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授賞式に
出てみたら……

TOKYO

 六本木にある外務省・飯倉公館でおこなわれた第11回日本国際漫画賞の授賞式。今回の日本滞在のメイン・イベントです。

夕暮れの飯倉公館。ほんとにキレイですね

受賞者・審査員の記念撮影

 授賞式はすぐに終わり、隣の会場でレセプションに入ります。
 日本語版の翻訳をしてくださった新潟大学の駒形千夏先生、大学の近くでカフェ&理容室をいとなむ馬場夫妻、新潟市役所に勤務する留学時代の友人イブさんがわざわざ駆けつけてくださいました。

駒形先生(左)といっしょに

馬場公輔さんと奥様の澄江さん

『鬼火』を読んだ方ならおわかりと思いますが、この馬場夫妻は作品の主要登場人物でもあるのです。ほぼ漫画と同じなので、待ち合わせのとき、すぐに出会えました。興味のある方は、実際に馬場さんのお店に足を運んで確かめてみてください。

『鬼火』に登場する馬場夫妻

 ところが、せっかく新潟の懐かしい人たちと会えたにもかかわらず、セシルさんは緊張ぎみ。実は、このあとにある受賞のスピーチをすべて日本語でおこなうからでした。日本語をびっしり書いた小さな紙を見て、ぶつぶつ反復練習していました。

映像 2分間を日本語で話しきったセシルさんの勇姿

 日本語スピーチは無事成功。
 隣に立っているのが、滞在中お世話になった通訳の小木曽さんです。担当編集が使っているビデオカメラには、「被写体がどれくらい笑っているか」というスマイル度数が表示されるのですが、スピーチ中のセシルさんがスマイル度数が15パーセントから45パーセントだったのに対し、1分56秒時点の小木曽さんはなんと100パーセントのスマイルを計測しました。
 みなさん、おつかれさまでした。



『鬼火
 ―フランス人ふたり組の日本妖怪紀行

ISBN 978-4-396-61623-6
定価:本体2778円+税
B5変型判

ⓒEditions Issekinicho-France-2016
Authors: Atelier Sento-Cécile Brun, Olivier Pichard
ⓒChinatsu Komagata-2017