第115回 祥伝社から最新刊『東京ホリデイ 花さんぽ』発売! 杉浦さんにインタビュー&イベントのお知らせ


(本の写真をクリックするとAmazonページにとびます)

「東京お花見ホリデイ」の連載開始のお知らせをしたままでしたが、
11月1日に書籍として発売になりました!!!
タイトルは『東京ホリデイ 花さんぽ』。
花と緑をめぐる東京さんぽ。もちろん、街じたいも魅力的で、レトロでかわいいお店や美味しいお店もたっぷり紹介しています。

そして、お礼とお知らせが遅くなってすみません。
11/1発売日のサイン会(有隣堂アトレ恵比寿店開催)には、多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。遠方からお越しいただいた方もいらっしゃって、感激でした。

第二弾のイベントは、11/24月祝14時〜、八重洲ブックセンタールミネ荻窪店で開催です。トーク&サイン会を行ないます。お待ちしております!!
詳しくはこちら https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/26507/

では、刊行を記念して、杉浦さんにインタビューです。

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Q1 今回は、東京の花と緑をめぐる街歩き。このテーマにした理由を教えてください。

東京散歩の本をまた作りたくて、テーマをあれこれ考えていました。
年を経るごとに花がどんどん好きになっていたこともあり、
植物をテーマにした東京めぐりの本を思いつきました。
思いついた時は「これだ!」とワクワクしたものです。
ピタッ!と描きたいものが見つかるって実はそうなくて
(思いついたもののおっかなびっくり進めることも多い)、
『ひっこしました』を描こうと思った時を思い出しました。


初版の特典ペーパーに書いた、飯田橋駅〜市ヶ谷駅の間の外濠公園。


82歳の母と、花の洋館めぐり。

 

Q2 13エリア、171ヶ所を取り上げています。すごい数ですね。ご苦労されたことなどありますか?

花の開花時期に取材の日をちょうどよく当てるのがなかなか難しかったです。
雨が続いたり、桜がなかなか咲かなかったり、
あっという間に萩が咲いてしまって間に合わなかったり、
ヤキモキすることが何度もありました。
SNSで開花状況を調べて、「今日しかない!」とその日の朝に急遽行くことを決めたことも。
また、雨の日を見込んで、取材先に日にちの候補をいくつか挙げて、
天気にあわせてずらさせてもらったりもしました。
現地に行ってみて初めてわかることもあり…
亀戸天神は最初は2月の梅を見に行ったのです。
梅もきれいでしたが、境内を見事に取り囲む藤棚を見て、
これはフジの取材で来たい、と4月に再取材。
よみうりランドのハナビヨリは、一度昼間に取材して、
その日にホタルビヨリのことを知り、後日もう一度夕方から取材をし直すことに。
リサーチ不足で同行の担当Kさんにはご迷惑をおかけしましたが、
昼の明るいカフェも夜の幻想的なホタルも楽しませてもらいました。


舎人公園のネモフィラと八重桜のコントラストは夢のようでした。


ハナビヨリにはこんなフォトスポットも…笑

 

Q3 この本の中で印象に残っている場所やエピソードがあれば教えてください。

行ったことのなかった夢の島が思いのほか楽しかったです。南国な温室、冬のマリーナ、
旅気分でとても新鮮でした。
普段と違ってアクティブな散歩になった、昭和記念公園のセグウェイツアーも印象的。
なぜか前日にほとんど眠れなくて(滅多にないのですが)フラフラで行ったのですが、
寝ていないことを忘れるほど楽しめました。
長年の担当のH氏と歩いた東大本郷キャンパスも、OBならではの話を聞けて面白かったです。
母とのんびり過ごしたはとバスツアーもいい思い出に。
ツアーの日はちょうど母の日で、あのツアーがプレゼントだったのです。
早稲田や向島、それまであまり散歩したことがない場所も多く、どこも楽しかったです!


セグウェイでイチョウ並木を駆け抜けました。


OBと東大本郷キャンパスのイチョウ並木。

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杉浦さんへのインタビュー、いかがでしたでしょうか。
11/24八重洲ブックセンタールミネ荻窪店イベントでも、杉浦さんの新旧グッズの販売も予定しています。楽しみですね。

では、次回のSSPもお楽しみに!(次回はもっと早く更新します…!)
お読みいただき、ありがとうございました。


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