シリーズ既刊一覧

1『火喰鳥』
9784396342982
740
2017年啓文堂書店時代小説文庫大賞受賞!
一気読み間違いなし! 炎より熱い、侍火消の物語

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。

2『夜哭烏』
9784396343378
680
命の選択に、正解はあるか!?
火消としての矜持を捨てない男の姿に感涙!

「八咫烏」の異名を取り、江戸一番の火消加賀鳶を率いる大音勘九郎を非道な罠が襲う。身内を攫い、出動を妨害、被害の拡大を狙う何者かに標的にされたのだ。家族を諦めようとする勘九郎に対し、「火喰鳥」松永源吾率いる羽州「ぼろ鳶」組は、大音一家を救い、卑劣な敵を止めるため、果敢に出張るが……。業火を前に命を張った男たちの団結。手に汗握る傑作時代小説。

3 『九紋龍』
9784396343750
700
喧嘩は江戸の華なり。大いに笑って踊るべし。
最強の町火消と激突!

火事を起こし、その隙に皆殺しの押し込みを働く盗賊・千羽一家が江戸に入った。その報を受けた新庄藩火消・通称〝ぼろ鳶〟組頭・松永源吾は火付けを止めるべく奔走する。だが藩主の親戚・戸沢正親が現れ、火消の削減を宣言。一方現場では九頭の龍を躰に刻み、町火消最強と恐れられる「に組」頭〝九紋龍〟が乱入、大混乱に陥っていた。絶対的な危機に、ぼろ鳶組の命運は!?

4『鬼煙管』
9784396343972
700
誇るべし、父の覚悟――。
男たちの心意気に魂が震える!

「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていた――。京都西町奉行・長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、やがて銕三郎が暴走し――。勇壮な男たちが京の街を駆け抜ける!

5『菩薩花』
9784396344238
740
諦めの悪い火消が炙り出した、
不審な付け火と人攫いの真相とは!?

番付のためか――。火消番付への関心は高く、お家の評判にも繋がる。その噂が人々の口の端に上りだす頃、ぽろ鳶組・松永源吾は、無謀にも他の火消から手柄を奪おうと闘う仁正寺藩火消・柊与市の姿を目にする。そんな折、火消による付け火を疑う読売書きが姿を消し……。真相を追う源吾らの前に現れたのは、火難の維持を救い育て、「菩薩」と崇められる定火消・進藤内記だった。

6『夢胡蝶』
9784396344481
760
"消さない火消"たちの心を動かし、
吉原で頻発する火付けに、ぼろ鳶組が挑む!

花魁・花菊は死を願った。吉原の大見世で最高位の花魁となるも、やはりここは苦界でしかない。父母と彼岸での再会を望み、燃える妓楼に身を置いた。だが紅蓮の炎に飛び込んできた男がいた。花菊は業火の中、ぼろ鳶組纏番・彦弥と運命の出会いをする――。吉原で連続する火付け、下手人と思しき者の殺害、黒幕が? 新庄藩火消頭・松永源吾が情念渦巻く吉原で謎に挑む。

7『狐花火』
97843963447575
760
悪夢、再び!
江戸の火消は団結し、すべてを奪う火龍に挑む。

天才花火師と謳われるも、愛娘を花火の事故で喪い、妻も世を儚み命を絶つ――。明和の大火下手人秀助は、事故の原因たる怠惰な火消に復讐を誓い、江戸を焼いた。二年前、新庄藩火消頭松永源吾と対決の末捕えられ、火刑となったはずだが、朱土竜、瓦斯と、秀助と思しき火付けが今再び起きる! 秀助は生きているのか? 江戸の火消が再び結集し、猛り狂う炎に挑む。

8『玉麒麟』
9784396345044
780
命のため、真実のため、
江戸のすべてを敵にまわした。

侍火消にして府下十傑に数えられる剣客、新庄の麒麟児と謳われた《ぼろ鳶組》頭取並・鳥越新之助は、闇に堕ちたのか? 豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取・松永源吾は、仲間のため、己のため、ある決意を胸に立ち上がる!

9『双風神』
9784396345464
780
火炎旋風、大坂に来襲!
命のため──。
ぼろ鳶組が反目し合う火消を変える!

京の淀藩常火消・野条弾馬は、己が目を疑った。大火の折に生まれ激甚な災禍をもたらす炎の旋風〝緋鼬〟が大坂の町を蹂躙していた。続発する緋鼬に、それを操る何者かの影を見た弾馬は、新庄藩火消頭取・松永源吾に協力を頼む。源吾は、天文学者でもある風読みの加持星十郎を連れ、大坂へ。しかし、源吾と星十郎は、炎の怪物を目の前に大きな挫折を味わうことに……。