夢の温度[夏祭り]

淋しくて 誰でもよかったのかも・・・
自分の恋ごころに戸惑う町子と少年あき。
初めての恋、初めて想いが通じ合う幸福感に満たされる時間。
誰もが持っている・じんわりと思い起こされる特別な出来事。
純朴で不器用な恋ゆえに、こんなにも心に残像を結ぶのかもしれない。
優しいぬくもりが想起される珠玉の物語を貴方に・・・・・

■ストーリー
数学の高校教師・原町子は母親と二人暮らし。ある葛藤を抱えつつ、学校と家を往復するだけの平凡な毎日を送っている。
そんな折、彼女は担任の生徒・竹田あきに知らず知らずのうちに惹かれていく、、、彼は11歳も年下なのに。小さな田舎町での町子とあきの恋の行方は・・・

■初出誌
『キューティ・コミック』(宝島社)1999年6月号〜12月号 










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チラッと
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(本体933円+税)
●Q太先生が描くヒトコマって、なんであんなに饒舌に感情を語るの?
●町子の気持ちがストレートに伝わってきて、私までドキドキ。
●あき君って大物になる予感・大!こんな17歳に出会ったら惹かれるね。
●あきの親友の光延って女関係はダラシナイけど、筋をわきまえたカッコイイ奴。
●町子の同僚の先生方のキャラがこれまた濃くて(爆)変にリアルゥゥ〜。
タラチネ

たらちね、taratine、垂乳根・・・いつの頃まで、この言葉は使われていたのだろうか。
淡々とした静かなリズムを刻む日常の中で、密やかに生まれているドラマ。私達をとりまく現実の中で、今日もおきているかもしれない物語を丹念に浮かび上がらせる一編、表題作「タラチネ」。
男と女が一緒にいて恋愛感情が芽生える・・その有り様の多彩な風景を描く「恋愛物語」。
その他「ゆめのはなし」「頭痛の種」「わずか10セン`」を収録した傑作短編集。

■ストーリー
夫と離婚し、女手ひとつで2歳半になる娘を育てている女性。彼女のもとに離婚後初めて「娘に会いたい」という元・夫からの電話が入る。5ヶ月ぶりの対面は・・・(「タラチネ」)

男の人に苦手意識がある葉子は『男』にどう接したらいいのか、よくわからない。『男』に誘われるまま、今日もデートに出かけるが・・・(「恋愛物語・第1話」)

阿部(♀)は勤務する会社の学生バイトで4つ下の金井君と姉弟みたいに仲良し(!?) 銭湯代をケチる阿部が金井君の部屋のおフロを借りに行くくらいだから。でも・・・(「恋愛物語・第2話」)

■初出誌
「恋愛物語」:『フィールヤング』1999年9月号、10月号、12月号、2000年3月号、7月号、8月号
「タラチネ」:『フィールヤング』1999年11月号
「ゆめのはなし」:『キューティ・コミック』(宝島社) 2000年1月号
「頭痛の種」:『フィールヤング』2000年9月号
「わずか10センチ」:『フィールヤング』1999年5月号










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(本体924円+税)
「タラチネ」●女性の淡白な描写と、そこへ行きつくまでの思いをつい想像してしまう奥行きの深さに驚愕(笑)
「恋愛物語」●Q太先生独自の『間』の味が堪能できる作品、お薦め!
「ゆめのはなし」、「頭痛の種」●これってQ太先生の実録漫画ですか?(笑)
「わずか10センチ」●女の子の葛藤が悲しくなるくらい胸をうった。
●Q太先生が大好き! でも、わたしの胸を打つ”この感じ” がうまく言葉にできないんだよね。んー、残念! だから、みんなに読んで欲しいの!