第2回 著者の野瀬夫妻ってどんな人?

大樹さん
裕子さん

野瀬夫妻は、お二人とも公認会計士。
関西の大手監査法人で出会い、4年前に職場結婚しました。

ちなみに、その時お二人が担当していたお仕事が
会計監査、株式公開支援、財務調査、内部統制構築業務学校法人監査……

なんだか、難しくて目が回りそうです……。

それはともかく、節約上手な裕子さんに対し、夫の大樹さんは独身貴族を謳歌していたため、
結婚当初は、お金のことや生活態度などで、ケンカを繰り返していたそうです。

しかし、ある日そんな二人の日常に転機が訪れます。

共通の趣味であるマラソン大会に二人で出場した際、夏の暑い日差しと睡眠不足の影響で、
大樹さんがレースの途中で倒れ、病院に運ばれたのです。
一時は集中治療室に入る深刻な状態で、そのまま1週間ほど入院することになりました。

その日から、お二人は自分たちの将来について考えるようになったといいます。

お二人が深く感じたのは、
「一方が倒れたりすることで、いつ、この生活は破綻するかわからない」ということ。
もし自分が独身だったり、
結婚していてもどちらか一方だけが働いていたとしたら、
収入がゼロになることを実感したそうです。
雇用が不安定なこのご時世、もしかしたら休職の果てにクビ……なんてこともあるかもしれません。
再就職も非常に厳しい時代です。

それに、またいつ二人のどちらかが倒れるかはわかりません。
そうなった時に、自分たちの人生に悔いを残したくない。

そんな思いが、お二人を突き動かしたのです。

これからの人生をどうするか。
どんなことがやりたいか。どんなことを仕事にしたいか。
そのためには二人でいくら稼いだらいいのか。
そのためには何を勉強するべきか。
……病室で、真剣に話し合いを重ねました。

そして、夫婦で人生のリスクを分散し、
協力して目標達成をしていくお二人の体制が完成しました。
その方法が、本書2~6章にあるプロセスなのです。

ご夫婦で達成された目標の具体例はこちら

先日は夫婦で海外にも行かれたりと、充実した毎日を過ごされています。
(そんなお二人に、旅先で容赦なく原稿を読ませたりした、鬼の担当編集者ですが……。
あっ、本書は10月27日発売です)

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