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2003年 12月刊10月刊・8月刊・7月刊6月刊4月刊2月刊1月刊
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長編推理小説
紀伊半島殺人事件
西村京太郎
ISBN4-396-33120-7
十津川警部
東京―白浜を結ぶ怪事件!
「シーサイドビューが見える部屋を」すでに倒産したホテルの名を上げて、南紀白浜のホテルに宿泊した男性客が転落死。一週間後、同じ希望を告げた女性客も殺害される。なぜか二人とも偽名で、身元さえわからない。二百億の負債を抱えて倒産したホテルに、どんな過去と秘密があるのか? 白浜に飛んだ十津川警部に立ちはだかる、難解極まりない連続殺人!
【著者紹介】
1930年、東京生まれ。63年『歪んだ朝』で第二回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を、81年『終着駅(ターミナル)殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2001年、西村京太郎記念館が神奈川県湯河原町にオープンし観光客に親しまれている。


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午後のロマネスク
小池真理子
ISBN4-396-33121-5
Romanesque
小池真理子の不思議な愛の物語
夜になると決まって訪れる死んだ友。別れた男を幸せにする小さな嘘。愛する男に背負われ、二千年も旅をするわたし。死んでもいい、と本気で思った恋。母の密やかな不倫の光景。闇の中に監禁される、声の美しい女――懐かしさや切なさ、失われたものへの哀しみ、激しい恋が淡い色彩とともに甦ってくる、幻想とファンタジーに満ちた十七編の掌編小説集。
【著者紹介】
1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年『妻の女友達』で日本推理作家協会賞短編賞、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞を受賞する。著書に『間違われた女』『会いたかった人』『追いつめられて』『蔵の中』(いずれも祥伝社文庫)、『狂王の庭』『レモン・インセスト』など多数。


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恋愛アンソロジー
LOVERS
江國香織/川上弘美/谷村志穂
安達千夏/島村洋子/下川香苗
倉本由布/横森理香/唯川 恵

ISBN4-396-33122-3
恋、してますか?
出会ったその時から、言葉もいらずに始まる恋。恋ともわからないまま続く恋。北国の大地で、冬の訪れとともに終わりを告げる恋。同級生との淡い恋。美しい男との甘美な恋。初恋の男性にふたたび思いを寄せる恋。そして、焦るような気持ちで男を待つ、不倫の恋――さまざまな関係の中で揺れ動く男女を、九人の作家が描く珠玉の恋愛アンソロジー、待望の文庫化。

■本書の収録作品
江國香織「ほんものの白い鳩」
川上弘美「横倒し厳禁」
谷村志穂「キャラメルのコートを私に」
安達千夏「ウェイト・オア・ノット」
島村洋子「七夕の春」
下川香苗「聖セバスティアヌスの掌(てのひら)」
倉本由布「水の匣(はこ)」
横森理香「旅猫」
唯川 恵「プラチナ・リング」


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ダーク・ファンタジー
Reimi
レイミ[聖女再臨]
戸梶圭太
ISBN4-396-33123-1
伊藤潤二氏絶叫!(ホラー漫画家)
「この小説を読んだ夜、私は本当の悪夢を見た!」
暗い夜だった。廃墟のビルに若い男女が集結する。目的はある儀式。それぞれが持ち寄った物(パーツ)を合体させ、あるものをこの世に甦らせるのだ。それは、自分だけが独占したい<聖女>だった。相互不信が走った。全員が敵同士となって流血の地獄へと堕ちていく。彼らを狂気に導く聖女・レイミとは? 新たな「暗黒神話」がここから始まる、空前のノンストップ・ホラー!
【著者紹介】
1968年、東京都生まれ。学習院大学文学部心理学科卒。98年に『闇の楽園』で第三回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。その圧倒的な筆力とスピーディな展開、漲る緊張感で、最も注目される作家の一人である。第二作『溺れる魚』は映画化され話題に。作品には『湾岸リベンジャー』(祥伝社刊四六判)『燃えよ! 刑務所』『ドクター・ハンナ』など。


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長編伝奇小説
魔界都市ブルース
<魔震>戦線
菊地秀行
ISBN4-396-33124-X
超人気シリーズ、衝撃の核心作
究極の謎―<魔震>はなぜ新宿を襲ったのか!?
世界破滅の悪夢に悩む美少女の依頼で、秋せつらが“救世主”たる老人を捜していた矢先――。その鞄(バッグ)が<新宿>に持ち込まれた。なんと鞄の中身は、かつて<新宿>を妖都に変豹させた<魔震(デビル・クエイク)>そのものだった! 鞄の争奪戦が<新宿>を揺るがし、未曾有の異変が続発する。やがて明かされる<魔界都市・新宿>を創った<魔震>の正体とは!? 超人気シリーズ、衝撃の核心作!
【著者紹介】
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒。 82年に『魔界都市<新宿>』で鮮烈なデビューを飾る。85年『魔界行』三部作(祥伝社文庫)で一大ベストセラーを放ち、伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者に。本書は絶大な人気を誇る本シリーズの根源の謎である<魔震>を題材にした、<魔界都市>ファンには欠かせない衝撃作である。


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書下ろし 長編時代小説
秘剣乱舞
悪松・百人斬り
佐伯泰英
ISBN4-396-33125-8
吼える、愛甲派示現流
愛する者のため、孤高の戦いが始まった・・・
元禄五年、葉桜の季節。薩摩藩下屋敷の広大な谷地(やち)に、槍隊、弓隊を組織した百人の屈強な藩士が待ち構えていた。対するは、大安寺一松(だいあんじいちまつ)ひとり。愛するやえを人質に取られた怒りが、炎の如く燃え盛っている。深夜の豪雨の中、絶叫と怒声が入り混じり、四十人、五十人と斬り結んで本陣へ迫った一松を待っていたのは絶体絶命の罠だった。圧倒的迫力で贈るシリーズ第三弾!
【著者紹介】
1942年、北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの作品を次々と発表する。98年『密命――見参!寒月霞(かんげつかすみ)斬り』(祥伝社文庫)で時代小説家に転身するや、読者の熟狂的な支持を得る。「密命」シリーズは早くも八作を数え、本シリーズとともに氏の代表作と言える。現在、九作目を鋭意執筆している。


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長編時代小説 書下ろし
鬼哭 霞飛燕
介錯人・野晒(のざらし)唐十郎
鳥羽 亮
ISBN4-396-33126-6
敵も“鬼哭の剣”
そのおぞましい斬痕に、十年前の悲恋が甦る・・・
「こ、この傷口は!」狩谷唐十郎の体に衝撃が走った。辻斬りに殺された旗本の首筋には、小宮山流奥義・鬼哭(きこく)の剣の斬り口が刻まれていた。ふとある兄妹の顔が浮かんだ。佐島恭之助。同門であり、秘伝の殺法を熱望した天才剣士。そして唐十郎と将来を約束しながらも自害した妹静江。十年前の苦い思いを秘め、唐十郎は鬼哭の剣を超えるべく秘剣開眼に命をかける!
【著者紹介】
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部を卒業後、教員生活を送る。90年に『剣の道殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。ミステリ作品をてがける一方で、次々と骨太の時代小説を発表し人気を博す。本書は孤高の介錯人・野晒唐十郎の活躍を描いた「鬼哭の剣」シリーズ第九弾。唐十郎の若き日の姿が明らかにされる。著書に『さむらい――遺訓の剣』(祥伝社刊四六判)など。


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長編時代小説 書下ろし
必殺闇同心
夜盗斬り
黒崎裕一郎
ISBN4-396-33127-4
「あの旗本を殺して!」
直次郎の弱味を握り、殺しを依頼する謎の女、真の狙いは?
謎の美女お紺の虜にされた仙波直次郎は動転した。南町同心とは別の貌、つまり「闇の殺し人」の姿をお紺に見られ、旗本殺しを依頼されたのだ。同じ頃、猫目の源蔵という夜盗一味を追う北町同心が二人も斬殺されていた。やがて、五年前のある事件が浮かび上がるや、お紺も何者かに襲われる。――黒い陰謀が一つに集約されるとき、必殺の心抜流居合が悪を両断する!
【著者紹介】
1942年、東京生まれ。テレビの脚本家として『必殺仕事人』をはじめ『木枯らし紋次郎』『銭形平次』など数多くの人気シリーズを手がける。95年『蘭と狗(いぬ)』で第六回時代小説大賞を受賞。以降「享保(きょうほう)異聞」シリーズなどを立て続けに発表する。「闇同心」シリーズ三弾目である本書は、時代小説家として最も脂の乗った氏が、満を持して贈る自信作である。


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