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幻の至宝 柴窯(さいよう)発見
なぜ、伝説の陶磁器が日本にあったのか
對中如雲
ISBN4-396-61280-X
中国陶磁史上「最高」の評価を受けながら誰も見たことのない、千年前の伝説の至宝が見つかった。
世紀の大発見か、それとも――
科学鑑定が下した結論とは!?

【柴窯(さいよう)とは】
「世界陶磁史上の奇蹟」といわれる幻の名窯。 唐と宋を結ぶ五代十国時代の皇帝・柴栄(さいえい)のもと、 955年から959年の五年間だけ活動したとされる。 中国陶磁の最高峰で「柴窯の一片は千金に値する」とまで言われたが、 いつか遺品は失われ、窯の所在地も、いまだに不明である。 古来、世界中の研究者が血眼になって探し求めてきたが、 誰も目にしたことがなく、実在を疑う専門家もいる。

【推薦の言葉】 日本文化交流促進会会長 王 農
著者は長年にわたり、中日文化交流に尽力されてきた。中国において、日本人で最も名の知れた中国文化研究者の一人といえよう。
 今回の至宝・柴窯(さいよう)発見の経緯を記した本書も、氏の長年にわたる中国文化研究の一環である。最終的評価は、今後、世界の研究者に委ねられようが、中国においても驚きをもって、大きな注目を集めることとなろう。
 それは、後周官窯・柴窯は、今や世界に一作品もなく、中華民族にとっても特別の文化遺産だからであり、百歩譲って、仮にこれが北宋鈞窯(きんよう)であろうとも、中国陶磁史上の「至宝」のひとつには違いないからである。
 是非とも、中国人民にも紹介したい一書である。

【著者紹介】
昭和18年東京生まれ。日本大学卒。祖父の初代如雲は明治時代の高名な美術収集家。父の二代如雲は、書道家。平成6年、その跡を継ぎ三代如雲を号す。伊豆高原美術館、武蔵野シルクロード美術館館長を歴任。現在は、札幌マイセン美術館顧問、中国王森然(おうしんねん)国際研究会理事、日中体育文化交流促進会理事を務める。国家文物鑑定委員会主任・史樹青(しじゅせい)氏、上海博物館前副館長・汪慶正(おうけいせい)氏をはじめとする中国文化人と、長年にわたって幅広い交流を持つ。また中国明末の民族英雄・史可法(しかほう)の絶筆を発見し、揚州・史可法記念館に無償で寄贈したことから、平成17年には同館名誉館員の称号を受けた。 著書に広重と司馬江漢の密接な関係を大胆に推理した話題作『広重「東海道五十三次」の秘密』(祥伝社・ノンブック)、『サムライ・ダ・ヴィンチ司馬江漢』(ゴマブックス)がある。


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見えない誰かと 瀬尾まいこ
ISBN4-396-68119-4

「以前の私は人見知りが激しく、他人と打ち解(と)けるのに とても時間がかかった。社会に出てからも、わざわざ親しくもない人と一緒に何かするくらいなら、一人でいたいというつまらない人間だった。でも、……」
誰かとつながる。それは幸せなことだ……
待望の初エッセイ!

「はじまりやきっかけはめちゃくちゃであっても、いくつかの時間を一緒に過ごすと、何らかの気持ちが芽生(めば)えるんだなあって思う。(中略)気持ちが形を変えていったんだって思う。いつもいい方向に動くとは限らないけど、接した分、やっぱり何かは変わっていく」

「私のそのときの毎日を 楽しくしてくれている人は、確実にいる」

【著者紹介】
1974年大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒業。2001年『卵の緒』で坊ちゃん文学賞大賞を受賞しデビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を受賞。ほか、『図書館の神様』『天国はまだ遠く』『優しい音楽』『強運の持ち主』『温室デイズ』。京都府内の中学校国語教師として、生徒とともに日々奮闘中。


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