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2005年 1月刊・2月刊・4月刊6月刊7月刊8月刊10月刊12月刊

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長編推理小説
松本美ヶ原殺意の旅
西村京太郎
ISBN4-396-33208-4
十津川警部、最大の過ち・・・
消えたスケッチブック、赤いバラの謎・・・
ついに十津川の疑念が確信に!

十津川警部は妻の後輩・笠原由紀から、兄の笠原功が焼身自殺した事件の真相を調べてほしい、という依頼を受けた。「人の生死にかかわること」のため長野県の美ヶ原へ行かなければならない、と言っていた矢先の変死だという。一方、美ヶ原に近い諏訪湖畔で功の恋人が襲われた。功の死とどんな関連が? 陰謀の匂いを嗅いだ十津川は一連の事件の背後を追求する!
【著者紹介】
1930年、東京生まれ。63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷跡』で江戸川乱歩賞を、81年『終着駅(ターミナル)殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞し、推理小説界に不動の地位を築く。2001年10月、神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。観光客に親しまれている。


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長編ホラー・サスペンス
夢魔
ナイトメア
森村誠一
ISBN4-396-33209-2
青春の逢魔(おうま)が時
そして一年、三人の女性を襲う理不尽と謎の男たち・・・

京子、圭子、雅江の女子大生三人は、古代異族の末裔と言われる老婆を秩父に訪ね一泊した。翌朝、老婆は死んでおり、枕元に一億円余の入った鞄があった。一年後、主婦や社会人になった三人。大金をくすねる際、飼い猫に引っ掻かれた傷がいまだ癒えず、体に奇妙な変化も。さらに、彼女らの周囲に謎の男や警察の影が! 青春の罪に怯える女たちのホラー・サスペンス。
【著者紹介】
1933年、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒業後、十年間のホテルマン生活を経て、69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞受賞。2004年には作家生活四十周年を迎え、日本ミステリー文学大賞を受賞する。


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旅情ミステリー
函館殺人事件
木谷恭介
ISBN4-396-33210-6
鹿児島、唐津、函館、能登、長崎…
哀しみの推理行――
名探偵・四宮沙奈江の“男と女の事件簿”

東京浅草の旅館で若い女性が焼死。現場から消えた中年男が放火殺人犯と考えられた。被害者の身元を語るものは、女が業火(ごうか)から大切に守っていた貝殻と西行(さいぎょう)の歌。これは何を意味するものなのか? 担当刑事の恋人・四宮紗奈江(しのみやさなえ)は手掛かりを追って能登へ飛ぶが、そこで悲しい事実を知る……(「能登三十六歌仙殺人事件」より)。鹿児島、能登、函館などを舞台に旅情豊かに描く傑作推理!
【著者紹介】
1927年、大阪生まれ。「ホームズもポアロも裸足で逃げ出す――」の一節でお馴染みの旅情ミステリー「宮之原警部シリーズ」で絶大な人気を博す。私立甲陽学園卒業後、劇団員、ライター、脚本家などを経て、'77年、『俺が拾った吉野太夫』で小説CLUB新人賞を受賞、本格的作家活動に入る。著書に『摩周湖殺人事件』(祥伝社文庫)など。


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書下ろし 心理サスペンス
かけら
新津きよみ
ISBN4-396-33211-4
なぜ、充たされないの?
恋愛、仕事、家庭―――心に隙間を抱える女たちが一歩踏み出したとき・・・

「私の幸せって何?」かつて同じアイドルの追っかけをしていた三人もはや三十八歳。涼子は雑誌で主婦の読者モデルとして活躍、紀子は主婦業に勤(いそ)しみ、理恵はキャリアウーマンとして邁進していた。だが、それぞれが恋愛、仕事など今の生活に物足りなさを感じ始めた時、恐怖の扉が開いた! ストーカー、借金地獄、失踪事件・・・・・・巻き込まてゆく三人の運命は?
【著者紹介】
長野県生まれ。青山学院大学卒業後、OLを経て1988年デビュー。以後、サスペンス、ミステリーで活躍を続け、特に女性ならではの視点で人間心理を巧みに描いた作品は、高い評価を得ている。著書に、『捜さないで』『見つめないで』『決めかねて』(以上祥伝社文庫書下ろし)『担任』『緩やかな反転』『彼女が恐怖をつれてくる』『生死不明』『生まれいづる双葉』など多数。


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長編推理小説
赤い雪崩
太田蘭三
ISBN4-396-33212-2
名作『脱獄山脈』の感動、再び!
元刑事の一刀猛(いつとうたけし)、雪山での完全犯罪に挑む!

白銀に埋もれる厳冬の北アルプスにて、私立探偵・一刀猛(いつとうたけし)は巨大な雪崩(なだれ)に遭遇。からくも難を逃れるものの、同行していた学生2人が行方不明に。ところが、捜索後に収容された遺体は3体。第三の遺体の身元は? 他殺の疑いを抱き調査を開始した一刀に、新たな事件そして殺人が……。前作『脱獄山脈』で圧倒的な感動を呼んだ元刑事の主人公・一刀猛、新たなる挑戦!
【著者紹介】
1929年、三重県鈴鹿市生まれ。中央大学法学部卒。同人誌を経て'56年、時代小説でデビュー。'78年、山岳推理の傑作『殺意の三面峡谷』で新境地を拓く。以後、『顔のない刑事』(祥伝社文庫)シリーズなどで読者の支持を得る。著者自身の登山経験に裏打ちされた、北アルプスの迫力ある描写は圧巻である。


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情愛小説
女のぐあい
「熱(いき)れ」改題
神崎京介
ISBN4-396-33213-0
性の深淵を微細に描く情愛ロマン
心のおもむくままに、思いっきり・・・

「わたしのあそこって、ちっとも具合がよくないんですって」加奈子はそれを理由に、以前つきあっていた男性から別れを告げられたと躊躇(ためら)いがちにいう。男と女の躯(からだ)に相性はあるのか? 自分の躯に対する疑心を拭いきれずにいる彼女に、光太郎は愛おしさを覚え、ともに快楽を得る術を磨く・・・・・・。男女の心と躯の機微を、大胆にして繊細に描く情愛ロマン。新書判『熱れ』改題作品
【著者紹介】
1959年、静岡県生まれ。96年、書下ろし長編小説『無垢の狂気を喚び起こせ』でデビュー。「週刊現代」で連載中の「女薫の旅」シリーズは、百五十万部を超えるベストセラーに。叙情性に溢れた筆致には女性ファンも多い。週刊誌、月刊誌などで連載も多数。著作に『女運』シリーズ、『他愛』(祥伝社文庫)など。


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長編時代小説
黄金の血脈【天の巻】
「黄金の血脈 慶長太平記<天の巻>」改題
半村 良
ISBN4-396-33214-9
ついに文庫化
感動の半村巨編
関ヶ原以後、豊臣方は壮大にして大胆な作戦を一人の男に託した

時は慶長、徳川との雌雄を決する大坂の陣が迫る中、豊臣方の起死回生策が密かに進行していた。かつて太閣の金塊移送に関わった牢人・鈴波友右衛門(すずなみともえもん)への新たな密命は、信長の血をひく美童・三四郎の会津への護送であった。背後で糸をひく豪商・今井宗薫(いまいそうくん)、真田衆の猿飛佐助、霧隠才蔵、さらに猿渡(さわたり)一族とは・・・。壮大な構想で関ヶ原後の暗闘を描く大河時代小説!
【著者紹介】
1933年、東京生まれ。71年、『石の血脈』で注目され、73年『産霊山(むすびのやま)秘録』で泉鏡花賞、74年『雨やどり』で直木賞をそれぞれ受賞。以後、伝奇小説から時代小説まで幅広く活躍。2002年、惜しまれつつ逝去。本書は、豊臣と徳川の対立する慶長を舞台に、戦国の世における黄金と権力の関係を象徴的に浮き彫りにした著者渾身の大作である。


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書下ろし 長編時代小説
花魁殺(おいらんさつ)
投込寺闇供養
吉田雄亮
ISBN4-396-33215-7
三途の川の用心棒
吉原の闇に蠢く悪を断つ
源氏天流・月ヶ瀬右近、登場!

吉原の女郎が足抜け心中する現場に居合わせたことで、月ヶ瀬右近は浄閑(じょうかん)寺の食客となった。吉原の夜の華が死ねば、この寺に投げ込まれるのだ。意外にも、そこに権勢をふるう老中・田沼意次(たぬまおきつぐ)が一心に祈る姿があった。田沼に遺恨を持つ右近が尾行すると、田沼を狙う一団が・・・・・・。源氏天流の使い手・右近が、女郎を生贄にして密貿易を謀る巨悪に切り込む、迫力の時代小説。
【著者紹介】
2002年、『修羅裁き 裏火盗罪科帖』を発表し、時代小説界に新風を吹き込む。本書は、池波正太郎の作品をこよなく愛する著者が、満を持して書き下ろした自信作である。1946年、佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。主にノンフィクションものを手がけ、映像化された作品も多い。


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