第26回 近所づきあい祭り



阿佐ヶ谷でスペースを借りて、ご近所さんたちと1日フリーマーケットをやります。
題して「近所づきあい祭り」!

『ひっこしました』に詳細を書いた、西荻窪の長屋アパート暮らしも、この春で丸4年。
住人は草花作家、ベーグル焼きの姉妹、飲食業、編集者など、ものづくりに携わる世帯が多く、
どんどんご近所づきあいの輪がふくらんでいきました。
どこかの部屋にごはんを持ち寄ってわいわい食べたり、
夜中まで酒を酌み交わしたり。
アパート外のご近所さんも巻き込んで、楽しいつきあいを続けてきました。

この春、わたしたちのアパートから、3世帯が同時に転居することになり、
ご近所づきあいのあかしとしてイベントをすることになったのです。
私は主に古着や雑貨を売りますが、カードやグッズもちょっと出品するつもり。
それぞれの腕をいかして、おいしいお菓子やお弁当も売り出します。
その後の『ひっこしました』を見に、ぜひ遊びにいらしてください。

 

日時・・・3月21日(日) 13:00~19:00
場所・・・CONTEXT-S(阿佐ヶ谷)

参加者 出品内容
かわしまよう子 草茶+鉢植え関係、古道具
ポチコロベーグル ベーグル+生活雑貨
すみや お弁当+日用品
杉浦さやか 手ぬぐい+小物
松尾ミユキ、石原真 菓子

管理人       
CONTEXT-S      古物+雑貨

 

以下は、お祭り委員長である、草花作家のかわしまよう子さんからの開会のことば。

杉並区西荻窪、
ここで偶然にも近所づきあいをすることになった総勢5組が、
職業的小技を使ったものと、
家の中にあるリサイクル可能な生活雑貨をおもいきり販売いたします。
落ち込んだとき、うれしいことがあったとき、
近隣のドアを叩きお茶を飲むことがありました。
塩がない! といったアクシデントのときも、
何度そのドアを叩いたことか。
わたしたちはまるで兄弟のように、こころを開いてつきあってきました。

本来、地球に生まれてきたものは皆こんなふうにあるべきです。
都会では隣りにどんなひとが住んでいるかわからないこともよくある話ですが、
わたしたちの近所づきあいには‘愛’がありました。
この春、その西荻窪から引越しをするものもいるので、
近所づきあいをした証として
小さなお祭りを開催します。
たのしく近所づきあいをしているひともそうでないひとも、
会場に足をはこんで
わたしたちの笑いの渦にまきこまれてくだされば幸いです。

                                              かわしまよう子


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