1971年3月26日東京都生まれ。
1989年「まったくイカしたやつらだぜ!」(『別冊少女フレンドDXジュリエット』講談社)でデビュー。
94年初めてのコミックス『超感電少女モナ』(講談社)発売。95年、活躍の場所を少女誌からヤングレディス誌 『FEEL YOUNG』(祥伝社)に移し「ハッピー・マニア」を連載。”平成のバカ女”、”恋の狩人”の異名を持つ主人公重田加代子のテンションの高い突っ走りっぷりが読者の共感を呼ぶ。独特のパースによる絵のデフォルメとキワドイ色彩感覚が画面にグルグル感覚をかもしだし、著者が表紙を飾る雑誌は書店でもひときわ目を引く。97年には一気に6冊の単行本を出版。98年「ハッピー・マニア」がフジテレビ系でドラマ化。同年、青年誌『YOUNG マガジン』に進出し「花とみつばち」連載開始。近年ではエッセイ活動も盛んに行い、『美人画報』(講談社)、『日記書いてる場合じゃねえよ』(PARCO出版)等を出版。

 







もっと安野モヨコ



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ハッピー・マニア(1-10)

200万人の女心をわしづかみにした超ヒット作。
「恋の暴走列車」シゲタが繰り広げる恋愛冒険譚に爆笑しつつ、なんでこんなに共感してしまうの〜〜!
「Hしたら恋人」なんて保証はなく、
結婚が安全なゴールかもさえ疑わしい、
わかりにくいこの時代。
女もつらい!幸せはどこにある?
誰もがひそかに抱える不安と混乱をがっちり引き受けて、踏まれても蹴られても恋愛最前線を突っ走るシゲタは、恋するドンキホーテか、
暴走するジャンヌ・ダルクか、ただのアホか!
恋愛に疲れてなえてる人必読。
何もしないより、ヤッテから考えた方がマシ、
と気合が入るユンケル漫画。
シゲタの大親友フクちゃんの遠慮のないシンラツなピンポイント攻撃も炸裂!
女のシビアな熱き友情にも大注目。

■ストーリー
なんで みんな恋人がいるの?
そして なんで あたしには恋人がいないの?
去年の夏に男にフラれ、「彼が欲しい」と思いつめる、男なし歴1年のシゲタカヨコ。
やっと出会ったカッコイイ男に勝負をかけるが、
ヤッタだけ?
あたしが欲しいのはセフレじゃないの、彼氏なの〜〜!
彼氏求めて突撃するシゲタの後ろには恋のガレキが増殖。
そして、振り向けばいつもそこには、
シゲタを慕うサエないタカハシが・・。
タカハシのやすらぎか、めくるめく恋か?
それでもシゲタは今日も「恋のみち」を突き進むが・・。

■初出誌
1巻:
ACT1:『フィールヤング』(以下FY)1995年8月号・原題「ハッピー・マニア」
ACT2:FY95年9月号・原題「プラスチック・ハート」
ACT3:FY95年11月号・原題「ラブ・ショック」
ACT4:FY95年12月号・原題「バンディット・ハレルヤ」
2巻:
ACT5:FY96年2月号・原題「マックス・スレンダー」
ACT6:FY96年3月号・原題「プリティ・ベイカント」
(ACT7〜「ハッピー・マニア」のタイトルで連載)
FY96年4-6月号
3巻:FY96年7-11月号
4巻:FY96年11月、97年1-5月号
5巻:FY97年7-11月号
   「女の晩餐」FY1996年8月増刊号
6巻:FY97年12月、98年1-3月、5月号
7巻:FY98年6-10月号
8巻:FY98年11-12月、99年1-5月号
9巻:FY99年6-9月、11-12月、2000年1月号
10巻:FY2000年2-8月号


 
とっくべつに、ココダケで教えちゃう!!

■シゲタがヤッタ??男たち

*紹介文の後の数字は登場巻です。
ヤッタ回数ではありません。
高田
シゲタが働く本屋の客で、さわやか系いい男。
速攻でゲットしたが、ヤツはHしたいだけ?(1)
タカハシ
シゲタと同じ職場のサエない大学生。
シゲタを幸せにすることを願い続ける、忠犬みたいな男。(1)
大倉光広
バイトの後輩・どんくさい女の子の彼。
シゲタ、略奪愛を企てるが、こいつは誠実なのか?(1)
時枝達也
突然現れた完璧な恋人。クラブの人気DJ。
シゲタはかなりやばい女になって突撃、いきなりH。つかんだか、本当のラブ!!
しかし、彼のまわりには何人もの女の影が・・。
シゲタはこの苦境を乗り越えられるのか。(1)
堺邦彦
良縁願ってすがった「大明神様」のムスコ。
'68年式シボレーインパラに乗る、顔がクドめの伊達男。
しかし、寝てみて初めてわかったことは・・。
そして、シゲタと邦彦の衝撃の過去が暴かれる!
コワイぞ、この男。(2)
岸和田悟郎
寡黙で折り目正しい新進陶芸家。
Hにもちこむこともできないシゲタ、これが恋? 
ついに岸和田の師匠の家にお手伝いとして入り込むが、そこには超絶テクで弟子を次々と食いつぶす魔性のお嬢様が・・。
岸和田の幸せを願うシゲタ、本当の愛ってツライものなのねー!(3)
大河内清次
ビンボーどん底のバイト先で知り合った商社マン。
カッコよくて親切、シゲタに好意をもってくれ、言うことなーし!
しかし、彼女いないって言うたのに、ヨメがいるやんかー。
それでも不倫の細道を進むのか、シゲタ!(4)
万田祐介
昔ふたまたかけられた男。運命の再会後、
家なき子のシゲタは祐介のアパートに居候をきめこむ。
平和で穏やかなカップル気分を満喫するが・・。(5)
エリ
バイト先の立川のキャバクラで出会った、美形で強くてカッコよくて優しい理想の恋人タイプ。
しかし、女。愛を告白されて、シゲタ大混乱。(6)
加藤ため吉
自称作家。超思いこみが激しい京男。
前世からの定めか、シゲタとラブラブ、しっぽり愛。
ふたりのために世界はあるのか! 
でも、ためちん、小説書いてんの? 
すさんでいくため吉。それでも幸せなのか、シゲタ。 (7-8)
若旦那
タカハシがけっこーん!? 
傷心旅行中のシゲタが泊まった箱根の旅館の若ダンナ。
クールなポーカーフェイスで、黙ってりゃいい男だが・・。 (10)






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[本体(各)857円+税]

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シゲタ名言
「指をくわえて見てるだけじゃ、
一生彼氏なんかできない!」
●猪突猛進ぶりがかわいい(笑)
●シゲタの心の叫びと一緒にいつも雄叫びしてんのアタシ。
●変わり身の早さは天下一品。真似しよ!
●シゲタの恋愛エネルギーの量、天文学的。
●職場の先輩・坂巻さん♀って良くない?スパイシー。
●シゲタの家族、『濃ゆくて』さー、笑える。
●フクちゃんメイク・テク、いただき!


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フクちゃん名言
「うまくいかない人は、
運命の相手じゃないのよ」
●運命の赤い糸女・シゲタにあやかりたい。
●フクちゃんのキツイ一言って、私にも効くのよ。もっと叱ってー。
●お堅い?! 岸和田さん、私の超タイプ〜〜!似た人いたら教えてヨ
●シゲタの思いこみの激しさ、笑えるけど笑えないカモ?!
●フクちゃんとヒデキの出会いのシーン、すんごい素敵。
●タカハシのマジシーン、カッコイイぜ。見直してゾクッ!
●大河内さんってマズイ男かも・・(涙&追憶&恥・・思い出に沈没中)


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シゲタの叫び
「ふるえる程の しあわせが 欲しい」
●シゲタの決着のつけ方、惚れたゼ!
●フクちゃんのいい女度数がドンドン上昇!どこまでぇ?
●シゲタの心象風景が大袈裟&大爆笑。
●同時収録「女の晩餐」シゲタとフクちゃんの会話、笑ったぁ。
●高橋家の一族、ツワモノ揃いだ!よぉ〜く観察しよう。
●タカハシ、一体どうなっちゃうの?めくるめく急展開だ〜!
●シゲタとフクちゃんのナレソメが発覚、なんかスッキリ。


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名言2連発
「逆境はパワーを充電する最大の好機」
「おなかがすいたら ナミダでしのげ」
●しっかりしない男、タカハシとヒデキ(怒)、ナゼにっ!
●これぞ類友シゲタの旧友、強くカッコ良し。嬉しいゾ!
●ため吉って変だけど、憎めないから困る。しみました〜
●あんなにケナゲなシゲタは、連載始まって以来じゃん?
●女の友情っていいね、最後はコレ!決まったよね!


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フクちゃん名言
「そーゆう 選び放題のオトコが わざわざ
あたし達を選ぶと思うのか 貴様!!」
●シゲタと同じ轍を踏まないように、いつも参考にしてます。
●いやぁ〜、タカハシ、誰と結婚するんじゃい! なぁ?!
●フクちゃんキメマクリ&ミセマクリ・シーン。見るべし。
●女の子の夢を叶える為、シゲタ、幸せになれ。(断言)