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2005年 1月刊2月刊・4月刊・6月刊7月刊8月刊10月刊12月刊
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長編時代小説
大川わたり
山本一力
ISBN4-396-33216-5
歌舞伎役者中村橋之助さん、感動!
「銀次の“男いき”に惚れた」
何度も読み返したくなる傑作時代小説
「二十両をけえし終わるまでは、大川を渡るんじゃねえ。一歩でも渡ったら、始末する」博徒(ばくと)の親分との命がけの約束。大工の銀次(ぎんじ)は、永代橋(えいたいばし)の前で動けなくなった…。博打(ばくち)にはまり、仲間の家庭まで潰した銀次は、懊悩(おうのう)しながらも、日本橋の老舗呉服屋の手代として新たな人生を歩む。だが、渡れぬ川を越えねばならない出来事が! 直木賞作家が描く感涙の時代長編。
【著者紹介】
1948年、高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒業後、様々な職業を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。02年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞する。江戸の下町を舞台に市井の人々の熱い生きざまを描く作品は多くの読者の共感を呼んでいる。著書に『深川駕籠』(祥伝社刊 四六判)『欅しぐれ』『だいこん』『銭売り賽蔵』など。


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密命シリーズ(12)
密命・傀儡(くぐつ)剣合わせ鏡
乱雲
佐伯泰英
ISBN4-396-33217-3
「密名」新展開!
大和街道をひた走る清之助迫り来る刺客団!
回国修行を続ける金杉惣三郎長男・清之助の姿は、紀州和歌山城下にあった。紀州は将軍吉宗のお膝元、ところがここにまで吉宗憎しの尾張勢の暗躍があった。「吉宗の密偵」との誤解を受けた清之助は、ひたすら大和街道を北上するが、黒装束団の追撃を受け、銃弾が! 息子の危機を感知して神仏に祈るしの。父から子へ、「密命」シリーズ新展開の記念碑的作品!
【著者紹介】
1942年、北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの作品を次々と発表する。99年に初の時代小説『密命―見参! 寒月霞斬り』(祥伝社文庫)を発表、その迫力ある剣戟シーンと人情味あふれる庶民の生活を描いて人気作家に。本書では、剣士として人間として成長した長男・清之助が久々に勇姿を披露、新展開を予感させる傑作。


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書下ろし
「密命」読本
【収録】小説・若き日の金杉惣三郎「虚(うつ)けの龍」
佐伯泰英
ISBN4-396-33218-1
書下ろし「虚けの龍」収録!
金杉惣三郎十代の青春…
江戸歩き/登場人物/名場面/時代背景…充実の一冊!

十二巻を数える「密命」シリーズで、これまで語られなかった金杉惣三郎十代の青春を描く中編小説「虚けの龍」を収録。さらに、著者インタビュー「闘牛から時代小説へ」、「密命」の舞台である芝七軒町(しばしちけんちょう)から大川端(おおかわばた)までの道のりを現代地図・古地図を併せて案内する「歩いてみた『密命』江戸東京」、登場人物紹介など、「密命」を余すことなく解剖する特別書下ろし文庫!

<● 江戸の生活、「密命」の世界に遊ぶ>
虚けの龍―「蜜命」番外・惣三郎青春篇
闘牛から時代小説へ―佐伯泰英インタビュー
登場人物紹介―「蜜命」を彩る面々の素顔
歩いてみた「密命」の江戸東京
  御江戸・芝〜大川端編/のんびり飛鳥山散策編
密命論――細谷正充
『密命』の時代――楠木誠一郎
惣三郎十一番勝負!
『密命』年表


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時代小説 書下ろし
夕立(ゆだ)
橋廻り同心・平七郎控
藤原緋沙子
ISBN4-396-33219-X
涙橋、情け橋、面影橋…
情をもって剣をふるう、江戸・橋づくし物語 第四弾
新大橋――逢瀬を重ねた男に裏切られた女を包む涙雨。
赤羽橋――捨て子と知った少女。水面を舞う初蛍に母の面影が。
今川橋――愛するがゆえに女の前から姿を消した男の決意。
水車橋――藩危急の蜜書と共に江戸の土を踏んだ若侍を待ち受けていたものは。
悲喜こもごもの人生模様が交差する江戸の橋を預かる、北町奉行所橋廻り同心の人情裁き。好評シリーズ第四弾。
【著者紹介】
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。小松左京主宰「創翔塾」出身。著作に、橋廻り同心・平七郎シリーズ『恋椿』『火の華』『雪舞い』(祥伝社文庫)隅田川御用帳シリーズに『雁の宿』『花の闇』『螢籠』『宵しぐれ』『おぼろ舟』『冬桜』『春雷』『夏の霧』『紅椿』(廣済堂文庫)藍染袴お匙帖シリーズに『風光る』(双葉文庫)がある。


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長編時代小説 書下ろし
地獄宿
闇の用心棒
鳥羽 亮
ISBN4-396-33220-3
五十七歳の老刺客(ろうしかく)に最後の望みが託された…
深川は要橋端の“地獄宿”と恐れられる一膳めし屋。客は寄りつかず、胡散臭い男たちが群れる店におきゃんな若い娘が働き始めた。そこの主は知る人ぞ知る、闇の殺しの差配人。ところが、地獄宿の男が一人また一人と惨殺される、しかも異様な斬り口を残して。狙いは何か? 存亡の危機に立たされた地獄宿は、五十七歳の老刺客・安田平兵衛(やすだへいべえ)に最後の望みを託した……。
【著者紹介】
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部を卒業後、教員生活を送る。90年『剣の道殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞する。ミステリー作品を手がける一方で、次々と骨太の時代小説を発表し、人気を博す。本書は、一度は足を洗った老いた殺し屋が、再び闇の道を歩む『闇の用心棒』シリーズ第二弾。著書に『鬼哭(きこく)の剣』シリーズ(祥伝社文庫)など。


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長編時代小説
黄金の血脈【地の巻】
「黄金の血脈 慶長太平記<地の巻>」改題
半村 良
ISBN4-396-33221-1
豊臣方か、徳川方か?
刻々と変わる勢力地図に翻弄(ほんろう)される男、女、少年…
水面下の闘争が繰り広げられる大坂の陣前夜――。
幾多の敵を斬り伏せながら、常陸(ひたち)から陸奥(むつ)へ。鈴波友右衛門(すずなみともえもん)、野笛(のぶえ)、そして織田家の血を引く三四郎は、敵の目を欺(あざむ)くため家族を装っていたが、いつしか深い情愛で結ばれていく。やがて蒲生(がもう)領に入ると、豊臣方か徳川方かで藩論は真二つに割れていた……。豊臣家起死回生の秘策の行方は? 半村時代巨編、第二弾!
【著者紹介】
1933年、東京生まれ。'71年『石の血脈』で注目され、'73年『産霊山(むすびのやま)秘録』(以上、祥伝社文庫)で泉鏡花賞、'74年『雨やどり』で直木賞をそれぞれ受賞。以後、伝奇小説から時代小説まで幅広く活躍。2002年、惜しまれつつ逝去。本書は、権力と黄金の関係を縦軸に、戦乱の世を通して若者が精神的に成長する姿を描いて感動を呼ぶ、傑作時代小説である。


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長編時代小説 書下ろし
四匹の殺し屋
必殺闇同心
黒崎裕一郎
ISBN4-396-33222-X
怪力、馬針、吹矢、剛剣…「殺し人」対「殺し人」の死闘!
頸(くび)をへし折られる。心ノ臓を一突きされる。さらに両断された数々の死体……江戸の町に闇の殺し人が跋扈(ばっこ)しているという噂を聞き、仙波直次郎は気色ばんだ。 自分こそが「闇の殺し人」という、もう一つの貌(かお)を持つ南町同心だからだ。葬られた者たちの共通項とは? やがて、恐るべき陰謀を突き止めた直次郎と縄鏃(じょうぞく)の万蔵(まんぞう)が、闇には闇をもって対決する「必殺」時代小説!
【著者紹介】
1942年、東京生まれ。テレビの脚本家として『必殺仕事人』をはじめ『木枯し紋次郎』『銭形平次』など数多くの人気シリーズを手がける。95年に『蘭と狗(いぬ)』で第六回時代小説大賞を受賞。以降『享保(きょうほう)異聞』シリーズなどを発表し時代小説の書き手として最も脂の乗り切った一人である。本書は著者の代表作ともいうべき「必殺闇同心」シリーズ、待望の第五弾である。


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長編時代小説 書下ろし
八丁堀殺し
風烈廻り与力・青柳剣一郎
小杉健治
ISBN4-396-33223-8
与力を襲う疾風一閃!
凶刃に斃(たお)された同僚、家族の悲嘆に剣一郎起(た)つ!
闇に悲鳴が轟(とどろ)いた。南町与力の青柳剣一郎(あおやぎけんいちろう) が駆けつけると、別れたばかりの同僚が斬殺されていた。これが、八丁堀を震撼させる与力殺しの幕開けだった。さらに二人、三人と与力ばかりを一刀のもとに斬り伏せる居合の達人とは何者か? 風烈(ふうれつ)廻りから急遽探索の長に抜擢された剣一郎だが、息子の剣之助までが囚われ、絶体絶命の窮地に! 人気シリーズ第三弾。
【著者紹介】
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し作家活動に入る。その後『絆』で日本推理作家協会賞を、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。以降、社会派推理、時代小説などで活躍している。作品に『白頭巾』『翁面(おきなめん)の刺客』『札差(ふださし)殺し』『火盗殺し』(いずれも祥伝社文庫)など多数。


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