寂聴さんの飾らない素顔が詰まった随想集

1987年から2017年まで、瀬戸内寂聴さんが編集長を務めていた冊子、『寂庵だより』。
『寂庵だより』から寂聴さんの随想を収録した書籍がシリーズで発売!

4月1日発売!

4月30日発売!

6月2日発売予定

『遺す言葉 「寂庵だより」2017-2008年より

闘病、入院、骨折、老い……2008年から2017年までの晩年の随想、10年分を記録。

自分の新聞があったら、自分の意見を発表できると考えていた寂聴さん。
自分の道のりを記録すると同時に、多くの人に呼びかける場を作りたいと思ったのではないでしょうか。それが『寂庵だより』となりました。超人的な仕事のかたわら、31年間にわたり個人の新聞が出せたというのも驚異的なことです。
ここには、寂聴さんの飾らない素顔が詰まっています。

これはもう、生きすぎたケジメをつけなければならぬ時がきたと覚悟を決めた。決めたものの、その実行が以前のようにさっさと出来ないのである。遺書も書けていないし、身辺整理も何一つ出来ていない。このままでは死にも出来そうにない。
(「生きすぎたケジメ」より)

遺す言葉

瀬戸内寂聴

定価:1540円(10%税込)
四六判並製
360ページ
9784396617776

『今日を楽しく生きる
「寂庵だより」2017-2008年より

『源氏物語』が二百万部のベストセラーに。
心弾む七十代の頃の随想を収録。

源氏物語が大ブーム、初めての本格的な文学全集の刊行など、 寂聴さんにとって充実した時代ともいえる、1998年から2007年までの随想を収録。

明日は何が起こるかわからないのだから、そこに美しいもの、 愉快なものが待ち受けていると思う方が、今夜の眠りは安らかである。
(「知らぬ月日」より)

変わりゆく時代を、先生の随想から感じることができる。
ただ一つ変わらないもの、それは先生の思想である。
いつどんな時でも、先生は作家として書き続けるのをやめなかったし、
命の尊さを伝え続けてきたのだ。
先生がどこにも遠慮せずに書き綴った想いがここにある。
(解説 瀬尾まなほ「変わりゆく時代に、変わらない先生の強い想い」)より

今日を楽しく
生きる

瀬戸内寂聴

定価:1650円(10%税込)
四六判並製
392ページ
9784396617776