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2007年 2月刊・3月刊・4月刊6月刊7月刊

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長編推理小説
蛇の指輪 スネーク・リング
顔のない刑事・迷宮捜査
太田蘭三
ISBN978-4-396-33338-6
特捜刑事 香月功、“蛇の指輪”をはめた危険な男に急襲さる!
「殺すより手はねえな…」
大人気シリーズ「顔のない刑事」最新作、待望の文庫化!
「死んでもらおう」人混みの中で突如、特捜刑事香月功(かづきいさお)は“蛇の指輪(スネーク・リング)”をはめた黒屋(くろや)組幹部に拳銃を突きつけられた。元はといえば、拳銃を盗み失踪した新宿柏木(かしわぎ)署の遠沼(とおぬま)巡査部長を探すため、暴力団へ潜入したからだ。なぜか、関西系暴力団を含め大勢が遠沼の行方を追っていたが、その中の一人も失踪。遠沼とはいったい何者か? 大人気シリーズ待望の文庫化!
【著者紹介】
1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業。同人誌を経て、時代小説でデビュー。'78年『殺意の三面(みおもて)峡谷』(祥伝社文庫)で山岳推理に新境地を拓(ひら)き、以後『顔のない刑事』シリーズなどの推理小説で圧倒的支持を得る。本書内で登場し、カバー表紙でも用いられた“蛇の指輪”は、著者が実際にはめているものだ。


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長編旅情推理
薩摩半島 知覧殺人事件
旅行作家・茶屋次郎の事件簿
梓林太郎
ISBN978-4-396-33339-3
作家探偵 茶屋次郎、特攻基地の町に美しき姉妹と歴史の真実を追う!
テレビ東京系“水曜ミステリー9”でおなじみの
茶屋次郎シリーズ!(主演・橋爪 功)
東京・目黒(めぐろ)付近で“西島(にしじま)夫妻惨殺(ざんさつ)事件”が発生。しかし死体の女は妻の多万紀(たまき)ではなかった。旅行作家の茶屋次郎(ちゃやじろう)は多万紀の行方を探るため、彼女の出身地、特攻隊出撃基地で知られる鹿児島・知覧(ちらん)へと飛ぶ。すると、彼女の妹も行方不明となっていた。やがて、妹の死体が坊津(ぼうのつ)沖で発見され……。特攻隊の哀切な歴史に包まれた美しき町を舞台に名手が描く長編推理!
【著者紹介】
1933年、長野県生まれ。調査会社経営等を経て、80年に小説宝石エンターテインメント小説大賞を受賞。以後、豊富な登山経験を活(い)かして山岳推理の第一人者に。綿密な現地取材から生まれた作風には定評がある。橋爪功(はしづめいさお)演じるテレビドラマ版茶屋次郎(テレビ東京系「水曜ミステリー9」枠)もすっかり定着、活字と映像と楽しみ方が広がった。


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探偵小説
大東京三十五区
夭都(ようと)七事件
物集高音
ISBN978-4-396-33340-9
読書界が仰天した 本格探偵小説(ミステリ)
帝都で繰り広げられる猟奇的な事件と驚愕の推理
浅草(あさくさ)に天から降った死骸、天神坂(てんじんざか)に出現する髑髏(されこうべ)、日本橋の橋上で人間消失――早稲田の不良書生・阿閉(あとじ)君が持ち込む、珍聞奇聞(ちんぶんきぶん)から選(え)りすぐった「夭都(ようと)東京」の七事件! サテ、下宿館主人の“縁側探偵”こと間直瀬玄蕃(まなせげんば)は如何(いか)にしてその綾を解(と)きほぐすのか? 近代化を遂げんとする昭和初期の帝都を舞台に、猟奇の謎と仰天の推理が冴える“本格”探偵小説(ミステリ)の傑作!
【著者紹介】
1964年生。散文家。
『血食』    講談社 1999年
『冥都七事件』 祥伝社 2001年
『赤きマント』 講談社 2001年
『夭都七事件』 祥伝社 2002年
『吸血鬼の壜詰』講談社 2003年
『亡都七事件』 祥伝社 2005年


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官能アンソロジー
秘戯 S
櫻木 充/子母澤 類/橘 真児
菅野温子/桐葉 瑶/黒沢美貴
降矢木士朗/高山季夕/和泉麻紀
ISBN978-4-396-33341-6
理性をも凌駕(りょうが)する愛のかたち。
妖艶な美女と童貞少年、中年男と清廉なお嬢様、女流官能作家と編集者、バイト女子と夜勤社員…

ずぶ濡(ぬ)れの雨の中、妖艶(ようえん)な美女に招き入れられた朴訥(ぼくとつ)な童貞少年。粗野な中年男に惹(ひ)かれていく、心的外傷(トラウマ)を負った清廉(せいれん)なお嬢様。売れっ子女流官能作家から原稿をもらうべく懸命に奉仕する編集者。バイト女子と深夜に二人きりになった夜勤の会社員。父と再婚した義母を女として愛する一途な青年……心は千々に乱れ、理性をも凌駕(りょうが)するさまざまな愛のかたちを描く官能アンソロジー。

本書の収録作品
櫻木 充(さくらぎ・みつる)「再婚」
子母澤 類(しもざわ・るい)「愛のひとしずく」
橘 真児(たちばな・しんじ)「能面の女」
菅野温子(すがの・あつこ) 「連絡、待ってます」
桐葉 瑶(きりは・よう)  「女のブレーキ」
黒沢美貴(くろさわ・みき) 「薔薇(ばら)とバニラが香る夜」
降矢木士朗(ふるやぎ・しろう)「風媒花(ふうばいか))
高山季夕(たかやま・きゆう)「かぎ」
和泉麻紀(いずみ・まき)  「誘い水」


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長編官能ロマン
女流写真家
北沢拓也
ISBN978-4-396-33342-3
選(え)りすぐりの美女をあなたに
悶え、うめき、のたうつさまを、カメラが赤裸々に活写する…。
「撮影中、シャッターの音に昂奮して、わたしの指を欲しがった奥さんもいたけど……」稲森美貴(いなもりみき)は、ベッドの中で池内高志(いけうちたかし)に囁(ささや)いた。女流写真家として名を馳(は)せた美貴には淫靡(いんび)な秘密がある。やがて、美貴が被写体として選(え)りすぐった生保レディ、元スチュワーデス、モデルの美女たちに、池内の前で淫らな姿態を晒(さら)させる……。美しい官能世界の極致!
(新書判『女唇の彩り』改題)
【著者紹介】
1940年、東京生まれ。中央大学文学部卒業。出版社勤務を経て、小説誌、スポーツ紙などに官能小説を発表し、執筆に専念する。現代の風俗や流行を巧(たく)みに織り込み、臨場感に満ちた繊細で濃厚な性描写が人気を博し、たちまち官能小説界の第一人者になる。作品に『花萌(も)え』『花みだれ』(いずれも祥伝社文庫)など多数。


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長編歴史小説
覇者(上)
信濃戦雲録第二部
井沢元彦
ISBN978-4-396-33343-0
天下へ号令をかけるべく、西へ向かう最強武田軍…
「後継ぎは勝頼にあらず」と言い切った信玄の真意とは?
「欲目(よくめ)――人は欲をもって物を見ると正しい判断ができなくなる」武田信玄は、亡き山本勘助の“軍略の極意”を思い出した。浜松城に籠城(ろうじょう)する徳川家康をおびき出す秘策が決まった瞬間だ。三方ヶ原(みかたがはら)で完膚(かんぷ)無きまでに家康を敗り、さらに京を目指す信玄だったが……。「三年間、わが喪を秘せ」と遺言した信玄の深謀遠慮(しんぼうえんりょ)とは何だったのか? 信濃戦雲録第二部の開幕!
【著者紹介】
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBS報道局に勤務。'80年『猿丸幻視行』で第二十六回江戸川乱歩賞を受賞。以後、『隠された帝』(祥伝社文庫)などの歴史推理、『言霊(ことだま)』(祥伝社黄金文庫)などの評論に独自の世界を開拓。本書は、山本勘助亡き後の信玄、さらに後継者である勝頼の軍略の相違を描いて迫力ある。


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長編歴史小説
覇者(下)
信濃戦雲録第二部
井沢元彦
ISBN978-4-396-33344-7
勇猛勝頼vs.冷厳信長
欲、慢心、疑心、嫉妬、執着…
一点の心の曇りが勝敗を分けた!
破竹(はちく)の勢いの織田信長。それを阻止(そし)するには、石山本願寺法主顕如(ほっすけんにょ)、さらに西国の太守毛利家と手を結ぶべきであった。しかし、武田勝頼は信玄の遺言を無視し、亡き勘助の側近さえも退けて邁進(まいしん)する。長篠(ながしの)城の攻防、設楽(したら)ヶ原の決戦の勝敗を分けたものは何だったのか? 戦国の武将たちを突き動かす欲望、嫉妬(しっと)など人間の業を鮮やかに浮かび上がらせる傑作!
【著者紹介】
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBS報道局に勤務。'80年『猿丸幻視行』で第二十六回江戸川乱歩賞を受賞。以後、『隠された帝』(祥伝社文庫)などの歴史推理、『言霊(ことだま)』(祥伝社黄金文庫)などの評論に独自の世界を開拓。本書は、武将たちの人間としての業に焦点を当て、信玄亡き後の武田家の迷走と信長の隆盛、さらにその滅亡までを描く壮大な歴史大河小説である。


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長編サスペンス
銀幕の女
警視庁国際捜査班
佐伯泰英
ISBN978-4-396-33345-4
瞠目の国際サスペンス最終章、遂に刊行!
「ミステリーから時代小説へ。だが佐伯泰英は、常に一貫している。」
文芸評論家 細谷正充氏
志(こころざし)高き「地方自治の旗手」である栃木県知事・鳩村諄二郎(はとむらじゅんじろう)が突然首吊(つ)り自殺を遂(と)げた。清廉(せいれん)なはずの彼に仕掛けられた罠(わな)とは? 実兄の蔵相・光彦(みつひこ)は、過去に生じた鳩村一族に関わる数々の不審死との関わりを疑い、警視庁特捜刑事・根本(ねもと)を呼ぶ。やがて政財界の背後に暗躍する往年の映画女優の名が浮上するのだが……。“警視庁国際捜査班”シリーズ最終巻、遂(つい)に文庫化!
(新書判『秘画の構図』改題作品)
【著者紹介】
1942年、北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの作品を次々と発表する。'99年に初の時代小説『密命――見参!寒月霞(かすみ)斬り』(祥伝社文庫)を発表後、刊行する作品がことごとくベストセラー入りする人気作家に。「警視庁国際捜査班」シリーズ最終作である本作には、著者のエンタテインメントの要素(エッセンス)がすべて注ぎ込まれている。


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