本書の検定問題21問をご紹介いたします。
解答と解説は、11月2日発売の
『ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる! 』
(ひすいこたろう著)をご覧ください。
うどん屋さんで、うどんに追加して頼んだおにぎりが売り切れていたとき、
日本一の大投資家・竹田和平さんは、お店のスタッフになんと言ったでしょうか?
(本文46ページ)
信頼していた部下にだまされて30億の借金を背負ってしまった矢沢永吉さん。
「もうダメだ」と落ち込む日々のなか、
この出来事を○○だと思えばいいと考えたら開き直れたそうです。
その○○とは?
(本文85ページ)
宮崎駿監督がいつも若いスタッフに言っていた映画づくりの三原則というのがあります。
一つめは「面白いこと」 二つめは「つくるに値すること」
そして三つめは何でしょう?
(本文96ページ)
1000人の弟子がいて、100%当たるといわれた江戸時代の天才占い師が辿り着いた
究極の開運法とは、「○○し過ぎないこと」。さて、その○○とは?
(本文174ページ)
大至急やるように頼まれて、徹夜でやった仕事が、
「企画が変更になり白紙に戻りました」との連絡が入り、がんばった仕事がムダに。
普通なら「ふざけんな!」って言いたくなる場面。
さて、こんなときなんて言う?
(本文197ページ)
哲学者ソクラテスはこう言っています。
「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪妻を持てば○○になれる」
さて、○○とは?
(本文23ページ)
タクシーから降りたその足に、なんと犬のウンコが直撃!
このとき、作詞家の秋元康さんは感動して動けなくなったそうです。
なぜ感動したのでしょうか?
(本文36ページ)
人類で初めてリンゴの無農薬栽培に成功し、
「奇跡のリンゴ」として映画化もされた木村秋則さん。
その木村さんが長年の研究で、最終的に辿り着いた境地は、
「●はいなかった」でした。さて、その●とは?
(本文60ページ)
友人が、1億円の借金を背負い、
1日200件も怖い取り立ての電話で苦しんでいたとします。
さて、こんなときあなたならどう励ます?
(本文75ページ)
日本チャンピオンの格闘家たちには共通点があるそうです。
それは、ベルトをどこにしまったか忘れていること。それはなぜ?
(本文121ページ)
日本一の大投資家・竹田和平さんは会社の赤字とは
「○○」を忘れた状態だと言いました。
さて何を忘れると、赤字になるのでしょうか?
(本文139ページ)
「福島先生ならどんな居酒屋をつくりますか?」
いつか自分の居酒屋をひらきたいという夢をもつ若者が
コンサルタントの福島正伸先生に、そう質問しました。
福島先生の回答はこうでした。
「私なら1種類しかメニューのない居酒屋をつくります!」さて、その心は?
(本文155ページ)
1000名で二人三脚をして、ギネスブックに挑戦。……のはずが、
イベント当日、参加者はわずか400名しか来なかった。
イベント開始まであと3時間。さあ、こんなとき主催者のあなたはなんと言う?
(本文184ページ)
「いまから死にたい」友人がそう電話をかけてきたら、
あなたは電話口でまずなんという?
心理学博士の小林正観さんは、
あろうことか「コロッケをつくってほしい」と切り出したのです。その心とは?
(本文166ページ)
遺伝学者、木村資生さんによると、生き物が生まれる確率は、
1億円の宝くじに○回連続で当選するのと同じだといいます。
さて何回連続でしょうか?
(本文146ページ)
過去は変えられないっていわれます。
しかし過去を変える方法はひとつだけあるんです。
それは○○を変えることです。さてその○○とは?
(本文215ページ)
神様は幸せをプレゼントしてくれない。
神様がプレゼントしてくれるのは、いつも「○○」である。さて、その○○とは?
(本文220ページ)
人気絵本作家の、のぶみさん。
オーラが見える人に、
「のぶみさんのオーラは赤と青にクッキリ分かれていますね」と言われたときにこう返しました。
「要は、金色ってことですね」と。さてその真意とは?
(本文130ページ)
水晶や翡翠などの宝石を身につけると運気が上がると言われていますが、
世界最強、この世で一番運気の上がるアイテムは何かというと、
なんと、「巾着袋」だそうです。さて、その心は?
(本文208ページ)
『グローバル・リッチ・リスト』というサイトにあなたの年収を入れてみてください。
このサイトに年収を入れると、あなたの収入世界ランクが出るのです。
あなたの収入は世界ランクでどれくらいになると思いますか?
(本文108ページ)
インドの王様の、ある家臣は「これについて、おまえはどう思う?」と王様から聞かれると、
必ずあるセリフを言ったそうです。
その結果、王様からたいへん信頼されました。
さて、その家臣のセリフとは?
(本文229ページ)
ベストセラー連発のひすいこたろうさんが過去10年、30冊の執筆を通して追求し続けた
「明るく生きるためのものの見方」を楽しく解説します。
「人生を100倍楽しくする考え方」が、21問のクイズを解くことで身につきます。 あなたは何問解けますか?
音声ダウンロードをプレゼントします。ひすいこたろうさんが、本書の読者のために語りおろしました。ここでしか聞けない話が満載です。
(注) このプレゼントは、予告なく終わらせていただくことがあります。
うちの息子が小学生の低学年のときです。
学校の宿題のノートにこう書いているのを目にしました。
3+7=7
これは算数では一番やってはいけない致命的なミスです。
算数では、3+7=7と絶対に書いてはいけないんです。
3+7=7。
足してるのに増えてない……。
つまり、足し算の概念を根本からわかっていないことを証明してしまう致命的なミスだからです。僕は息子に聞いてみました。
「算数のテスト、ぜんぜんわかんないだろ?」
すると、息子はこう答えました。
「大丈夫だよ。とおちゃん」
何が大丈夫なんだよって思いましたが、息子はこう言うのです。
「テストのときは後ろの子の答えを見てるから大丈夫だよ」
この発言で、息子は、かみさんから、こっぴどく叱られたわけですが、僕は心の中で密かに感心していたんです。
芸術家の岡本太郎はこう言っています。
「道がふたつになったときに、あえてあきらかに損だという道を選ぶのが芸術家だ」と。
普通、席が横の子のを見るのがカンニングの鉄則です。
しかし、息子は後ろの子、あきらかに困難な道を選んでいるのです。
そうか。息子よ、キミは、芸術家、アーティストだったんだね。
でも、そのわりにテストは8点とか13点ですから、僕は息子に聞いてみました。
「カンニングしてるわりに、いつも算数の点数低いよね?」
すると、息子はこう答えたんです。
「うん。後ろの子が間違ってるからしょうがないんだよ。ははははは」
このあきれた発言に、かみさんは再び激怒です。しかし、僕は「そうか。うちの子は相手のミスを笑って許せる優しい子に育ってくれたか」と感心していたわけです。
また、あるとき、息子が僕の肩をマッサージしてくれたことがありました。僕はおだちんに10円を渡したんです。すると、息子は「とおちゃん。ありがとう」と言って10円をにぎりしめて、自分の机の方に走って行きました。戻ってくると、「とおちゃん、お釣りだよ」と。お釣りを見ると、なんと、
100円でした。
10円渡したのにお釣りが100円。
算数が苦手って素晴らしいじゃありませんか!
うちの息子は受けた恩は10倍返しなのです。
この話はもうちょっと続くんですが、これを僕の発行しているメールマガジンで配信したときに、なんと出版依頼を4社からいただきました。「息子さんとひすいさんのやり取りが面白いので本にしてほしい」とか「エッセイにしてほしい」「マンガにしたい」というお話もありました。
これらの話は、うちのかみさんから見たら、息子を叱っている話なんです。
3+7=7ですし、カンニングしてるわけですからね。
でも僕から見たら、出版依頼をいただくような話になっている。
本にして、ある程度売れたとしたら、何百万円かいただける話になっているわけです。
(とはいえ、叱ることだって大事なので、うちの場合は、かみさんは叱る役割で、僕は、いいところを見るという役割分担に自然になっている感じがありますね)
同じ事実に対して、怒ることもできる。
同じ事実に対して、面白がり、さらに、何百万円かいただくことだってできるのです。
ものの見方次第で、人生に革命が起きます。
たとえ、大ピンチにおいこまれたとしても、
たとえ、犬のウンチをふんだとしても、
たとえ、絶望の底に陥ったとしても、
たとえ、妻が悪妻でも、夫がどうしようもない男でも、
ものの見方次第で、それを面白がれて、その結果として、行動を変えて、状況を変えることだってできるのです。
人生を退屈にするか、面白くするかは、
「現実」が決めるのではありません。
「考え方」が決めます。
人の心の流れはこのように流れて現実に影響を与えます。
「出来事」→「思考」(考え方、捉え方)→「感情」→「行動」→「相手の反応」→「結果」
つまり、「結果」を変えようと思ったら、この流れのどこかを変えればいいわけです。
この流れを川の流れにたとえると、「思考」を変えることは、川の源流を変えることになります。起きる「出来事」を変えることはできませんからね。
起きた出来事をどう捉え、どう考えるかという「思考」が変わると、「感情」に変化が起き、「行動」に違いがあらわれて、「相手の反応」が変わり、「結果」(現実)が変わっていくのです。
思考を変えれば、「最悪」をも「最高」にできるのです!
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは心なりけり」
これは、幕末の革命児、高杉晋作の辞世の句として伝わるものですが、面白くもなんともない時代でも、心次第で、おもしろく生き抜ける、というわけです。
では、これから、人生を100倍楽しくする考え方、ものの見方を、クイズ形式にしてお伝えしていきます。
題して、「ものの見方検定」
読み終わる頃には、これまで見ていた風景が360度ガラリと変わることでしょう。
もとい。180度ガラリと変わることでしょう。
では、はじまります。
ひすいこたろう