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2006年 2月刊・3月刊4月刊5月刊6月刊7月刊8月刊10月刊12月刊

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長編痛快ミステリー 書下ろし
連殺魔方陣
天才・龍之介がゆく!
柄刀 一
ISBN4-396-20810-3
シリーズ最大の怪事件!
この犯行は神の意志なのだ―――
“神秘の配列”に導かれた殺人者!
<魔方陣の館>で起こる連続毒殺の謎

九星気学を受け継ぐ旧家であり、企業グループ“KISON”を率(ひき)いる亀村家の晩餐会で、幹部吾妻忠一(あずまちゅういち)が毒殺された。それは、郵送されていた予告状の実現に他(ほか)ならなかった。投毒可能な調理人と給仕担当のメイドに容疑がかかるも捜査は難航、同席していた天地龍之介(あまちりゅうのすけ)が犯人捜しに乗り出した。だが関係者は一癖(ひとくせ)ある人物揃い。しかも様々な愛憎が渦巻き…。殺人犯は誰か? 館(やかた)が不安に包まれる中、第二の予告状と毒殺事件が! 龍之介の頭脳は殺人の連鎖を止められるのか!?

<著者のことば>
数字の魔方陣、目次にも登場する文字による魔方陣、他にはどのような魔方陣が存在するだろうか。数字の魔方陣だけに限ってみても、その多彩な奥深さは底が知れず、気が遠くなる。その先に見えるものは、果たして……。

【著者紹介】
1998年のデビュー作『3000年の密室』で「美しい本格」と有栖川有栖(ありすがわありす)氏に激賞され、『ifの迷宮』では宮部(みやべ)みゆき氏に「大傑作!」と絶賛された氏。新作のたびにミステリー・ファンを興奮させる著者が生み出した名探偵が、本シリーズで活躍する“癒し系”の天才天地龍之介(あまちりゅうのすけ)。一筋縄(ひとすじなわ)ではいかない難事件をIQ190の頭脳で鮮(あざ)やかに解決するその推理はもちろん圧倒的な読み応えだが、もうひとつの楽しみ方もある。それは龍之介が作中披露(ひろう)する該博(がいはく)な知識。本作では、古代より天意を語るとされ、今回の連続殺人を招くきっかけともなる神秘的な魔方陣が、判(わか)りやすく面白く紹介されている。著書に『fの魔弾』『ゴーレムの檻(おり)』など。一1959年、北海道生まれ。


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長編超(スーパー)伝奇小説
新・魔界行 聖魔淫闘編
新バイオニック・ソルジャー・シリーズ(2)
菊地秀行
ISBN4-396-20811-1
大好評シリーズ第二弾!
聖骸布(せいがいふ)を抱きキリストの再来を名乗る男の狙いは?
美貌の“生ける死者”義龍が“反(アンチ)キリスト”の使徒に?
激しさを増す、生体強化戦士(バイオニック・ソルジャー)・南雲の戦いの行方は――

“生ける死者”瓜生義龍(うりゅうよしたつ)によって甦った麻里子を惨殺され失意の生体強化戦士(バイオニック・ソルジャー)・南雲秋人(なぐもあきと)。その前に現われたのは堂外(どうがい)財閥(コンツェルン)社長夫人・伸子(のぶこ)だった。謎の聖職者グレコ率いる教団日本支部長の妻が何の目的で? 一方、教団ではナンバー2のチヂョーが教祖と対立し、教団乗っ取りを画策(かくさく)。米軍最高幹部に南雲とグレコの暗殺を依頼した。聖骸布(せいがいふ)を抱きキリストの再来を名乗る彼が、世界を破滅させる“反(アンチ)キリスト”なのか? 南雲ばかりか義龍をも狙う組織も出現し、魔人たちの戦いはさらなる混沌の中へ!

<著者のことば>
『新・魔界行』の行方は、ますます混沌(こんとん)としてきた。どうなるか、作者にも全く先が読めない。手探りもいいところの執筆状態である。だが私の場合、面白い物語が出来上がるのは、必ずといっていいくらいこういう状況でなのだ。混沌には、他の誰もが真似できない血とアクションを盛りこんでいる。そして、わずかな隠し味にアイ。『新・魔界行』の味わいは、妖しい麻薬のように、読者を虜にするだろう。

【著者紹介】
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、'82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。'85年、斯界(しかい)を震撼(しんかん)させた『魔界行』三部作が大ヒットし、人気作家の地位を不動のものとする。以後、エンターテインメント小説界を牽引し続けているのは読者周知の通りである。本作は、20年の沈黙を破り復活した、新バイオニック・ソルジャー・シリーズ第2弾である。『魔界都市ブルース』『魔界医師メフィスト』『吸血鬼ハンター“D”』『妖獣都市』などの人気シリーズのほか、著作は300冊を超える。


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長編新伝奇小説 書下ろし
魔大陸の鷹シリーズ
熱沙奇厳城
赤城 毅
ISBN4-396-20812-X
大反響に応え「魔大陸の鷹」シリーズ新展開!
伝説の地下宮殿をめぐる死闘の幕が開く!
匪賊(ひぞく)、間諜(かんちょう)、秘密結社うごめく灼熱の砂漠
迫る白刃、火を噴く機銃! 青年剣士、絶体絶命!?

〈地下王国アガルタの水晶宮を発掘せよ!〉「狂男爵」の悪名(あくみょう)を取る怪将軍がラマ教寺院から強奪した古代地図。それは数奇な運命をたどり、1924年、碩学大木戸(せきがくおおきど)博士の手に落ちた。そこに記された謎の宮殿を求め、冒険児・伊集院従吾(いじゅういんじゅうご)は秘境に旅立つ。目指すは、赤色騎馬軍が疾駆し、匪賊(ひぞく)が跋扈(ぼっこ)する動乱のゴビ砂漠。金髪美女と黒髪の美少女、そして異端の知性とともに密かに外蒙古(がいもうこ)の国境を越える従吾。その行く手をさえぎる剛腕将校。だが、真の敵は人類破滅をたくらむ秘密結社の大幹部、鉄仮面の“教授(プロフェッサー)”であった……。

<著者のことば>
昨年(2005年)、わが処女作『魔大陸の鷹』を完全版として再刊していただきましたところ、思いがけぬほどの読者のご支持を得ることができました。となると、編集者という生命体は黙っておりません。続編を書きましょう、書きなさい、書かないと泣かすぞと責め立てられ、気の弱い私は、ついうなずいてしまったのです。しかし、8年前のデビュー作の続きなどという話は前代未聞。いい年になった私には、あんなハチャメチャな物語、もう書けないようと、頭を抱えたのですけれど――すみません、ワタクシまだ十分にガキでした。砂漠に騎兵、巨人機、鉄面の怪人と並べ立て、あまつさえ……おっと、この先は、どうぞ本文をお読みくださいませ。

【著者紹介】
昨年、完全版として復刊された1998年のデビュー作『魔大陸の鷹』は、田中芳樹(たなかよしき)氏、荒俣宏(あらまたひろし)氏、京極夏彦(きょうごくなつひこ)氏がその面白さに唸ったという評判通り、発表時より8年を経てなお、新たな読者の熱い支持を得た。本書はその伝説的冒険ロマンの新展開となる。比類のないダーク・サイド・ヒーロー物として注目された『猫子爵冒険譚』シリーズや『帝都探偵物語』シリーズなど、伝奇小説、冒険ファンタジーで、ノベルスの楽しさを追求した傑作を続々発表、最もノッている気鋭と言ってよいだろう。作品に『贋作遊戯』『麝香姫(じゃこうひめ)の恋文』他多数。1961年東京生まれ。立教大学卒。


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