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2003年 12月刊10月刊8月刊7月刊・6月刊・4月刊2月刊1月刊
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越王句践(こうせん)の軍師から豪商へ
金儲けの真髄 范蠡(はんれい)16条
立石 優
ISBN4-396-31323-3
<逆転を狙う起業家、ビジネスマン必読の書!>
高塚 猛(こうつかたけし)氏
(福岡ドーム、福岡ダイエーホークス代表取締役社長)
「まっとうだからこそ、貴重な言葉」
<今こそ、先人の知恵に学ぼう!>
紀元前5世紀の中国。越の名軍師・范蠡は宿敵の呉を倒した後、名を変えて大実業家として成功した。彼が実体験で体得した「致富(ちふ)の要諦(ようてい)」は、2500年の歳月を経た今もなお、商売の鉄則としてビジネスマン必読である。

<范蠡のこと>    陳 舜臣(ちんしゅんしん)
范蠡は司馬遷の「史記」では、越王句践(えつおうこうせん)世家と貨殖列伝の二ヶ所に登場します。句践に仕え呉王夫差(ごおうふさ)を姑蘇(こそ)山に破ったあと、范蠡はすればやく転身して大実業家になったのです。「蜚兆(ひちょう)尽きて良弓蔵せられ、狡兎(こうと)死して走狗烹(そうくに)らる」は、范蠡が僚友の文種(ぶんしょう)の身を気づかったことばですが、斉に亡命して鴟夷子皮(しいしひ)と名のり、けんめいに働いた結果、巨万の財産を得たといわれています。ところが斉の国の宰相を頼まれると、たくわえた財産をことごとく分け与えて陶に移ってしまいます。「大名(たいめい)の下(もと)には、以(もつ)て久しく居り難し」なのです。斉では開墾で産をなし、陶では交易で富を築いて、こんどは朱公(しゅこう)と称します。「陶朱」といえば中国では富豪のことをいいます。

<「禍(わざわい)を転じて福となす」まっとうだから、貴重な言葉>
福岡ドーム代表取締役社長
福岡ダイエーフォークス代表取締役社長兼オーナー代行
高塚 猛
「経営者はつねに冷静・沈着であれ。慌てふためくと判断を誤るぞ」「従業員には正直者を用いよ」など。范蠡の言葉は、極めてまっとうです。だからこそ、今の時代に貴重なのだと思います。
 私自身、シーホークホテルの再建や福岡ドームの観客動員パ・リーグ新記録などに携わってきましたが、まっとうなことをきちんと行なうことの大変さと大切さを痛感しています。
 また、逆境に陥った時のポジティブな姿勢に、励まされる思いがしました。禍を転じて福となす。ビジネスマンが抱えている問題に対する処方のヒントが、あらゆる所に隠れているような気がします。

【著者紹介】
広告代理店勤務の後、お茶の製造販売会社常務取締役として、ビジネスの激戦区を戦いぬいた。現在は作家活動に専従。著書に『范蠡』『諸葛孔明』など。


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元祖探訪
東京ことはじめ
文明開化は銀座のあんぱんから始まった
田中 聡
ISBN4-396-31324-1
活力に満ちた人と街から、
新しい何かが生まれる
直木賞作家 山本一力氏も大満足!
<「東京発」の「日本初」、その誕生物語>
動物園、地下鉄、とんかつ、鯛焼き、お子様ランチ……今あるものの発祥地を歩いたり、元祖の店で話を聞いたりして、始まりの時の、気分の高揚(こうよう)を味わってみよう。新しい何かが生み出される時、都市は活力に満ちている。
(「まえがき」より)

<幾つの「事始(ことはじめ)」を知っているだろうか
山本一力(やまもといちりき)>
 物事にはすべて、始まりがある。
 そんなことはあたりまえだと、鼻で笑う前に、ぜひ自身に問いかけてみて欲しい。「ならば、幾つの事始を知っているか」と。
 たとえば食品のあんぱん、とんかつ、鯛焼き。あるいは公衆電話、地下鉄、超高層ビル。いずれも当世では、あって当然だと思い込んでいるものばかりだ。
 ところがそれらにも、事始がある。
 本書で先達の苦労を知れば、新たな感謝の気持ちがわきあがることだろう。

【著者紹介】
1962年、富山県生まれ。現地取材と資料渉猟に基づく多彩な評論を精力的に発表し、読者の熱い支持を得ている。本書は、あんぱんからコンビニまで、東京で始まったさまざまな「日本初」の、知られざる誕生物語を描く。著書に『地図から消えた東京遺産』『東京妖怪地図』(祥伝社黄金文庫)など、多数。


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激論
歴史の嘘と真実
井沢元彦/著 森 浩一 半藤一利
今谷 明 松島栄一 皆川博子
 高橋克彦 津本 陽 鈴木史楼
桂 三枝 松本道弘

ISBN4-396-31325-X
常識を信じるな!
視点を変えよ
▲仁徳天皇陵に葬られているのは別人? ▲金閣寺に込められた足利義満の野望 ▲織田信長の軍隊は世界最強 ▲『仮名手本忠臣蔵』の真の狙い――“教科書”的常識を否定し、新たな視点から日本史を見つめ直す白熱の対談!

<侃侃諤諤(かんかんがくがく)! 教科書だけではけっして分からない日本史の真実>
●天皇陵の謎の解明で今すべきこと  森 浩一
●義経北行伝説の点と線  高橋克彦
●天皇になろうとした足利義満の野望  半藤一利・今谷 明
●信長軍団は世界最強だった  津本 陽
●忠臣蔵人気の秘密とその虚実  松島栄一・皆川博子
●日本人を支配する宗教「穢(けが)れと言霊(ことだま)」  松本道弘

【著者紹介】
1954年、愛知県生まれ。80年『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞受賞。歴史推理小説の分野で活躍する傍ら、日本史と日本人の謎に迫る著作を多数発表し、言論界の注目を集める。本書は、従来の日本史の常識に挑む、知的興奮に満ちた対談集。著書に『誰が歴史を歪めたか』(小社刊)など、多数。


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