ、人が人から学ぶことの素晴らしさを感じました。
「ひとは心の目指すところに向かって生きているのだ。心の向かうところが志であり、…命を絶たれることも恐ろしくはない」

(46歳男性 福島県)

日本男児の真髄を見た。人間愛、家族愛がここにはあった。
私達はいつどこで大切な人との絆を無くしてきたのだろう。

(63歳女性 山形県)

胸の奥にズーンと響きました。
何んと悲しくも清々しい物語。自分を見つめ直す糧にもなりました。

(71歳女性 兵庫県)

私は名だたる賞の受賞作の中で、本書が一番心に沁みました。全てが美文でありながら力のこもった言葉だったと思います。

(15歳女性 大阪府)

 

 

<本読みのプロも絶賛!書店員さんの感想より>※コメントは文庫判発売時のものです

読み進めていくうちに、自分自身の生き方を考えるきっかけを与えてくれる作品でした。普段時代小説を読まない人にもオススメしたい!

(いまじん碧南店 橋本理沙さん)

久しぶりにステキな作品に出逢えました。読んだあと、心に清らかな風が吹き抜けるようでした。

(書泉ブックマート 江連聡美さん)

文章が美しく、滑らかで、すっとしみ込んできました。静謐なのに熱い物語でした。

(ブックファースト西宮店 尹悠子さん)

困難を前に、ひたむきに生きる姿、家族の強い絆、それぞれの覚悟に胸を打たれました。
生きることの意味を問いかけ、心励ましてくれる作品でした。

(ブックスミヤギ 岩根千晶さん)

読み終わったあと、しばらく家族や友人など、周りの人々に思いを馳せずにはいられませんでした。

(ブックスキヨスク新大阪店 発仁美さん)

憎むべき敵役でさえ魅力あふれる人物にしてしまう描き方。一読はオススメしません。どうせ二、三度と読み返してしまう名作ですから。

(あゆみBOOKS田町店 吉田史郎さん)

深くて力強い、川のごとき男の一生。
志のまま、駆け抜ける美しさに魅せられました。

(丸善 博多店 脊戸真由美さん)

泣いた。ただ、ただ泣いた。同情でも哀れみでもない、ただ純粋に秋谷という男の優しさそして生き様に感動した。
時代を超えて、読み継がれてほしいと思った。

(平安堂長野店 小出奈津子さん)

非情な運命を抗うことなく受け止める人間の潔さ、美しさにただただ感動。心揺さぶられる物語でした。

(ダイハン書房 本店 山ノ上純さん)

潔く生きること、生命を慈しむことについて心静かに考えさせられる。若い人にこそ読んで欲しい「人生の一冊」。

(今井書店グループセンター店 山﨑節枝さん)

家族や村人を思いやる秋谷の優しさ、そして覚悟に心が洗われました。読み終わったあと、前向きに生きようという素直な気持ちになりました

(喜久屋書店神戸北町店 前田弥甫さん)

忠とは、義とは、愛とは。静かに沸き上がる感動が止まらず、目頭がジワっとなりました。日本人として、読むことができて本当によかったです。

(みどり書房桑野店 宗像千恵さん)

信義を貫き、自分の役割をまっとうする秋谷の生き方は、まさに成熟した「大人」の姿。
時代小説の魅力がすべて詰まった作品です。

(ブックスなにわ多賀城店 佐藤個史さん)

凛としたたたずまいの本である…これ以外にしっくりとくる言葉は見つからない。派手なチャンバラもなければ、涙の流れるような人情話もない。それなのに、この感動は何だろう? この静かで熱い生き様はいったい何なのだろう?
これは間違いなく傑作であり、読み継がれるべき作品である。

(大垣書店イオンモールKYOTO店 辻香月さん)

信念を貫く美しさ、身を惜しまぬ潔さを記した珠玉の一品。思春期の多感な年ごろに読みたかった心ふるえる作品です。

(旭屋書店イオンモール奈良登美が丘店 山本しずかさん)

一気に読んでしまった。もう、まず読んでほしい。時代小説初心者でも、すぐに引きこまれるはずだ。

(ジュンク堂書店鹿児島店 坂之上朝美さん)

色々時代小説は読んでみたが、藤沢周平のような作風の作家はもういないと思っていた。
『蜩ノ記』を読んだ時に、「出た!来た!」と心が躍りました。

(紀伊國屋書店広島店 藤井美樹さん)

家族とは、生きるとは、人間とは、という問いに少しずつ答えをくれるような素晴らしい作品。時代小説はちょっとと思っている若い世代にこそ読んで欲しい!

(小田急ブックメイツ 狩野大樹さん)

この本を読めて良かった。より多くの人に読んでほしいし、自分も何度も読み返したい一冊になりました。

(トキワ園書店栄森の地下街店 戸田小綾さん)

戸田秋谷というブレない男の生き方に痺れまくりでした。葉室さんの作品を初めて読みましたが一気にファンになりました!

(文華堂湘南台店 佐々木愛子さん)

『蜩ノ記』は、もがいている私たちにそっと寄り添い、黙ってポンと背中を押してくれる作品でした。

(山下書店南行徳店 高橋佐和子さん)

人として守り行うべき道をまっすぐに進んでいくことは大人も子供も関係ないのだと 涙が止まりませんでした。静かに深く残る感動をたくさんの人に味わってもらいたい。

(明正堂NTT上野店 佐藤真由美さん)

『蜩ノ記』には日本が忘れかけている"誇り"が詰まっています。
日本人の美徳を再確認できる一冊です。

(紀伊國屋書店前橋店 高橋里実さん)

切腹は免れ得ない。ならば我は何をすべきか。愛する家族に何を残せるか。清冽な生き方を見せてもらった。直木賞として申し分ない、時代小説の傑作だ。

(ブックセンター荻窪 外山隆光さん)

物悲しい話なのかと読み始めると、描かれていたのは力強い人間の姿でした。美しい四季の描写が迫る刻を告げ、涙なしには読めませんでした。

(ブックエキスプレスエキュート上野店 小島あす加さん)

全編から漂う並々ならぬ緊迫感といのちの鼓動。日本人の矜持を描ききった、まさに読み継がれるべき不朽の名作だ。

(三省堂書店営業本部 内田剛さん)