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2004年 1月刊2月刊・4月刊・6月刊7月刊8月刊10月刊12月刊
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長編時代伝奇
侠士シリーズ〈1〉
しびとの剣 戦国魔侠編
菊地秀行
ISBN4-396-33158-4
宿命の男と女、壮大なドラマ開幕!
百年の時空を超え、戦国乱世に蘇る!
鬼が棲むという陸奥(みちのく)・安達ヶ原。「いつの日か、倅(せがれ)・紫靡帝(しびと)が甦り、御家の再興を果たさん」戦に敗れた冴月家の当主家虎(いえとら)は、嫡男の骸(むくろ)を抱いて呪いの言葉を吐いた。それから百年、戦国乱世の陸奥に異変が起き、「一人で万騎を倒す」と謳われた美貌の偉丈夫(いじょうふ)・紫靡帝(しびと)が復活した。天変地異を引き起こした星の隕石で鍛えた剛刀「羅刹(らせつ)」を手に、下克上の世に踏み出す!
【著者紹介】
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒。'82年に『魔界都市〈新宿〉』で鮮烈なデビューを飾る。'85年『魔界行』三部作(祥伝社文庫)で一大ベストセラーを放ち、伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者に。本書は著者が新たに斬り拓いた時代伝奇ロマンの傑作である。著書には『ブルーマスク』(全2巻)、『〈魔震〉戦線』(祥伝社文庫)など多数。


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長編時代小説
陣借り平助
宮本昌孝
ISBN4-396-33159-2
「『三国志』を思わせる豪傑!」
文芸評論家・小梛治宣氏絶賛
常に劣勢の陣に加勢する伝説の武人(もののふ)
「魔羅賀平助(まらがへいすけ)、ご助勢仕(つかまつ)る」緋色毛の愛馬を駆って颯爽(さっそう)と戦場に進み出る巨躯の若武者。人呼んで“陣借り平助”。四尺の長刀を腰に佩(は)く並はずれた勇者であった。必ず劣勢の陣に加勢する平助は今、無謀にも今川義元の最強兵団に立ち向かう織田信長に陣を借りていた…。将軍義輝をして「百万石に値する」と言わしめた平助の戦(いくさ)ぶりを清冽に描く、一大戦国ロマン。
【著者紹介】
1955年、静岡県浜松市生まれ。日大芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に。'95年『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、歴史時代作家の新旗手として斯界(しかい)をリードする。本書は、作家・池宮彰一郎氏が「当代屈指の才幹」と評した著者の痛快無比、一大戦国ロマン。著書に『夕立太平記』『藩校早春賦』『ふたり道三』『将軍の星』など多数。


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長編時代小説
おぅねぇすてぃ
宇江佐真理
ISBN4-396-33160-6
皆川博子氏絶賛の傑作明治ロマン!
せめて、ひとかけらでいい、真心を見せてほしい
時代の波に翻弄された淡く切ない恋――
英語通詞(つうじ)を目指し函館の商社で働く雨竜千吉(うりゅうせんきち)。彼には想う人がいた。米国人貿易商の妻となっていた幼馴染みのお順である。御一新の荒波で別々の人生を強いられた2人は、東京・築地の外人居留地で偶然再会する。「正直に生きる――」大火で逝った遊女・小鶴の言葉に胸を打たれた千吉は、お順との結婚を決意する。しかし、米国人の夫は離縁にある条件をつけた……。
【著者紹介】
北海道函館市生まれ。1995年、「幻の声」で第七十五回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第二十一回吉川英治文学新人賞を、翌01年に『余寒の雪』で第七回中山義秀文学賞を受賞。以後、江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に、「髪結い伊三次捕物余話」シリーズや『斬られ権佐』『深尾くれない』など。


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時代小説
蓬莱(ほうらい)橋にて
諸田玲子
ISBN4-396-33161-4
愛と情念の時代小説
雲助の純情、男装の兇状持ち、敵(かたき)を狙う龍馬の妻…
東海道の宿場を往き交う儚(はかな)い想い
〈おのぶの顔は上気していた。才蔵(さいぞう)を見つめる目が潤んでいる。「後悔なんかしやしない」おのぶはきっぱりと言った。2人を覗き見る杢兵衛(もくべえ)はどうしようもなく体が火照ってくるのを感じた。おのぶはおれが心に決めた女だ。役者ふぜいに奪われてたまるか。〉(「旅役者」より)
すれ違う男と女の心。東海道の宿場を舞台に、運命のほころびに翻弄される人々の哀切を描く傑作時代小説。
【著者紹介】
1954年、静岡県生まれ。上智大学卒業。'96年『眩惑』でデビュー。独特の視点で女性たちを描いた時代小説は高い評価を得ている。『其の一日』で吉川英治文学新人賞を受賞。本書は東海道の宿場を舞台にした男と女の切ない物語である。著書に『仇花』『恋ほおずき』『犬吉』などがある。


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長編時代小説 書下ろし
遺恨
密命・影ノ剣
佐伯泰英
ISBN4-396-33162-2
[「密命」シリーズ第十弾!]
「感無量の一冊!」
文芸評論家・細谷正充氏絶賛
四国遍路で敵を迎え討つ息子・清之助
剣術界最長老の仇討ちに燃える父・惣三郎
「巨星墜(お)つ」の報に接し、金杉惣三郎(かなすぎそうざぶろう)は茫然と立ち尽くした。剣術界の長老・鹿島一刀流の米津寛兵衛(よねづかんべえ)が他界したのだ。しかも老衰にあらず、武者修行者との立ち会いによる惨死だった。相手は影ノ流を名乗る鷲村次郎太兵衛(わしむらじろうたひょうえ)。やがて、惣三郎、家族そして大岡忠相(おおおかただすけ)の身辺に姿なき殺気が迫りつつあった……。鷲村の真の目的は? 最大最強の遺恨(いこん)試合が切って落とされる!
【著者紹介】
1942年、北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの作品を発表する。'98年に初の時代小説『密命―見参! 寒月霞(かんげつかすみ)斬り』(祥伝社文庫)を発表し、一躍時代作家の寵児に躍り出る。本書は「密命」シリーズの記念すべき第10弾、撃剣シーンと人情の機微が読者を魅了してやまない自信作である。


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長編時代小説 書下ろし
怨刀 鬼切丸
介錯人・野晒唐十郎
鳥羽 亮
ISBN4-396-33163-0
[「鬼哭の剣」シリーズ第十弾!]
「剣豪小説の神髄!」
文芸評論家・菊池 仁氏絶賛
仇討ちに命をかける非運な娘
献上刀奪還に立ちはだかる心形刀流剣士
「こやつに、鬼哭(きこく)の剣は通じぬ」狩谷唐十郎(かりやとうじゅうろう)は唸った。武士の巨躯が円みを帯び、剣気に覇気すら感じられない。それでいて、切っ先が喉元に槍の穂先のように鋭く迫ってくるのだ。――唐十郎の叔父が斬殺され、将軍への献上刀「鬼切丸(おにきりまる)」が奪われた。さらに、幕府の御目付、御腰物奉行、伊賀者等の暗闘が始まった。その最中(さなか)、叔父の仇討ちに立ちはだかる最強の敵とは!
【著者紹介】
1946年、埼玉県生まれ。'90年に『剣の道殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。ミステリ作品をてがける一方で、次次と骨太の時代小説を発表し人気を博す。本書は孤高の首切り人・野晒唐十郎(のざらしとうじゅうろう)の活躍を描いた「鬼哭(きこく)の剣」シリーズ第10弾。唐十郎が幕府内の権力闘争に巻き込まれる。近著、『闇の用心棒』(祥伝社文庫)も好評。


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