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	「死にたくない。生まれてくる子の顔を見たい……」不治の病に冒された青年医師が、最後まで生きる勇気と優しさを失わず、わが子と妻、両親たちに向けて綴った感動の遺稿集。22年の時を経てもその輝きは変わらない。 夫の遺稿集は娘が嫁ぐその時に……井村倫子（みちこ） 現在、長女二十四歳、「まだ見ぬ子」次女は、二十二歳です。私は父親のことはめったに話したことはございません。かと申しましても父親の存在を拒んだわけでもありません。小学校生までは「パパにおやすみのごあいさつは？」青磁の壺のお骨にむかい「パパはあなた達のそばにちゃんといますよ」と話していました。私は娘達にどうこう教えるのではなく、彼女達は彼女達の環境の中で人様に迷惑をかけず何ごとも努力すればよいことだと思っています。夫の遺稿集は娘達が嫁ぐその時、もたせたいと思っております。（文庫判のための「はじめに」より）
【著者紹介】 1947年、富山県生まれ。日大医学部卒業後、沖縄県立中部病院を経て、岸和田徳洲会病院にて内科医として勤務。1977年11月、右膝の悪性腫瘍の転移を防ぐため、右脚を切断。しかし、腫瘍は両肺に転移していた。1979年1月、惜しまれつつ逝去。死後まもなく次女誕生。

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みるみる脚からヤセてきた 奇跡の山田式･下半身ストレッチ法	山田陽子 ISBN4-396-31295-4
1日数分、簡単でけっして元に戻らない 4万人の実績が明かす驚異の山田式、骨格矯正！

	なぜ、山田式が絶大な支持を受けているのか 【その1】山田式だと元に戻らないからです。私は骨格という根本から治すので、他の矯正とは違います。【その2】簡単に効果が実感できる。山田式ストレッチは無理なくいつでも、どこでも1日数回で抜群の効果を発揮します。 四万数千人の脚を治してきた 私が骨格矯正を始めて二七年になります。その間に四万数千人もの方の脚をまっすぐにしてきました。O脚はもちろんX脚やそれをミックスしたXO脚など、さまざまな形の脚をまっすぐできれいな脚にして来ました。 もちろん、脚の形をよくするだけではありません。肥満や便秘、吹き出もの、腰痛そして肩こりといった多くの不快な症状までもが、この本でよくなっていくのです。私は一人でも多くの方に骨格という根本から改善してもらいたいと思います。毎日を生き生きと暮らしてほしいのです。（「まえがき」より）
【著者紹介】 北海道出身。ケアマネージャー、ウェルネスプロフェッサーの資格を持つ、美容矯正の第一人者。骨格矯正や脂肪矯正の「山田陽子プロポーションクリニック」やリンパ浮腫の治療院「YPCドレナージュサロン」を含めたYPCグループ総院長。著書に『みるみる“おなか”がヤセてきた』（祥伝社黄金文庫）等、多数。

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いくつになっても「輝いている人」の共通点	斎藤茂太 ISBN4-396-31296-2
健康･快食快眠･笑顔･ボケ知らず�� そうか、こうすればいいんだ！ こんな人になりたい――今日から変われる、ちょっとした工夫と技術

	毎日が楽しく、希望に満ちている。病気にかかりにくく治りも早い。仕事が面白い。何を食べてもおいしい――「輝いている人」たちは、心とからだのバランスの取り方がうまい！精神科医の著者が、その秘密を公開する ●心とからだのバランスを保てば、内面から輝く ●将来に希望のある人は、病気をコントロールできる ●規則正しい食事で心を強くすることができる ●ボランティアはあなたの心身を健康にする ●何歳になっても恋愛ベタは健康ベタ ●闘病精神にまさる“医者”はいない ●「一怒一老」と知るべし ●がんを招く性格、避ける性格 ●「つらい」と思うのも人生、「楽しい」と思うのも人生
【著者紹介】 1916年、東京生まれ。精神科医（精神神経科齋藤病院理事長）として診療にあたる傍（かたわ）ら、アルコール健康医学協会会長、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長などを歴任。自ら“いくつになっても輝いている人”を実践している。著書に『絶対に「自分の非」を、認めない人たち』他、多数。

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京都人の知恵 雅でこわい日本語	大淵幸治 ISBN4-396-31297-0
取り扱い厳重注意!! 　京ことばに秘められた巧妙な言語戦略

	ぶぶ漬け、あかんたれ、気ィ弱い、一見さんお断り��丁寧であるほどおそろしく、相手を傷つける「京ことば」その豊富な実例から見えてくるのは、京都人の言語生理と人間性、そして日本語が持つ豊饒な奥深さだった――。 ●京都人に学ぶ、日本語の奥深さとおそろしさ ●「考えさしとくりゃす」の恐怖 ●「一見さんお断り」の真相 ●「ほんやり」した言葉づかいについダマされる他府県人 ●京都での「いつでもいい」はいつのことか ●一筋縄ではいかない言葉「へんねし」 ●「ぶぶ漬け」戦略の落とし穴 ●丁寧な言い回しほど、内容は辛辣 ●「アホ」「あかんたれ」は悪口ではない ●京おんなの「気ィ弱い」にはご用心
【著者紹介】 1948年、富山に生まれ京都で育つ。立命館大学卒業後、出版社などでSPプランナー、コピーライターとして活躍。現在、自ら興（おこ）した会社で各種プランニングを手がける。本書は、言葉に関する該博（がいはく）な知識を持つ、京都在住暦40余年の著者だから書けたユニークな日本語論。著書に『国彩化時代のニホンゴ』『脱受験生の現代ニホンゴ文』『気の弱いひとのエーゴ』

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命のロウソク 日本人に救われたユダヤ人の手記	ソリー・ガノール　著 大谷堅志郎　訳 ISBN4-396-31298-9
命がけの友情と家族愛 本書は少年版「アンネの日記」である 命のビザ・杉原千畝（ちうね）との交流 日系2世部隊の知られざる戦功

晩餐会の光輝くロウソクが、希望の象徴だった… ◆杉原千畝との出会いと別れ◆必死の逃避行◆飢えとの闘い◆血の第七要塞――人間射的場◆右か左か、生と死の大選別◆恐怖の「子ども狩り」◆セメントにのみこまれた友◆命をかけて父を守る◆日系人部隊の隠された戦功　（「目次」より） ホロコーストを生き抜いた少年の、息をのむサバイバル・ドラマ 十代の男の子が主人公となる、『アンネの日記』少年版――。 本書は希有のドキュメントであり、感動の手記である。『アンネの日記』と異なるのは少年がホロコーストの暴風をかいくぐって生き残り、解放の喜びを味わう点で、それだけに読後感は明るい。 そのうえ、日本の読者にとって心うれしいふたつの証言が、当事者である少年の口からビビットに語られている。危機に直面したユダヤ人に救いの手をさしのべた勇気ある日本人外交官・杉原千畝の存在、そして死の瀬戸際にあったユダヤ人を収容所から解放した、心優しい同胞兵士たちの活躍である。　（「訳者まえがき」より）

【著者紹介】 ソリー・ガノール…1928年、リトアニア生まれ。ナチ迫害下の少年時代に、日本領事代理杉原千畝に出会い、親交を重ねる。ダッハウ強制収容所の死の行進から、米日系人部隊に救出される。本書は、その激動の日々を余す所なく描く感動の書。現在イスラエルとアメリカで暮らす。 大谷堅志郎…翻訳家。1935年生まれ。東京大学卒業後、NHK入社。教養番組プロデューサーを経てNHK放送文化研究所主任研究員に。欧州放送事情などの論文多数。訳書に『燃え続けた20世紀』シリーズ(サッチャー著)、『ユダヤ人はなぜ殺されたか』（ダビドビッチ著）等。

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VANISHING INSECT 絶滅昆虫データファイル	猪又敏男 illustration大島加奈子 ISBN4-396-31299-7
カラー満載！　古代のトンボは肉食だった！ 地球上から消えてしまった蝶、トンボ、虫たちの姿を再現する

	本著は、絶滅という生物概念をそれほど厳密に定義することなく、たんに消滅現象としてとらえる。第1章で大まかな歴史的消滅に触れ、第2章から第5章まで各大陸別に分類した。第6章では絶滅の原因を探ってみた。 昆虫の絶滅は謎だらけ わずかに残された資料によれば、地球の陸地上に昆虫が誕生して以来、数度に及ぶ大絶滅時期が到来したらしい。それらは大きく環境の変化した地質時代とほぼ対応しているようだが、正確にはなにも分かっていない。陸地の移動などにより湿潤気候から乾燥状態へと変化するだけでも、同一場所にすむ生物にとっては死活問題になっただろう。 多くはこうした環境の変化による繁栄や衰退が繰り返されたものと思われるが、中には生物あるいは生物群の限界を越えて大きな絶滅の引き金になったものもあるだろう。（「本文第1章」より）
【著者紹介】 1949年、神奈川県生まれ。明治大学大学院文学研究科修士課程終了。30年にわたり、蝶類の研究を続けている。日本蝶類学会理事。著書に『日本の蝶』『地球絶滅昆虫記』『大図録･日本の蝶』『地球から消えた生物』『山渓フィールドブック／蝶』等、多数。

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