s-book.comロゴ
ご利用ガイド よくある質問 お問い合わせ 初めての方
くわしく検索

参加出版社 集英社小学館祥伝社白泉社照林社小プロ
会員登録・変更 注文履歴 バスケット バスケットを見る

2007年 3月刊4月刊5月刊・6月刊・7月刊

装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
子ども家畜論
教育は問答無用で叩き込む
狭山ヶ丘高等学校校長
小川義男
ISBN978-4-396-61288-7
「子どもの人権」が、日本をダメにした!!
カリスマ校長 誤解を恐れず 天下の暴論
厳しく怒れ、かわいがれ――
今こそ必要な「服従する心」を養う教育とは!

子どもの武器は「個性」よりも「素直さ」だ!
「伸びる子ども」に育てる三つの「躾(しつけ)」とは
1 基本的な「規範」を根づかせる――「殺すな」「盗むな」「嘘をつくな」
2 感性を豊かにする――自然と触れあわせ、情緒を育てる
3 人間好きにする――「かまってあげる」ことで愛と社会性が芽生える

<なぜ「子どもは家畜」なのか>
低学年のころまでは、できるだけ子どもを動物本来の姿に戻らせてあげるのがいい。それも、のびやかさを持った「健全な獣(けもの)」でなくてはならない。「健全な獣」とは、野生から人間社会と共生し、他者にかわいがられ役立つように育てられた獣である。誤解を恐れずに言うならば、「家畜」だ。「家畜」は野生のものに比べれば自立性が低い。人の手が多くかかる。子どもとはそのような生き物なのだ。
(本文より)

「躾(しつけ)」の置きざりが、教育荒廃を招いた(本書の内容)
■西郷隆盛が少年時代に「叩き込まれた」教育とは
■まず「形」から入る――ヘレン・ケラーが「奇跡の人」になりえた理由
■子どもは家畜――感性豊かな「健全な獣(けもの)」に「服従する心」が宿る
■「スパルタ教育」と「服従教育」の決定的な違い
■「体罰」は「絶対禁止」ではなく、「原則禁止」でいい
■学校では「人権」が制限される
■「友だち先生」が教育劣化に拍車をかけた

【著者紹介】
埼玉県の私立狭山ヶ丘高等学校校長。1932(昭和7)年、北海道生まれ。中学校で代用教員を務めた後、1959年に北海道教育大学卒業。早稲田大学大学院修士課程修了。北海道、東京都で小学校の教諭・校長を歴任し、1996(平成8)年より現職。着任後、短期間のうちに同高校を有数の進学校に育て上げた。現在も英語教育を通じて高校生を直接指導する。そのかたわら、講演・執筆活動を精力的に続け、独自の教育論・社会論を提唱。著書に『あらすじで読む世界の名著』『あらすじで読む日本の名著』(中経出版)『「親ばか」「教師ばか」が「素直な子」を育てる』(小学館)『カリスマ校長が教える「勉強好きな子ども」に育てる8つの約束』(WAC)など。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
ボッシュの子
ナチス・ドイツ兵とフランス人との間に生まれて
著/ジョジアーヌ・クリュゲール
訳/小沢君江
ISBN978-4-396-65039-1
鹿島 茂氏 推薦!
――これは現代版『レ・ミゼラブル』である。
“ボッシュ〈ドイツ野郎〉”の子として蔑(さげす)まれながら戦後を生き抜いた
一人の女性が語るフランス戦後史の真実!

ドイツ人兵士とフランス人女性の間に生まれたという事実。それは、沈黙によって隠蔽(いんぺい)され、耐えがたい精神的苦悩となって、生涯つきまとってきた。その事実は今日、しゃぼん玉が弾(はじ)けるように、白日のもとに炸裂しようとしている。恐怖でしかなかった世界大戦のなかにも恋の物語があったのだ。その証拠が、今日生きているわたしたち20万人である。
―――――あとがきより

<現代版『レ・ミゼラブル』の物語――鹿島 茂>
フランス人にとって、ナチス占領時代は忌(い)まわしい古傷のようなものだ。 できるなら忘れてしまいたい。だが、古傷は痛み、時に出血する。 その血に当たるのが「ボッシュ(ドイツ野郎)の子」として蔑まれながら 戦後を生き抜いた20万人の子供たちだ。「ボッシュの子」の一人が語るフランス戦後史は、現代版『レ・ミゼラブル』として読むことができる。 20世紀のコゼットに、はたして幸せは来るのだろうか?

【著者紹介】
[著者]ジョジアーヌ・クリュゲール
JOSIANE KRUGER
1942年、フランス人女性とドイツ人兵士とのあいだに生まれる。2005年、長年タブーとされてきた自らの出生を明らかにする自伝『Les embryons de guerre(戦争の胎児)』を自主出版。翌年、『Need'amours interdites...(禁じられた愛から生まれる)』と改題してペラン社より再版されたものが本書である。2005年に設立された「全国戦争児友好会(ANEG)」の広報担当を務める。

[訳者]小沢君江(おざわ・きみえ)
1942年生まれ。1961年、AFS留学生として米国に1年滞在。1965年、早稲田大学仏文科卒。1971年、夫ベルナール・ベローと渡仏、1974年にベローと共にイリフネ社創立、ミニコミ誌『いりふね・でふね』創刊。1979年、無料紙『オヴニー』発刊。1981年、文化センター「エスパス・ジャポン」創立。著書に半自叙伝『パリで日本語新聞をつくる』(草思社)。パリ在住。


祥伝社のトップページへ戻る

All rights reserved by SHODENSHA