第22回 サーヤとこけし祭り その①

こんにちは。文庫担当のいとうです。
9月某日。
知る人ぞ知る、年に一度の一大行事。
「イラストレーター・杉浦さやかさんとポエムグラファー・沼田元氣さんと行く
鳴子こけし祭りとかわいいこけし発見の旅ツアー」(1泊2日)
に、参加しました~。今回はそのご報告です。

杉浦さんとは現地で合流、ということで、朝9:30東京駅をひとり出発。
まずは、古川までのポケモン新幹線に乗り込みます。
席について、ほっとひと息。
車内を見渡すと、
『週末ジャパンツアー』(ワニブックス刊)の鳴子温泉のページを楽しげに読む乙女たち。
そう、麗しい参加者のみなさんに囲まれていたのです。

古川に到着し、在来線に乗り換えて、いざ、鳴子温泉郷へ!

窓の外のさわやかな田園風景を眺めていると、コトコト揺れる電車がとても気持ちよくて、うっかりぽっくり……ではなく、こっくりいってしまいそうでした。

 ぽやーっとしているうちに、鳴子温泉郷に到着!ひとり旅の終点です。
駅ではサーヤが待っている!と思いきや、まずは、こけしの駅長さんのお出迎え。すでに、こけしな予感。

杉浦さんが駅に到着するまでの2分ほどの間に、わたしは、「アレ」を発見。
そう、観光地ではおなじみの、顔をはめて写真を撮る、アレ。あのパネルも、もちろんこけし。「どうしても撮りたい!」と、凝視していると、そばにいた地元のおじさんが、親切にも撮ってくれました☆アリガトウゴザイマシタ!

と、満足したところで、サーヤらしき人影。
しかしひとりではない。
人気イラストレーターさんが5人(イナキヨシコ、落合恵、木下綾乃、平澤まりこ 敬称略・アイウエオ順)も現れたのです。
若輩者のわたくしには、とても豪華なお出迎えでございました。汗

合流後、「全国こけし祭り」の会場となっている、小学校へ。
……そこにはもちろん無数のこけしたち。
津軽・鳴子・肘折……ただ「こけし」とだけ呼んでいた「こけし」にも、種類があるのだと知りました。一度は行くべきです。こけし祭り。

じっくりこけしをお勉強したあとは、さらに観光。
こけし通りへ!

うわさどおりの「こけし」っぷり!すごいです。
どこもかしこもこけし!
こけしを満喫したあと、鳴子温泉ホテルへ戻り、楽しみにしていた温泉へ入る準備。
……浴衣ももちろんこけし柄!
温泉につかったあと、「こけしパレード」をみて、19:30~待ちに待った宴会です。
おいしい夕食を食べながらの楽しいトークショー。
まずは、参加者にノベルティーとして、杉浦さんデザインで、沼田さんのお店「コケーシカ」で販売されている「オリジナル手ぬぐい&鳴子こけし工房めぐりマップ」が配布されました。ステキ。
「こけし」にまつわるお話を主に、杉浦さん沼田さんの出会いなども交え、なごやかな雰囲気で進みます。

今年は、昨年は行われなかったという、「沼サヤクイズ」が行われました。
正解者には、杉浦さんのサイン入りの新刊、私物のこけし、「コケーシカ」で販売されている手ぬぐいやTシャツが贈呈されます。かなり豪華。
「杉浦さんがいちばん好きな雑貨屋さんは?」「沼田さんの婚約者の年齢は?」
……時にファンタジーも交えた、さまざまなクイズが出題されました。
静かに、しかし確実に白熱する宴会場。

あっという間に終了の時間はすぎ、トークショーのあとのサイン&写真合戦にも優しく応じるおふたり。

ほんとうに、おつかれさまでした!

宴会終了後は、さらにひとっ風呂あびてすっきりして、喉をカラカラにしてからビールを飲んで、ぐっすり眠った杉浦さんでした。

(「サーやとこけし祭りその②」につづく)


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