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2005年 1月刊・2月刊4月刊6月刊7月刊8月刊10月刊12月刊
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痛快本格推理
天才・龍之介がゆく!
幽霊船が消えるまで
柄刀 一
ISBN4-396-33201-7
どこか頼りない、でも、やっぱりすごい!
博覧強記の超天才推理
〈鳥の羽ばたき音とともに、女の幽霊が現われる――〉
旅を続ける天地龍之介(あまちりゅうのすけ)が乗り込んだ貨物船で、怪談話を聞かされた。震え上がる龍之介を笑っていた従兄弟の光章(みつあき)がその夜、奇怪な幽霊船を見て失神。気が付くと船内は宝石の盗難で大騒動に。しかも、現場には龍之介の指紋が! 絶体絶命の危機をIQ190の天才、生活能力ゼロの名探偵龍之介はどう切り抜けるのか?
【著者紹介】
本格ミステリーの書き手として、今最も脂ののっている一人である。1959年、北海道生まれ。1998年、第八回鮎川哲也賞の最終候補作『3000年の密室』でデビュー。以降、美術や科学など材を多彩に、大胆な着想のミステリーを次々と発表している。主な著書にベストセラー『ifの迷宮』など多数。


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長編本格推理
さよならの殺人1980
太田忠司
ISBN4-396-33202-5
ジョン・レノンが死んだあの日、私は人を殺した…。
そして17年の時を経て逆転する驚愕の真実とは?
「かけがえのないひとを殺した、ジョン・レノンが死んだあの日に…」その言葉とともに渡された小説の原稿が、私を過去へと引き戻す。80年11月、大学自治会長の森山が猟奇的に殺され、工学部4年の矢部たちが事件を調べ始めた矢先、また一つ死体が発見される――当時の事件をなぞる小説の意外な結末と、17年後の衝撃の真実とは? 追憶の青春群像推理。
【著者紹介】
1959年、名古屋に生まれる。90年、一人六役の離れ業に挑んだ『僕の殺人』で鮮烈にデビュー。本書は、著者が学生として過ごした80年前後の時代の雰囲気を、哀感とともにリリカルに描いた異色青春ミステリである。「僕にとってジョンは、何か特別な存在でありつづけています。その理由を自分自身に問いかけるために、僕はこの作品を書いた…」(あとがきより)


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ハードボイルド
アウトロー
香納諒一
ISBN4-396-33203-3
「短編の名手」と文芸評論家・細谷正充氏絶賛
切なくて、心ゆさぶられる
はぐれ者たち…
「おまえ、“泣き丸”だよな」少年時代の渾名(あだな)で呼ばれ、銀行支店長の丸太滋雄はぎょっとした。不良債権の担保ビルに棲む「占有屋」が、幼馴染みの八木勝雄だったのだ。同じ母子寮で育った2人の15年ぶりの再会。そして彼の部屋で見たものは……。(「愛しのアウトロー」)
殺し屋、泥棒、ヤクザ……切なくて胸を打つはぐれ者(アウトロー)たちの出会いと別れ、そして夢。心揺さぶる傑作集!
【著者紹介】
1963年、横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務の傍ら、創作を志し、91年「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞し、92年に小社刊『時よ夜の海に瞑(ねむ)れ』で長編デビュー。正統派のハードボイルド・冒険小説家として注目を集め、99年『幻の女』で日本推理作家協会賞を受賞した。著書は『石の狩人』『梟の拳』など多数がある。


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長編ハード・ピカレスク
毒蜜 裏始末
南 英男
ISBN4-396-33204-1
揉め事始末人(トラブル・シューター)・多門剛
最愛の恋人が殺され、悲しみと怒りが沸騰!
揉め事始末人(トラブル・シューター)・多門剛(たもんごう)は最愛の恋人を殺され、慟哭した。美貌の弁護士・朝倉華奈(あさくらかな)。彼女は多門の子を胎内に宿していたのだ。いったい誰が、なぜ? 手掛かりは「恩師に矢を向けなければならない」という彼女の言葉と、悪徳コンサルタントの尾行記録。やがて、事件の裏に潜む悪の存在が浮かび上がるとき、“暴れ熊”と恐れられる多門の怒りと悲しみが爆発する!
【著者紹介】
1944年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て執筆活動に専念。85年『街に棲む野獣』以降、ハード・サスペンスに取り組む。本書は大好評「毒蜜」シリーズの最新刊。しかも「強請屋(ゆすりや)」シリーズの人気キャラクター・見城 豪(けんじょうすぐる)が本書に友情出演する。主な著書に『囮(おとり)刑事 賞金稼ぎ』『けだもの』『悪運』(祥伝社文庫)など多数。


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長編官能小説
蜜猫(みつねこ)
藍川 京
ISBN4-396-33205-X
妖艶 豊満 小悪魔
三人の美女が仕組む、淫らな罠…
「私を騙した男に復讐したい」ネットで語られる女たちのそんな恨み言がヒントだった。和服姿がピシャリと決まる妖艶な村咲音女(むらさきおとめ)、肉感的な鈴子、女子大生のようなあどけない未知の三人組が、彼女たちに替わっておしおきする! 女の魅力を武器に、肉体とお金を狙う詐欺師たちを罠に嵌めて大金を取り戻す、痛快にしてエロス充満の長編官能ロマン。
【著者紹介】
『蜜の狩人』シリーズ(祥伝社文庫)で多くの読者をつかんだ著者が、とびきりの美女三人を主人公に新たな官能+スリリングな復讐屋の世界に挑む。1989年のデビュー以降、ハードなものから耽美なものまで数々の話題作を発表し、官能小説界の第一人者に。作品に『蜜の惑い』『蜜化粧』(祥伝社文庫)など多数。


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長編時代小説
旗本けんか侍
太田蘭三
ISBN4-396-33206-8
痛快、太田時代劇開幕!
仲裁、助太刀、なんでも引き受け申す。
ただし、夫婦喧嘩はおことわり!
霞の銀次が忍び込んだ先は、目付神尾小刑部(かみおこぎょうぶ)の屋敷。迂闊(うかつ)にも三男坊の又七郎に気づかれるが、又七郎はなんと、退屈まぎれと称して泥棒の銀次について来た。辻斬り相手に快刀乱麻(かいとうらんま)の剣捌(さば)き。その腕を活かして助太刀、仲裁など「喧嘩屋」を2人で始めることに。ところが、妖気漂う剣士岩間伝心(いわまでんしん)ら悪太郎一家に又七郎の許嫁(いいなずけ)が拐(かどわ)かされ、最大最悪の危機が待ち受ける!
【著者紹介】
1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業。同人誌を経て、56年時代小説でデビュー。78年『殺意の三面峡谷(みおもてきょうこく)』(以下すべて祥伝社文庫)で山岳推理に新境地を拓き、以後『顔のない刑事』シリーズなどの推理小説で圧倒的支持を得る。一方、『鯉四郎事件帖』をはじめ時代小説に数多くの作品があり、その軽妙なリズムと展開が、根強く支持されている。


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長編時代小説 書下ろし
火盗殺し
風烈廻り与力・青柳剣一郎
小杉健治
ISBN4-396-33207-6
八百八町を狙う“火付盗賊”
いつ、どこで、誰が、何を目的に?
市中を疾駆する風烈与力・剣一郎
大風の夜、風烈廻り与力・青柳剣一郎は火付け道具を隠し持った男を捕らえた。幾多の拷問の責めを受けても沈黙を続ける男。何が男をそこまで耐えさせるのか。やがて、男が牢で発した奇妙な言葉。その謎が解けた直後、江戸の町が業火(ごうか)に包まれる! 残忍な火付け強盗を利用しようとするさらなる悪党、そして利用される薄幸の人々のため、剣一郎の怒りの剣が吼える!
【著者紹介】
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し作家活動に入る。その後『絆』で日本推理作家協会賞を、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞し、社会派推理、時代小説など幅広く活躍。大好評の『札差殺し』に続き、青痣与力・青柳剣一郎の人情と撃剣が冴える新剣豪小説。著書に『白頭巾』など。


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