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2007年 2月刊3月刊5月刊・7月刊

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男でいられる残り
神崎京介
ISBN978-4-396-63282-3
〈人生の充実〉とはなにか?
仕事、家庭、そして女――
折返し地点をむかえた男の葛藤
「人生の手仕舞いについて考えたことはあるか」
同期入社の親友に突然そう切り出された山本隆志。仕事にも家庭にもこれといった不満はないが、四十代も半ばを過ぎ、漠然とした不安を抱いていた時だった。そんなある日、偶然出会った若く奔放な女性に、山本は身も心もかき乱されることになり――
焦り、惑ったすえに辿り着いた〈覚悟〉とは? 誰のためでもない、自らの生を男は求めた……
【著者紹介】
1959年静岡県三島市生まれ。'96年書き下ろし長編小説『無垢の狂気を喚び起こせ』でデビュー。週刊現代で連載された『女薫の旅』シリーズは、累計180万部をこえるベストセラーとなっている。著書に『不幸体質』『官能の時刻』など多数。


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弾正(だんじょう)の鷹 山本兼一
ISBN978-4-396-63283-0
これぞ短編の妙味! 松本清張賞作家の傑作時代小説
信長の首を獲(と)る それが我が定め!
鉄砲撃ち、鷹匠、乱波……
凄腕の刺客とその恋の行方は!?
この恋、信長の命次第!
「下針(さげばり)」
石山本願寺法主(ほっす)が信長の首に恩賞を懸(か)けた。雑賀(さいか)党の鉄砲名手、通り名“下針”は惚(ほ)れた遊び女(め)のため……。
「ふたつ玉」
主(あるじ)の六角承禎(ろっかくじょうてい)から美しい側女(そばめ)を下げ渡された甲賀(こうが)の鉄砲名手・善住坊は、峠道での信長狙撃を命じられた……。
「弾正(だんじょう)の鷹」
信長に堺(さかい)商人の父を処刑された桔梗(ききょう)は、松永弾正の側女となり、韃靼(だったん)人の女鷹匠を装い信長に拝謁したが……。
「安土(あづち)の草」
甲斐乱波(かいらっぱ)の草である庄九郎(しょうくろう)と楓(かえで)は、番匠(ばんしょう)(大工)と下働き女として安土城築城現場に潜入するが……。
「倶尸羅(くしら)」
将軍足利義昭(あしかがよしあき)から閨(ねや)での信長毒殺を命じられた江口(えぐち)の遊び女・倶尸羅は、自らを献上し信長の側に侍(はべ)るが……。
【著者紹介】
1956年、京都生まれ。同志社大学文学部卒業後、雑誌等でライターとして活躍。'99年に「小説NON」創刊150号記念短編時代小説賞を「弾正の鷹」で受賞。2002年、信長、秀吉、家康に仕えた鷹匠・小林家鷹の生涯を描いた『白鷹伝』でデビュー。'04年、『火天の城』で第11回松本清張賞を受賞、同作は直木賞候補作となる。近刊に『雷神の筒』『いっしん虎徹』。


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忍法さだめうつし 荒山 徹
ISBN978-4-396-63284-7
鬼才が描く壮大無比の伝奇小説
奇想、ここに極まる!
倭寇の時代、日本と朝鮮、国の存亡と矜持を賭けた戦慄の暗闘
賓客用の寝室に、黒焦げになった死体が横たわっていた。よほど高温で激しく燃えたに違いない、人相はおろか男女の区別さえつかぬほど炭化している。恰も、この人間のみを狙って炎が放たれたかのようであった。海を隔てた隣国――高麗よりの国使が、こともあろうに迎接の責任者たる貞世の膝元で謎の怪死を遂げようとは。(「忍法さだめうつし」より)
【著者紹介】
1961年、富山県生まれ。上智大学卒業後、新聞社、出版社勤務を経、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国に留学。'99年、朝鮮出兵に材を採った『高麗秘帖』でデビュー。以後、日韓を舞台に破天荒な着想で時代伝奇を描き、高い評価を得る。朝鮮通信使の謎に焦点をあてた『魔岩伝説』及び『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』の三作品が吉川英治文学新人賞候補作となる。他の作品に『魔風海峡』『処刑御使』などがある。


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ししゃも
仙川 環
ISBN978-4-396-63285-4
OL恭子、敗者復活を賭けた
熱血! 町おこし。
ところが、そのキーマンが消えた!?
ベストセラー『感染』の著者が贈る失踪ミステリー
さびれた町の救世主は何と!?
何かが光ったような気がした。顔を近づけてみる。
そして、大きく息を呑んだ。
体長十五センチほどのそれは、見事な虹色をしていた。
輝きが強い。
形こそ平凡だがこんな色合いの魚を目にしたことはこれまでなかった。
恭子が運命のししゃもに出会った瞬間だった……。

一流商社をリストラされ北海道の故郷に帰ってきた川崎恭子。失意の彼女が目にしたのは、さびれた町の風景だった。若者は町を去り、シャッターを閉めた店ばかり。このままでは、町にも自分にも明るい未来はない。そんな恭子が地元の水産試験場で虹色に輝く不思議なししゃもと出会う。その味の素晴らしいこと。「虹色ししゃもで町おこしだ――!」恭子は売り込みに奮闘するが……。

【著者紹介】
1968年、東京生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。新聞記者となり、医療技術、介護、科学技術の分野を担当しながら小説を執筆。2002年に『感染』で、第一回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。現在は執筆活動に専念。作品に『転生』『終の棲家』がある。


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弾痕
阿木慎太郎
ISBN978-4-396-63286-1
誰を殺(や)る!? 誰に付く!?
のし上がるための掟(おきて)などない
ヤクザ、それはもっとも冷徹な組織に生きる者たちbb
これぞ「極道小説」の最高峰bb
そのリアリティに80万読者が震え上がった!
日本の暴力組織の頂点を目指す新和平連合(しんわへいれんごう)。会長の座に君臨してきた新田雄輝が服役し、跡目(あとめ)とされた大星会(たいせいかい)の八坂会長を暗殺した品田が実権を握った。品田はさらに新和平の完全支配を企(たくら)み、組織内にくすぶる反対派を一掃すべく極秘指令を出した。新田直系の武闘派実力組織・形勝会(けいしょうかい)の頭(ヘッド)を殺(や)り、刑務所(ムショ)の新田の命(タマ)を獲(と)る! そして、新和平の資金源・浦野孝一を指揮下に押さえれば、悲願の欧州闇市場進出も夢ではなくなるbb。血の粛清が始まる中、暴力組織潰滅をはかる元公安警察官の神木剛(かみきごう)はどう動くのか!?
凄絶な極道の実態を描いた「闇の警視」シリーズ最新刊!
【著者紹介】
1939年、東京生まれ。1975年『愛と憎しみの宴』で文壇デビュー。以後、ロスアンゼルスに居を構え、アクション小説、ハードボイルドなど、リアリティ溢れるエンターテインメント作品の執筆を続ける。『闇の警視』シリーズ(祥伝社文庫刊)は80万部を誇る人気作となっている。本書は『被弾』『照準』に続く『闇の警視』シリーズ新展開の第三弾である。


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