杉浦さやかさん、待望の新刊がもうすぐ発売です。
(他社本ですけど)
杉浦さんの情報は、出版社の垣根を越えてお送りしてますので、
今回もお送りします。
タイトルは『うれしいおくりもの』
2014年11月20日、池田書店さんから発売予定です。
というわけで、杉浦さんご本人に、
この本に関してあれこれ(メールで)お聞きしました。
Q1 早速ですが、今回の読みどころはどこですか?
A1 「おくりもの」とひと口に言っても、素敵なものに出合って、おくりたい人が浮かんで、相手にあわせてきれいに包んで、カードを書いて、渡して……とたくさんのプロセスと想いがつまったテーマ。
本をつくりながら、ちょっとしたものを包んで人におくることが、自分は子どものころからずっと大好きだったなぁ、とあらためて気づきました。なので、楽しくノリノリでつくった本です。個人的なエピソードが多いですが、なにかおくりもののヒントが見つかったらうれしいです!
あとは4年ぶりの書きおろしというところでしょうか。
連載をまとめる本にももちろんこだわりが詰まっていますが、書きおろしは一気に一からすべてをトータルでつくり込めるので、書き手としてとてもやりがいがあるのです。
Q2 「2ヶ月間、自宅ほぼ合宿状態」とお聞きしましたが、これは?
A2 1歳半だった娘のために、ペン入れ前後の8~9月の2ヶ月間は千葉在住の母にほぼ住み込んでもらって、サポートしてもらいました。なんとしてもおくりものシーズンに出したかったので、今までの書きおろしの中でも最速で書きあげる必要があり。
10年近くあたためてきたテーマで、エピソードがたくさん溜まっていてそれが可能だったのですが、1ヵ月半で112ページのペン入れをするのがキツかった……。
普段は自由に忙しく日々を謳歌している母には申し訳なかったのですが、めちゃくちゃ遊んでくれるおばあちゃんのおかげで、娘はぐっと社交的になりました。
日中は仕事部屋にほぼカンヅメ状態で、娘への影響を心配していたので助かりました!
母がいなければこの本はできなかったなぁ、と感謝しきりです。
近々、母への慰安旅行に行ってきます。
Q3 お嬢さんの蕗ちゃんが生まれて初めてのご本になりますが、お母さんのお仕事ぶりに蕗ちゃんの反応は?
A3 連載をまとめた本は1冊出していたのですが、ほぼ出産前に執筆を終えていたので、実質はじめての本ということになります。
毎晩8時に娘と一緒に寝て、夜中の2時ごろに起きて机に向かう毎日でした。
娘が起きるまでの4~5時間ほどを一番集中して執筆して、あとは在宅仕事の夫と母が代わる代わる蕗と遊んでいてくれました。
だいたいいい子に楽しそうにしていてくれるのだけど、さみしくなると授乳クッションを抱えて仕事部屋におっぱいをせびりに来ました(本が終わったと同時の1歳8ヵ月で断乳)。
一緒にいられるときはなるべく抱っこしてスキンシップを心がけ、少しの合間を縫ってお散歩にも出ましたが、心配していたよりもたくましく乗り切ってくれました。
むしろ社交的に明るく、おしゃべりになってびっくり。
Q4 サイン会も行なう、とのことですが、詳しく教えてください。
A4 はい、次のように予定しています。よろしくお願いします。
●三省堂有楽町店
11月24日(月・祝)15時~ 2階特設会場にて
三省堂書店有楽町店1階レジカウンターにて本をお買い上げのお客様に、先着で参加券を配布いたします。参加券のご予約はお電話でも承ります
電話番号 03-5222-1200
営業時間 10:00から22:00(平日) 10:00から20:00(日・祝)
●青山ブックセンター本店
12月6日(土)13時~
本をご購入いただいた方に参加券を配布します。
http://www.aoyamabc.jp/
どちらのサイン会でも書きおろしの記念ペーパーの配布、原画の展示、物販の予定ありです。
2店舗で物販の内容や特典をちょっと変えますので、お楽しみに!
Q5 最後に、ファンの皆様に一言!
A5 渾身の1冊、楽しんでいただけたらしあわせです!
サイン会でお会いできるのを楽しみにしています。今回のプチコスプレ……自分をラッピングしてゆきます?!
……というわけで、『うれしいおくりもの』、よろしくお願いします。(他社本ですけど)