第55回 新刊出ます! 他社さんですが

前回の記事でご報告したとおり、
杉浦さん、今春ご出産されました。
となると、今年は新刊、厳しいんだろうなあと思っていたら、
「新刊が出る!」という情報がツイッターに流れているではありませんか!

他社さんから出る本ではありますが、
ここは出版社の壁を乗り越えて、ご紹介しなくては。

というわけで。

白泉社の担当・Kさんにあれこれお聞きしてみましたよ。
ちなみにネット書店アマゾンでは、すでに予約ができるようですよ。こちらです。

Q1 新刊、『おさんぽ美術館』というタイトルですが、どのようなテーマですか?

A1 MOEでの連載をまとめた、美術館のある街をおさんぽするガイドブックです。イラスト&エッセイだけでなく、MOE取材班が撮った杉浦さんの写真や、取材裏話コラムもたっぷり。東京国立博物館&東京・谷根千、鎌倉文学館&神奈川・長谷、ポーラ美術館&神奈川・箱根、祈りの丘 絵本美術館&長崎・福岡……ミュージアムとショップをあわせると、なんと130軒以上にもなり、日本全国の18のおさんぽコースができあがりました。「アートと一緒に、おいしいものやかわいいものを探しに行くプチトリップ」へ! がキャッチフレーズです。

Q2 130軒! 凄すぎます…。今回の読みどころは?

A2 あれも、これも……と話は長くなるのですが、今のトピックとしては、初版限定でおまけについてくる「マーマリングトーク」です! 妊娠されてからの妊婦ライフにはじまり、出産レポートまでを描きおろしてくれました。杉浦さんならではの、こだわりの生活スタイルには、笑いあり、涙あり。近くで目撃していた私としても、元気で健やかなベビーの誕生は、今年一番の嬉しいニュースです。かわいいお嬢さんと杉浦さんのツーショットはMOE9月号(8月3日発売)の「憧れ絵本のある暮らし」にて掲載します(宣伝してすみません)。

Q3 蕗ちゃんですね。マーマリングトーク、9月号も読みます。今回、担当編集者としてご苦労された点は?

A3 杉浦さんの絵は1ページにつき、最低2枚の原画で構成されています。今回は128ページのボリュームですから、校正には時間をかけて、1枚1枚の原画と内容を照らし合わせていきます。これぞ編集の醍醐味ではあるのですが、本作りの最後の作業がもっとも集中する時間です。

Q4 お疲れさまでございます……。最後に。杉浦さんって、どんな人ですか?

A4 私にとっては、先生でもあり(取材をまとめる技がすばらしい!)、同志でもあり(取材前の作戦会議でもりあがります)、姉でもあり(私より少し年上です)、妹でもあり(時々杉浦さんからしっかり者と言われます)……とても一言では語りつくせないのですが、人として信頼できる方です。友だち思いで優しくて、仕事には厳しくて。この仕事に欠かせない社交性もあるのに、シャイな一面もあり……話が長いですね。サイン会に来ていただければ、杉浦さんの元気な笑顔に凝縮された人柄がみなさんにも伝わると思います。私もみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!


MOE2013年9月号(8月3日発売 白泉社)より

『おさんぽ美術館 ぶらりとめぐる アート・雑貨・カフェ』 
杉浦さやか/著
A5版 カラー128ページ 
定価1365円 白泉社 
8月1日発売

というわけで、Kさんのお話にも出てきた、
『おさんぽ美術館』発売記念サイン会告知も。

三省堂書店池袋店 西武池袋9F南(池袋駅直結)
8月18日(日)14時より
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店9F南
問い合わせ先 電話03-3989-1551(10時~21時、日祝~20時)

●8月1日の発売日より、三省堂書店池袋店にて『おさんぽ美術館』を購入の方、先着30名にサイン会参加予約券を配布。
*数に限りがありますので配布終了の際はご了承ください。

(2013年7月23日記)


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