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2001年 11月刊8月刊7月刊4月刊2月刊
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愛でもくらえ
ビートたけし
ISBN4-396-31240-7
あなたがポツンとそこにいるだけでいい──本文より
強さも弱さも優しさも厳しさも悲しさも、生きてゆくことのすべてを吸収しながらたけしさんはますます豊かになっている。 濃いのに乾いていて軽やかで柔軟なたけしさんの稀有な感性は、常に変化しながらその都度“笑い”や“映画”などの作品をサラリと作り上げてゆく。自分の作品なのに自分はそれとはまるで関係ないような顔をして次に進んでゆく。…カッコいいよなァと思う。   さくらももこ
【著者紹介】
お笑い芸人、役者、画家、作家、歌手、詩人、そして……映画監督・北野武。 一九四七年一月十八日、東京都足立区に北野菊次郎、さきの末っ子として生まれる。七二年・二五歳、浅草フランス座で漫才の修行を始める。七五年・二八歳「ツービート」としてテレビ初出演。七八年・三一歳、結婚。空前の漫才ブーム到来。七九年・三二歳、父・菊次郎逝去。八一年・三四歳、長男・篤くん誕生。『オレたちひょうきん族』スタート。八二年・三五歳、長女・井子ちゃん誕生。「タケちゃんマン」登場。八三年・三六歳、映画『戦場のメリークリスマス』出演。八六年・三九歳、フライデー襲撃事件。八九年・四二歳、『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。九四年・四七歳、バイク事故。九七年・五〇歳、監督主演作品『HANA-BI』がベネチア国際映画祭で金獅子賞受賞。九九年・五二歳、母・さき逝去。二〇〇〇年・五三歳、『ビートたけし詩集 僕は馬鹿になった』(小社刊)出版。二〇〇一年・五四歳、監督脚本主演作品『BROTHER』公開。……たけしと武の「振り子」はこれからも止まることなく振動し続ける。


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出る杭になれ!
「いい人」やめれば仕事ができる
堀場雅夫
ISBN4-396-31241-5
ベストセラー 『仕事ができる人できない人』の著者が教える
やりたい仕事をやり通す知恵!
この混迷の時代、誰も先のことは読めません。40代になって自己主張・提案のない人、つまりわがままを示さない人は、会社での存在価値を失います。「出る杭」は打たれもするでしょうが、出すぎてしまえば周囲も諦めます。(「まえがき」より)

●四十代は、人生最大で最後のチャンス
●四十代で伸びる人、失速する人
●四十代になるまでに、準備しておくべきこと
●「出ない杭」は、これからは引っこぬかれる
●部下との接し方、伸ばし方
●上役に対して、絶対に言ってはいけないセリフ
●「わがまま」を言え、「わがまま」を聞け
●Eメールで自分を客観視する方法とは
●無能な上司をやめさせるための秘策
●四十代で自己実現するために

【著者紹介】
1924年、京都府生まれ。京都大学在学中に、堀場無線研究所を創業。'53年、堀場製作所を設立。ベンチャービジネスの雄であり、分析機器のトップメーカーとして常に業界をリードしている。'78年、会長に就任。著書に、読者の圧倒的支持を得ている『仕事ができる人できない人』他、多数。


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燃え続けた20世紀
殺戮(さつりく)の世界史
〜そして世界大戦を超える惨劇が始まった〜
A.L.サッチャー
大谷堅志郎 訳

ISBN4-396-31242-3
どれだけの血潮を流せばいいのか
朝日新聞読書欄も絶賛の人気シリーズ、最新作!
「歴史的人物を総登場させ、激動の世紀を絵巻物のように再現」(00・11・19)
原爆、冷戦、文化革命……
1945年4月30日、ヒトラーが自殺し、ヨーロッパでの未曾有の大量殺戮は終わった。が、それは冷戦突入という新たな悲劇を示唆していた……。スターリン、ガンジー、ホー・チ・ミンらが織り成す、壮大かつ凄惨な歴史絵巻。

●今、見つめ直す二〇世紀に流れ続けた血潮
 第二次世界大戦後の日本は戦争を放棄し、平和の中に暮らしてきた。しかしこの間、アメリカ人は「ベトナム戦争」で、イギリス人は「フォークランド戦争」で、フランス人は「アルジェリア独立戦争」で血を流した。「朝鮮戦争」、「文化大革命」、「印パ分裂」が同じ国民を引き裂き、隣人の間で大量の血を流させた。「熱戦」のあとには「冷戦」が続き、東西の壁、南北の壁、ゲットーや収容所の壁をはさんで、撃ち合いは繰り返された。
 新世紀を迎えた今も、中東に、バルカンに、アフリカに、インドネシアに殺戮の火種は消えない。二〇世紀はまだ燃えつきていないのである。(「訳者まえがり」より)

【著者紹介】
A.L.サッチャー
歴史学者。元米国ブランダイス大学学長。1899年ニューヨーク生まれ。ケンブリッジ大で歴史学博士号を取得。イリノイ大教授を経て48年、ブランダイス大創立に参加。TV・ラジオのコメンテーターとしても著名。著書に『ユダヤ人の歴史』等。93年、死去。

大谷堅志郎
翻訳家。1935年生まれ。東京大学卒業後、NHK入社。報道・教養番組プロデューサー、放送研究に従事。欧州放送事情などの論文多数。訳書に『ユダヤ人はなぜ殺されたか』(ダビドビッチ著)『日本人に救われたユダヤ人の手記』(ガノール著)等。


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日本の歴史を騒がせた
こんなに困った人たち
小和田哲男
ISBN4-396-31243-1
こいつらがいたから、歴史は面白い!
友達にはしたくない 石田三成、大塩平八郎…
上司にはいやな男 織田信長、源義経…
困った人にも「五分の魂」明智光秀…
あの人って、こんな人だったの?!
▲源義経(みなもとのよしつね)は〃戦さの天才〃ではなかった▲明智光秀(あけちみつひで)の使命感が招いた本能寺の変▲庶民感情が読めない大塩平八郎(おおしおへいはちろう)▲維新のヒーロー・西郷隆盛(さいごうたかもり)の光と影……英雄たちの知られざる実像に、斯界(しかい)の第一人者が鋭く迫る!

●日本史の新しい尺度「困った人」――「はじめに」より
 歴史というものは単純で薄っぺらなものではなく、簡単には割りきれないところにおもしろさがあるのではなかろうか。善人か悪人か、勝者か敗者かといったものさしではなく、別の見方の尺度も必要なのではないかと私は考えている。その一つが、本書で取りあげようとしている「困った人たち」という概念である。  実際、「困った人」なんだけれども歴史を動かした、あるいは、歴史を騒がせたという人は何人もいる。また、逆にいえば、善か悪かだけでは振り分けられない個性的な人物がたくさんいるからこそ、日本の歴史は奥が深く、おもしろいのかもしれない。

【著者紹介】
1944年、静岡生まれ、72年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程を修了。現在、静岡大学教育学部長。大学での激務の傍ら、日本史の面白さに満ちた著作を精力的に上梓し、読者の熱い支持を得ている。著書に『日本の歴史がわかる本』(全3巻)『歴史に学ぶ「乱世」の守りと攻め』等、多数。


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ピーターラビットの村ひとり歩き
岩野礼子
ISBN4-396-31244-X
女一人、イギリス湖水地方をゆく
物語の世界と現実を行き来する楽しみ。
生き方が変わる、自分発見の旅
とぼけた顔の小さなウサギに強烈に誘われて、イギリスの湖水地方へひとり旅。ピーターラビットの村を何度も訪れているうちに、村の生活の一端にふれるまでになった。四季折々の風景を交えて語る岩野ワールドの秀作。

小さなウサギは天からの賜物 
 私は出無精である。よって、基本的に旅には興味がない。
 まして、名所旧跡の観光など考えただけで疲れてしまう。要するに、なじんだ環境や日常生活の中で白昼夢におちいっているほうが、性に合っている類いのぐうたら人間なのである。
 こういう私が、重い腰をあげてイギリスくんだりまでやってきたものだから、帰るのがめんどうになり、ついに十二年めの新年をロンドンで迎えてしまった。
 それもこれも、もとはといえばピーターラビットのせいである。私は心から思う。ピーターラビットの世界に心底夢中になり、時間や出無精を忘れ没頭することができたことは、天からの賜物なのだと。(本文「まえがき」より)

【著者紹介】
福岡県北九州市生まれ。津田塾大学英文科卒業。1989年からロンドン暮らしを始める。エッセイ、イラストの仕事のかたわら、散歩、買い物、料理を楽しむ。著書に『ひとり暮らしのロンドン』(黄金文庫)『イギリス・ファンタジーへの旅』(晶文社)等多数。インターネット上で「ロンドン徒然草」を発信中。(http://www.uk.so-net.com)


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はいってはいけない
得する生保、損する生保
佐藤立志
ISBN4-396-31245-8
実名で明かす衝撃の書
どの生命保険を選べばいいか!
日本生命、第一生命、明治生命、簡保
ソニー生命、全労済、JA共済、アリコ・ジャパン…
破綻した生保をこれまでズバリ当ててきた著者が、契約者保護の立場で書いた話題の書。デタラメ、ごまかし、詐欺同様の手口とカラクリを解き明かす!今、はいっている保険をどうするか、これからどうするかを指南する。

●あなたの保険は得か、損か!
●「堂堂人生」(第一生命)に隠された意図
●「はいれます終身保険」(アリコジャパン)は傷害保険!?
●日本生命の終身年金がやった、とんでもないこと
●簡保の養老保険はメタメタ!
●はいってはいけない保険会社――アメリカ基準で見よ!
●専門家が読んでもわからない明治生命「L.A.(ライフアカウント)」設計書
●やっていい転換(保障の見直し)とやってはいけない転換
●お得な建更(たてこう)(建物更生共済)――JA共済。あの法隆寺もはいっている
●簡保より安いソニー生命の学資保険
●公的介護保険と連動している明治生命の介護保険はおすすめ

【著者紹介】
1952年、長崎生まれ。日本有数のコンサルティング会社、財団法人の管理職を務めた後、独立。保険会社のしくみ、商品の内容を徹底的に追及する。契約者にとって何が得か損かを具体的に示す姿勢は、多くの読者から支持を得ている。著書に『こんな保険はいらない』『JA共済・県民共済の上手な使い方』等多数。テレビ、講演などでも活躍。


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生と死をわけた一瞬
証言 極限からの生還者
合田一道
ISBN4-396-31246-6
厳寒の北海道で起こった3つの事故
●流氷に流され消息を絶ったトド撃ち舟
●爆発した炭鉱の地底から奇跡の生還
●大雪崩で救出された少年
人は、その時何を考えるのか、を問う迫真のドキュメント!
「生還」した人々の壮絶なドラマ──3つの事故から
 本書は、北海道で起こった3つの事故から成っている。
 ここに取り上げた3つの事故のうち2番目の炭鉱ガス爆発は炭鉱が急速になくなった現在ではもう起こりえない惨事であろうが、最初の氷海で起こった遭難や、3つめの春山スキーの雪崩などは、いつふたたび起こるともしれない要素を孕(はら)んでいるといえる。
 長い歳月が経過したいまになって、貴重な資料が手に入ったこと、羅臼町の人々の好意で完璧な取材ができたこと、雪崩に遭遇した本人の取材協力でこの本ができた。死に直面したとき、人間は何を思い、何を望むのか。本書は、極限の世界から「生還」した人々の壮絶な人間ドラマを綴ったものである。

1 国境の氷海でトド撃ちの3人乗り込みの舟が、流氷に押し流されて消息を絶った。
2 炭鉱爆発で16人の犠牲者を出した地底で丸2日間生き延びた。
3 大雪崩に巻き込まれ、奇跡的に助かった少年。証言が明かす“その一瞬”。

【著者紹介】
1934年、北海道生まれ。北海道新聞社に勤務し、編集委員として「歴史の源流をいく」「ミステリーの風景」を執筆。'94年退職後は、歴史に材を取ったノンフィクション作品を精力的に発表。食人事件を扱った『裂けた岬』は大きな波紋を投げかけた。著書に『検証・満州一九四五年夏』『日本人の死に際』等多数。


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