s-book.comロゴ
ご利用ガイド よくある質問 お問い合わせ 初めての方
くわしく検索

参加出版社 集英社小学館祥伝社白泉社照林社小プロ
会員登録・変更 注文履歴 バスケット バスケットを見る

2005年 1月刊2月刊4月刊6月刊7月刊・8月刊・10月刊12月刊
装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
長編本格推理小説
鯨の哭(な)く海
内田康夫
ISBN4-396-33242-4
待望の文庫化!
浅見光彦が見た幽霊の正体は!?
南紀の岬町と秩父を結ぶ因縁の糸
捕鯨問題の取材で南紀・太地(たいじ)を訪れた浅見光彦(あさみみつひこ)は「くじらの博物館」で不気味な展示物を目にした。漁師人形に銛(もり)が突き刺されていたのだ。まさにそれは、以前太地で起こった殺人事件の被害者の姿そのものだった。誰がなぜ? 未解決事件へのメッセージ? 調査を開始した浅見は、小さな岬町を揺るがした・もうひとつの事件、旧家の娘の心中事件との関連に注目するが……。
【著者紹介】
東京生まれ。1980年『死者の木霊(こだま)』でデビュー。歴史・文化・社会問題等を織り込んだ抒情豊かなミステリーで人気を博す。浅見光彦(あさみみつひこ)シリーズは、日本のエンターテインメント小説を代表する大ベストセラーとなっている。軽井沢にあるファンクラブ「浅見光彦倶楽部」の会員は一万人を超す。 著書に『鏡の女』『薔薇(ばら)の殺人』『喪(うしな)われた道』(祥伝社文庫)等多数。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
恋愛アンソロジー
Friends
江國香織/谷村志穂/島村洋子
下川香苗/前川麻子/安達千夏
倉本由布/横森理香/唯川 恵
ISBN4-396-33243-2
となりに好きな人、いますか?

腹違いの姉妹の微妙な関係。幼なじみへ寄せる淡(あわ)い恋心。アイドルになった同級生との心のつながり。母親の恋人との変わった友だち関係。親子ほど歳の離れた同居人との幸福な空間。恋愛小説に憧(あこが)れる人妻が抱く、年下青年へのときめき。そして、カレをめぐる女同士の愛憎……恋愛にからんださまざまな友人関係をせつなく描く、大ヒットアンソロジー、第二弾。

■本書の収録作品
江國香織(えくにかおり) 「ザーサイの思い出」
谷村志穂(たにむらしほ) 「青い空のダイブ」
島村洋子(しまむらようこ) 「KISS」
下川香苗(しもかわかなえ) 「迷い蝶(ちょう)」
前川麻子(まえかわあさこ) 「恋する、ふたり」
安達千夏(あだちちか) 「鳥籠の戸は開いています」
倉本由布(くらもとゆう) 「恋愛小説を私に」
横森理香(よこもりりか) 「Chocolate」
唯川 恵(ゆいかわけい) 「彼女の躓(つまず)き」


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
長編超伝奇小説
龍の黙示録
東日流
(つがる)妖異変
篠田真由美
ISBN4-396-33244-0
菊池秀行氏「これは驚くべき本だ!」
伝奇小説の正統的系譜を継ぐ
吸血鬼伝説(ヴァンパイア・サーガ)、第2弾!
美貌の著述家・龍緋比古(りゅうあきひこ)のもとに一通の手紙が届いた。送り主は青森の寒村に住む女子高生。そこには「御還(おかえ)り祭」なる妖(あや)しき儀式に対する不安が綴(つづ)られていた。ある疑念を抱いた龍は一路東北へ向かい、秘書の柚ノ木透子(ゆのきとうこ)も後を追う。キリスト伝説が残る津軽で彼らを待ち受けていたのは、吸血鬼「御還り様」を中心とする異端者抹殺の歴史だった!
【著者紹介】
1953年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒。92年、本格ミステリ『琥珀(こはく)の城の殺人』でデビュー。『未明の家』に始まる建築探偵桜井京介シリーズはすべてベストセラーに。本書は、伝奇小説の正統的系譜を継ぐ著者真骨頂の吸血鬼伝説(ヴァンパイア・サーガ)、第二弾。著者に、『幻想建築術』(祥伝社)『アベラシオン』『すべてのものをひとつの夜が待つ』など多数。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
長編本格推理
鬼女の都
菅 浩江
ISBN4-396-33245-9
作家の死から始まった…
あやかし
京都の謎
「あさましい鬼がいてるのン」京都ものの小説で人気の作家藤原花奈女(ふじわらかなめ)が謎の言葉を遺(のこ)して死んだ。彼女は〈ミヤコ〉という人物に次作の構想を酷評され、絶望していたという。彼女の死後も呪詛(じゅそ)を込めた手紙を送り続ける〈ミヤコ〉とは何者か? 真相を追う女子大生吉田優希(よしだゆうき)を次々と怪事件が襲う。「幻想」と「論理」という対極の方法論を融合した本格推理の傑作!
【著者紹介】
京都市生まれ。府立桂高校在学中にSF小説誌でデビュー。2001年、『永遠の森 博物館惑星』で日本推理作家協会賞、星雲賞などを受賞して推理・SF二分野にわたる実力を示した。主な著書に、音楽ミステリーと銘打って話題となった『歌の翼に』(祥伝社ノン・ノベル)、人間の尊厳を問う近未来小説『アイ・アム』(祥伝社文庫)など。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
長編官能ロマン 書下ろし
誘惑させて
草凪 優
ISBN4-396-33246-7
祝・「2005年のこの文庫がすごい! 官能文庫大賞」受賞!
「まずいよ、こんなことしちゃ…」
「わたしって、そんなに魅力ないですか? 店長、抱いて」不動産屋の平社員からキャバクラの店長に大抜擢(ばってき)されて困惑する悠平(ゆうへい)は、初日に十九歳の奈月(なつき)から誘惑された。童貞の悠平が歓喜したのも束(つか)の間(ま)、そこには妬(ねた)みや勢力争いによる恐るべき罠が! 数々の難題と美女たちの肉体を乗り越えて悠平は男になれるのか。そして指名率ナンバーワン涼羽子(りょうこ)へ の想いはいかに?
【著者紹介】
1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。ミュージシャン、美術家、映画監督などを目指すが失敗、さまざまな職業に従事しながら官能小説に傾倒、執筆開始。女性への愛情あふれる妖艶(ようえん)な官能シーンと軽妙な物語構成でコアなファンが急増中。『この文庫がすごい!』2005年度版の官能文庫大賞を受賞するなど、今もっとも期待されている書き手である。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
書下ろし 長編時代小説
秘剣孤座(こざ)
佐伯泰英
ISBN4-396-33247-5
冷酷にして純な用心棒。
水戸光圀(みつくに)暗殺を阻止せよ!
元禄(げんろく)五年(1692)冬。大安寺一松(だいあんじいちまつ)は水戸藩元藩主・光圀(みつくに)より影警護の依頼を受け、船旅に同道する。後継をめぐる将軍綱吉(つなよし)との不仲、水戸藩内における現藩主・綱条(つなえだ)一派との確執など、光圀に敵は多い。船中にて一松が編み出した秘剣はさらに洗練され、おそるべき「秘剣孤座(こざ)」へと進化した! 冷酷さと優しさを合わせ持つ不世出の男を描く傑作シリーズ第四弾。
【著者紹介】
1942年、北九州生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの作品を次々と発表。99年に初の時代小説『密命―見参! 寒月霞(かすみ)斬り』(祥伝社文庫)を発表後、その迫力ある剣戟(けんげき)シーンと人情味あふれる庶民の姿を描いて、一躍書下ろし時代小説界の牽引役に。本作では、悪松の冷酷さの裏に隠れた慈愛の深さに心打たれるものがある。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
長編時代小説 書下ろし
悲の剣
介錯人・野晒唐十郎
鳥羽 亮
ISBN4-396-33248-3
首筋に一閃! 姿なき刺客(しかく)の“影蝶の剣”
「そこもとなら蝶も斬れたであろう」介錯(かいしゃく)刀を構えたとき、狩谷唐十郎(かりやとうじゅうろう)は切腹に臨む武士の呟きを耳にとめ、訝(いぶか)しんだ。改革派と保守派に割れた奥州奥江(おくえ)藩の内紛。その犠牲者の不可解な言葉は、保守派の謎の刺客(しかく)「影蝶」を指していたのだ。首を横一文字に薙(な)ぐ影蝶の剣とは? 姿なき刺客を追いつめる唐十郎に、逆風のごとく襲いかかる最大最強の難敵現わる!
【著者紹介】
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、教員生活を送る。90年『剣の道殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。ミステリー作品を手がける一方で骨太の時代小説を次々と発表し、一躍剣豪小説の第一人者となる。本書は最人気シリーズである「鬼哭(きこく)の剣」の待望の第十一作。「闇の用心棒」シリーズの『地獄宿』(祥伝社文庫)など著書多数。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
時代小説 書下ろし
秘する花
刀剣目利き 神楽坂咲花堂
井川香四郎
ISBN4-396-33249-1
心の真贋(しんがん)を見抜く
刀剣鑑定師・上条綸太郎(りんたろう)!
馬喰町(ばくろちょう)から上州の駆け込み寺に向かったはずの女が、神楽坂(かぐらざか)の三日月坂で息絶えた。死因はわからず、爪が割れるほど土を掴(つか)んだ女の両手が無念さを物語っていた……。京に本店を構える刀剣鑑定で著名な「咲花堂(さくはなどう)」。その江戸店(だな)を任(まか)された上条綸太郎(かみじょうりんたろう)は女の死に疑念を抱く。刀剣や骨董(こっとう)を鑑定する綸太郎の鋭い眼が人の心の真贋(しんがん)をも見極める、時代人情の傑作書下ろし作品。
【著者紹介】
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒。「暴れん坊将軍」「八丁堀の七人」など脚本家としても活躍。本書は、京生まれの主人公・綸太郎(りんたろう)がおきゃんな東女(あずまおんな)やがさつな東男(あずまおとこ)とコンビを組んで事件解決に臨(のぞ)む異色の時代人情小説である。作品に『くらがり同心裁許帳』『晴れおんな』『無念坂』『けんか凧(だこ)』『恋しのぶ』など多数。


装丁写真をクリックするとご購入画面がご覧になれます。
書下ろし 長編時代小説
弁天殺(べんてんさつ)
投込寺闇供養【二】
吉田雄亮
ISBN4-396-33250-5
源氏天流・風鳴(ふうめい)の剣が鬼畜を斬る!
吉原に売られた十七、八の娘三人と女衒(ぜげん)が殺され、浄閑寺(じょうかんじ)に投げ込まれた。吉原に遺恨(いこん)を持つ赤鬼の金造の報復か? 浄閑寺の食客・月ヶ瀬右近(つきがせうこん)は下手人探しを始めるが、またも同じ年頃の娘二人と女衒の死体が大川に! やがて、ある娘を探す備前畷川(なわてがわ)藩士と御用商人、赤鬼の金造とつるむ大目付の次男坊の影がちらつき出す……。源氏天流・風鳴(ふうめい)の剣が鬼畜を斬る!
【著者紹介】
2002年、『修羅裁き 裏火盗罪科帖』を発表し時代小説界に新風を吹き込む。本書は、源氏天流・風鳴の遣い手である元公家侍・月ヶ瀬右近が悪と対峙する、『花魁殺(おいらんさつ)』に続く第二弾である。1946年、佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。近著に『閻魔裁き』がある。


祥伝社のトップページへ戻る All rights reserved by SHODENSHA